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公開日2023年09月28日 15:45
更新日2023年09月28日 15:45
文字数
1461文字(約 4分53秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
元妻(幽霊)
視聴者役柄
元夫(作家)
場所
元夫の家
あらすじ
作家の男は〆切直前にも関わらず、執筆作業で行き詰っていた。そんな彼の前に現れたのは、死別したはずの元妻。彼女は男に憑依し、あっという間に原稿を書き上げるが、その直後に彼の魂を無理やり身体から引き離してしまって…?
本編
どうしたの?そんな頭抱えて…
書けない?どうして?もしかしてスランプってやつ?
ふふっ…嬉しいこと言ってくれるのね。生前もそんなふうに素直だったらよかったのに…
いいえ?恨み言を言いに来たわけではないわ。
ただ、悲しんでいる貴方を放っておいて、自分だけあの世に行くのがどうにも心残りでね…
化けて出てくるとは思わなかった?けど、それだけ貴方のことを愛していたということだけは、わかってほしいわ。
あら、そんな貴方を怖がらせるようなことしないわよ。
事故に遭ったままの姿で出てきたら、失神するでしょう?あれはちょっと嫌な死に方だったし…
ふふっ、どういたしまして。わたしも貴方に愛されたままの自分でいたかったし…綺麗な状態で出てくるのは当然よね。
それより…その先の展開が書けないの?プロットは組み立ててあるのに?
そう…なら、わたしが手伝ってあげようか?貴方の執筆作業…
えぇ、もちろん。生前はともかく、今のわたしなら確実に貴方の助けになれるわ。
どう?行き詰ってるなら、ここは騙されたと思って、わたしに任せてみるのも一つの手だとは思うけど…
ふふっ、了解♪ それじゃあ貴方の身体、少し借りるわね…
(夫の身体に憑依)
へぇ…これが貴方の身体。ずっとわたしを抱いてくれた身体…うふふ♪
あぁ、ごめんなさい。ちょっとトリップしちゃった。早速、執筆作業に取り掛かるわね…
(執筆開始)
…ん?どうしたの?わたし、何か気に障るようなことしちゃった?
あぁ、これくらいはできて当然よ。わたしは貴方の妻で、ゴースト。貴方の潜在能力を引き出すなんて余裕だから。
えぇ。貴方に憑依したら貴方の書こうとしてること、全部わかっちゃった。今はそれの文字起こしをしてるだけ。なんにも難しいことはないわよ。
これ、このまま全部書き上げちゃっていい?もう締め切り近いんでしょ?
わかったわ。それなら遠慮なく…
(執筆終了)
はい、できた。貴方が書こうとしてたのは、これで全部?
そう、よかった。それじゃあ今からは浮いた時間を全部、わたしのために使ってもらうわね。ん、しょっ…
(夫の魂を無理やり身体から引っ張り出す)
ふぅ…手荒な真似してごめんね?でも数時間程度なら、身体から離れてても大丈夫だから、安心して?
えぇ。今の貴方の身体は仮死状態。誰かに見つかったら大問題だけど、今は一人暮らしだし、大丈夫よね?
決まってるじゃない。わざわざ魂を引っ張り出したのは、もう一度わたしの感触を魂レベルで思い出してもらうためよ。
だって貴方…わたしが死んでから、不健全なお店でわたし以外の女の子とお楽しみだったでしょ?さっき憑依した時に貴方の頭の中、見えちゃったし。
色欲におぼれることで、わたしと死別した寂しさを紛らわせようとしたんでしょう?全部わかってるから。
浮気…と言いたいところだけど、今回は特別に許してあげる。貴方を一人残して、勝手に死んだわたしも悪いし。
けど、今後はああいうのはNGね。わたし、貴方の寿命が尽きるまで、ずーっと憑りつくつもりだから。絶対、成仏なんかしてあげない。
当たり前でしょう?向こう側で貴方を待つなんて、冗談じゃないわよ。今後、貴方が再婚しないとも限らないし。
えぇ…再婚なんて許さない。わたし以外の女を愛撫してる貴方を見るなんて耐えられない。そんな女が出てきたら、即呪い殺すから。
嫌…絶対離さない。わたしの存在を貴方に刻み込むまでは絶対に…
知ってる?魂って非実体的ではあるけど、ちゃんと感じることはできるのよ?
どうせわたしたちの姿なんて誰にも見えないし…今まで以上にヤりたい放題ってわけ♡
今後も執筆作業は手伝ってあげるから…わたし以外を愛しちゃダメよ?
書けない?どうして?もしかしてスランプってやつ?
ふふっ…嬉しいこと言ってくれるのね。生前もそんなふうに素直だったらよかったのに…
いいえ?恨み言を言いに来たわけではないわ。
ただ、悲しんでいる貴方を放っておいて、自分だけあの世に行くのがどうにも心残りでね…
化けて出てくるとは思わなかった?けど、それだけ貴方のことを愛していたということだけは、わかってほしいわ。
あら、そんな貴方を怖がらせるようなことしないわよ。
事故に遭ったままの姿で出てきたら、失神するでしょう?あれはちょっと嫌な死に方だったし…
ふふっ、どういたしまして。わたしも貴方に愛されたままの自分でいたかったし…綺麗な状態で出てくるのは当然よね。
それより…その先の展開が書けないの?プロットは組み立ててあるのに?
そう…なら、わたしが手伝ってあげようか?貴方の執筆作業…
えぇ、もちろん。生前はともかく、今のわたしなら確実に貴方の助けになれるわ。
どう?行き詰ってるなら、ここは騙されたと思って、わたしに任せてみるのも一つの手だとは思うけど…
ふふっ、了解♪ それじゃあ貴方の身体、少し借りるわね…
(夫の身体に憑依)
へぇ…これが貴方の身体。ずっとわたしを抱いてくれた身体…うふふ♪
あぁ、ごめんなさい。ちょっとトリップしちゃった。早速、執筆作業に取り掛かるわね…
(執筆開始)
…ん?どうしたの?わたし、何か気に障るようなことしちゃった?
あぁ、これくらいはできて当然よ。わたしは貴方の妻で、ゴースト。貴方の潜在能力を引き出すなんて余裕だから。
えぇ。貴方に憑依したら貴方の書こうとしてること、全部わかっちゃった。今はそれの文字起こしをしてるだけ。なんにも難しいことはないわよ。
これ、このまま全部書き上げちゃっていい?もう締め切り近いんでしょ?
わかったわ。それなら遠慮なく…
(執筆終了)
はい、できた。貴方が書こうとしてたのは、これで全部?
そう、よかった。それじゃあ今からは浮いた時間を全部、わたしのために使ってもらうわね。ん、しょっ…
(夫の魂を無理やり身体から引っ張り出す)
ふぅ…手荒な真似してごめんね?でも数時間程度なら、身体から離れてても大丈夫だから、安心して?
えぇ。今の貴方の身体は仮死状態。誰かに見つかったら大問題だけど、今は一人暮らしだし、大丈夫よね?
決まってるじゃない。わざわざ魂を引っ張り出したのは、もう一度わたしの感触を魂レベルで思い出してもらうためよ。
だって貴方…わたしが死んでから、不健全なお店でわたし以外の女の子とお楽しみだったでしょ?さっき憑依した時に貴方の頭の中、見えちゃったし。
色欲におぼれることで、わたしと死別した寂しさを紛らわせようとしたんでしょう?全部わかってるから。
浮気…と言いたいところだけど、今回は特別に許してあげる。貴方を一人残して、勝手に死んだわたしも悪いし。
けど、今後はああいうのはNGね。わたし、貴方の寿命が尽きるまで、ずーっと憑りつくつもりだから。絶対、成仏なんかしてあげない。
当たり前でしょう?向こう側で貴方を待つなんて、冗談じゃないわよ。今後、貴方が再婚しないとも限らないし。
えぇ…再婚なんて許さない。わたし以外の女を愛撫してる貴方を見るなんて耐えられない。そんな女が出てきたら、即呪い殺すから。
嫌…絶対離さない。わたしの存在を貴方に刻み込むまでは絶対に…
知ってる?魂って非実体的ではあるけど、ちゃんと感じることはできるのよ?
どうせわたしたちの姿なんて誰にも見えないし…今まで以上にヤりたい放題ってわけ♡
今後も執筆作業は手伝ってあげるから…わたし以外を愛しちゃダメよ?
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