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イケメンで美人な女社長に婚約を迫られる
written by 松平蒼太郎
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  • 女社長
  • 逆プロポーズ
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  • 婚姻届
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公開日2022年10月25日 19:40 更新日2022年10月25日 19:40
文字数
1751文字(約 5分51秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女社長
視聴者役柄
マネージャー
場所
事務所の応接室
あらすじ
アイドル事務所を経営している女社長に、婚姻届サインさせられて、結婚指輪嵌めさせられて、誓いのキスされる話。
本編
やぁ、マネージャーくん。少しいいかな?


うん。ちょっと大事な話があるんだけど、
今、時間大丈夫?


ありがとう。そんなに
時間はかけないから、応接室の方に行こう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


すまないね。残業で忙しいところ…


それもそうだね。なら単刀直入に聞くけど…


マネージャー君…君、最近事務所のアイドルたちに
言い寄られてないか?


あぁ、やっぱり。
素直に認めてくれて嬉しいよ。


うん。後ろめたいからって
隠し立てされるかもとは思ってた。


彼女たちはこの事務所…ひいては会社にとって
大切な商品であることは分かるね?


そっか、うん…きちんと
理解しているようで何よりだ。


念のため確認だけど…
彼女たちとは一線を超えていないね?


うん、よかった。大切な
商品を傷モノにされたら
君を解雇せざるを得なかったよ。


君の仕事ぶりは評価してるからね。
君にはまだまだうちで
働いてもらいたいと思っている。


ふふ、そっか。君も
苦労してるみたいだね。


しかし…君がそんなに
モテるなんてなぁ…
わたしとしては少々
予想外だったりするんだよね。


あぁ、いや…ある意味
想定の範囲内ではあるかな?


すまない。今のはひとりごとだ。
忘れてくれ。


さて、そんなモテ期到来のマネージャーくんには申し訳ないが、この事務所を運営する社長として今の状況は見過ごせなくてね。


そうだね。彼女たちにはマネージャーくんのことを諦めてもらうしかないね。


このままだと彼女たちのアイドルとしての
活動にも支障が出るかもしれないから。


のらりくらり躱し続けるのも限界だろう?
わたしがとっておきの秘策を授けてやろう。


あぁ。この書面にサインをしたまえ。
これにサインするだけで今の問題の九割は
解決すると言っても過言ではない。


うん。見ての通り婚姻届だけど?それが?


そう。わたしと籍を入れるんだ。
そうすれば彼女たちも、マネージャー君には
おいそれと手を出せないだろう。


なに?わたしと入籍する気まではない?


そうか。だが、これは決定事項だ。
早くサインしたまえ。


やれやれ…マネージャー君、わたしは
これでも君のことをすご〜く買っているんだぞ?


仕事の能力の高さはもとより、人柄もスペックも申し分ない。社長であるわたしの夫としてはピッタリだ。


なんなら君を副社長にしてやってもいい。
そうすれば給料も上がるし、君にとっても悪い話じゃないんじゃないかな?


ふふ、そうか。
その岩のように固い意志も
個人的にはとても好感が持てる。


だけど…君に拒否権はない。
なぜならこれは社長命令だからだ。
隣、失礼するよ。


(横に座って腕に縋り付く)


ほら…よく見て?
わたしも君のために女を磨いてきたんだぞ?


こうしてくっつくと分かるだろう?
君を満足させられるだけの大きさの胸はある。


少し良い匂いを出すための香水やシャンプー選びにだって余念がなかったんだぞ?


君がこの事務所に所属してから
ずっと君を見てきた。


君の人柄も働きぶりもモテ具合も全部…ね?


「あぁ、これはわたしのお婿さん決定だな」って思ったし。


君にいつプロポーズするか
迷っていたんだが、今が
ちょうどいい機会かと思ってね。


あぁ、そうそう。
プロポーズで思い出した。
はい、これ。つけてあげるから指出して?


もちろん、婚約指輪だよ。
見て分かるだろう?


本気だよ、わたしは。
乙女の求婚を冗談だと
とらえる君の方がちょっと
どうかしてると思うぞ。


それにさっき言っただろ?
君に拒否権はないと。
これを見たまえ。


そう…君がアイドルたちに
迫られてる動画。
これをSNS上に流したら
どうなるだろうね?


うん、まぁなんとでも言いたまえ。
君と結婚するためなら手段は選ばないと
最初から決めてるんでね。


さ、どうする?
わたしと結婚して幸せな人生を送るか、
動画を流出されて大切なアイドルたちと
共に破滅するか…


構わないよ、わたしは。
君と結ばれないなら
会社なんて潰れた方がマシさ。


ほら…早く決めろ。
わたしと結婚するのか、しないのか。


ん…賢明な判断だ。
君ならそう言うと思っていたよ。
さ、左手の薬指を出して。


うん、君の指にピッタリだ。
わたしの見立てに狂いはなかった。


あとはこっちの婚姻届にも…
うん、よろしい。これで役所に届けられる。


さ、あとは誓いのキスをしようか。
わざわざ結婚式まで待つ気はないからね。
おいで…


(キス)


ふふふ…いい子だ。
さすがわたしの見込んだ男。


これからよろしくな…
愛しの旦那様♡ ふふふっ♪、
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
イケメンで美人な女社長に婚約を迫られる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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