- ファンタジー
- ヤンデレ
- サイコパス
- 先輩
- メイド
- サムライ
- 敬語
- 戦闘
公開日2023年10月18日 17:22
更新日2023年10月18日 17:22
文字数
1499文字(約 5分0秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
サムライメイド
視聴者役柄
青年執事
場所
某所
あらすじ
青年が命からがら逃げてきた先には、刀を携えた和風メイドが待ち構えていた。彼への愛をひとしきり語った後、彼女は居合の構えから彼に斬りかかって…?
本編
お待ちしておりました、執事くん。ここで会ったが百年目、ですね。
ふふっ…君の居場所くらい、余裕でわかりますよ。女の勘というやつです。ん、しょ…
(正座から立ち上がる)
正座というやつは少しばかり痺れますが…まぁ、これくらいはいいハンデでしょう。
はい。当然、逃がしなど致しません。ほかならぬ、お嬢様の命ですから。
それに…乙女心を散々弄んでおいて、あっさりはいサヨナラなんて許しませんよ?
いえいえ。お嬢様のではなく、わたしの乙女心です。
忘れたとは言わせませんよ?わたしがもう一度刀を握れるよう、励ましてくれたのは君ではありませんか。
お嬢様を狙う不届き者に打ち負かされ、逆にお嬢様に守られるという大失態を犯したわたしに、君は「あんな奴、もう一回やれば先輩が勝ちますよ」と鼻の穴をかっぽじりながら言ってくれましたよね?ちょっと前のことなのに、もうお忘れですか?
あはは…バレました?鼻をほじったというのは、少し話を盛りました。すみません。
それはともかく…消えかけていたわたしの闘志に再び火をつけてくれたのが君というわけです。結局君の言うとおり、再戦したらその男には勝てましたしね。
あ、今「たったそれだけのことで?」とか思いましたね?
いけませんよ…乙女が愛の告白をしているんだから、真面目に聞かないと。
「この刀でもって、お嬢様を守る」…それがわたしの生きている意味であり、わたしのすべて。それを尊重してくれた君はわたしにとって大切な人です。
はい。刀を振るうことしか能がなかったわたしをメイドとして雇ってくださったのがお嬢様ですから。あの方には一生忠誠を尽くすつもりです。
わたしの隣にいてくれたメイド仲間たち…そして、わたしを支えてくれた君にも一生をかけて恩を返していくつもりですから。あのお屋敷から、誰一人欠けることは許しません。
はい。君の手足を斬り落としてでも、お嬢様のもとに連れて帰りますから。どうかお覚悟を。
ふふっ…そんなにビビらなくても大丈夫でしょう?君の場合、手足を斬り落としてもどうせ生えてきますし。少しくらい本気を出しても問題ありませんよね?
あ、その人斬りメイドという言い方はやめてもらえません?全然可愛くないので。
まぁ、わたしも鬼ではありませんので、君が戦う準備ができるのを待ちます。流石に丸腰の相手に斬りかかるような真似はしませんので。ほら、護身用のナイフなり拳銃なり構えてください。
…正気ですか?本気で丸腰でわたしに挑む気ですか?ならわたしは真剣ではなく、模造刀に…
…ふふっ、あはは…!面白いことを言いますね、君は…ますます気に入っちゃいました。
えぇ。ならば遠慮なく、真剣で君を斬らせていただきます。
わたしの居合切り、きちんと止めてくださいね……はぁっ!
(居合切り)
……あれ?全く反応できてませんけど…さっき止めるって豪語したのは誰でしたっけ?
あははっ…予想外に速かったですか?それは残念でしたね。わたしの力を過小評価したか、ご自身の力を過大評価したか、はたまたその両方か…
まぁ、どちらにせよ構いません。腕は一本持っていっちゃいましたし…ここは大人しく降伏した方が賢明かと。
え?今なんt……わっ!
(しばらく咳き込む)
煙玉って…忍者ですか、あの人は…
まぁ、血の跡を辿っていけば、余裕で追いかけられますけど、今は…
(刀についた血を舐め取る)
ふふっ…執事君の血、意外とおいしいですね♡ ご飯三杯は余裕かもしれません♡
それにしてもさっきは真剣で来いって…彼のこと、『真剣に』愛してもいいってことですよね…?
はぁ…やっぱり好き♡ 弱っちいくせにどうしてあんなに男らしいんでしょうか…♡ ギャップ萌えでも狙ってるんですかね…?
さぁて…彼のことはゆっくりじっくり、追い詰めていきましょう。うふふ♪
ふふっ…君の居場所くらい、余裕でわかりますよ。女の勘というやつです。ん、しょ…
(正座から立ち上がる)
正座というやつは少しばかり痺れますが…まぁ、これくらいはいいハンデでしょう。
はい。当然、逃がしなど致しません。ほかならぬ、お嬢様の命ですから。
それに…乙女心を散々弄んでおいて、あっさりはいサヨナラなんて許しませんよ?
いえいえ。お嬢様のではなく、わたしの乙女心です。
忘れたとは言わせませんよ?わたしがもう一度刀を握れるよう、励ましてくれたのは君ではありませんか。
お嬢様を狙う不届き者に打ち負かされ、逆にお嬢様に守られるという大失態を犯したわたしに、君は「あんな奴、もう一回やれば先輩が勝ちますよ」と鼻の穴をかっぽじりながら言ってくれましたよね?ちょっと前のことなのに、もうお忘れですか?
あはは…バレました?鼻をほじったというのは、少し話を盛りました。すみません。
それはともかく…消えかけていたわたしの闘志に再び火をつけてくれたのが君というわけです。結局君の言うとおり、再戦したらその男には勝てましたしね。
あ、今「たったそれだけのことで?」とか思いましたね?
いけませんよ…乙女が愛の告白をしているんだから、真面目に聞かないと。
「この刀でもって、お嬢様を守る」…それがわたしの生きている意味であり、わたしのすべて。それを尊重してくれた君はわたしにとって大切な人です。
はい。刀を振るうことしか能がなかったわたしをメイドとして雇ってくださったのがお嬢様ですから。あの方には一生忠誠を尽くすつもりです。
わたしの隣にいてくれたメイド仲間たち…そして、わたしを支えてくれた君にも一生をかけて恩を返していくつもりですから。あのお屋敷から、誰一人欠けることは許しません。
はい。君の手足を斬り落としてでも、お嬢様のもとに連れて帰りますから。どうかお覚悟を。
ふふっ…そんなにビビらなくても大丈夫でしょう?君の場合、手足を斬り落としてもどうせ生えてきますし。少しくらい本気を出しても問題ありませんよね?
あ、その人斬りメイドという言い方はやめてもらえません?全然可愛くないので。
まぁ、わたしも鬼ではありませんので、君が戦う準備ができるのを待ちます。流石に丸腰の相手に斬りかかるような真似はしませんので。ほら、護身用のナイフなり拳銃なり構えてください。
…正気ですか?本気で丸腰でわたしに挑む気ですか?ならわたしは真剣ではなく、模造刀に…
…ふふっ、あはは…!面白いことを言いますね、君は…ますます気に入っちゃいました。
えぇ。ならば遠慮なく、真剣で君を斬らせていただきます。
わたしの居合切り、きちんと止めてくださいね……はぁっ!
(居合切り)
……あれ?全く反応できてませんけど…さっき止めるって豪語したのは誰でしたっけ?
あははっ…予想外に速かったですか?それは残念でしたね。わたしの力を過小評価したか、ご自身の力を過大評価したか、はたまたその両方か…
まぁ、どちらにせよ構いません。腕は一本持っていっちゃいましたし…ここは大人しく降伏した方が賢明かと。
え?今なんt……わっ!
(しばらく咳き込む)
煙玉って…忍者ですか、あの人は…
まぁ、血の跡を辿っていけば、余裕で追いかけられますけど、今は…
(刀についた血を舐め取る)
ふふっ…執事君の血、意外とおいしいですね♡ ご飯三杯は余裕かもしれません♡
それにしてもさっきは真剣で来いって…彼のこと、『真剣に』愛してもいいってことですよね…?
はぁ…やっぱり好き♡ 弱っちいくせにどうしてあんなに男らしいんでしょうか…♡ ギャップ萌えでも狙ってるんですかね…?
さぁて…彼のことはゆっくりじっくり、追い詰めていきましょう。うふふ♪
クレジット
ライター情報
pixivにてフリー台本を投稿しています。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)