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【ほのぼの/微ツンデレ】女子校通いの幼馴染が持つ卑しさの真髄
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 幼なじみ
  • 微ツンデレ
  • 受験生
  • 独占欲
  • 予備校
  • 青春
公開日2024年06月06日 11:35 更新日2024年06月06日 11:35
文字数
1092文字(約 3分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染女子
視聴者役柄
幼馴染男子
場所
某所
あらすじ
予備校から帰ろうとした矢先、同じく予備校に通っていた幼馴染の女の子に声をかけられる。そのまま帰路を共にし、なんてことない雑談を交わしていると、なぜか休日に二人きりで勉強会をするという約束を取り付けられてしまって…?
本編
よ。アンタも予備校の帰り?一緒に帰ろうよ。


うん。あたしも自分のコマ終わったとこ。てか、そろそろ模試近くない?憂鬱になるよねー。自分の実力が否が応でも結果として見せつけられてさー。


え?あぁ、あたし?T大志望だけど、それが?


いや、頭良いっていうか…まぁ、その、憧れの先輩がさ、ちょうどT大にいるから、あたしも行ってみたいなー、なんて…


はっ、はぁ⁉︎ 恋⁉︎ なんでそーいう話になるわけ⁉︎ 相手、普通に女の先輩だけど⁉︎


当たり前じゃん!大体あたし、女子校だよ⁉︎ 男との出会いなんてあるわけないじゃん!


はぁ?アンタは腐れ縁だから、ノーカンに決まってんでしょ。何言ってんの?


てゆーかさ…そーいうアンタはどーなの?男子校、女子との出会いあんの?


あ、その反応はないんだ。そりゃそっか。何か知り合いの伝手でもない限り、異性と知り合う機会なんてそうそうないもんね。


予備校は…別にただ普通に勉強してるだけだし、そんな誰かと特別仲良くなる機会なんてないし。


いや、それは漫画の見過ぎ。勉強の教え合いをきっかけにだんだん仲良く〜…なんてのは、現実には起こり得ないから。あれは普通にフィクションだよ。


そんな残念そうな顔されても…ガールフレンド、そんなに欲しかった?


え、それはやだ。なんでアンタに女の子を紹介しなきゃいけないわけ?アンタと顔合わせるその子が可哀想じゃん。


あ、自覚ないんだ。いっぺん鏡見た方がいいよ?手鏡あるけど、貸してあげようか?


ふふふ、バーカ♪ アンタの不細工なツラは、あたしだけに見せてりゃいーの♪ わざわざ他の子にまで晒す必要ないじゃん。ね?


あ〜、うるさっ…あたしはいいんですー。別にアンタ以外との男子の交流なんて求めてないしー。


は?ちげーし。負け惜しみとかじゃねーから。アンタ、調子乗ってっと、目ん玉潰すよ?


ったくさぁ…そーやってデリカシーないこと言っても許してくれる女子なんて、マジであたしくらいだし。そこんとこ、ちゃんと理解してよ?


…あっそ。こんなこと言うのはあたしにだけ、か…ふふ…


…べっつにー?何もおかしくありませんけど?ちょっと思い出し笑いしただけ。


それよりさ、今度予備校ない日、どっちかの家で勉強会しない?家でずっと一人だと気が滅入るでしょ?仕方ないから、あたしが相手してあげる。


はぁ?そこで今さら遠慮する?さっきはあんなデリカシーないこと言ったくせに。


あー、うるさいうるさーい。これもう決定事項だから。てことで、今度アンタん家に勉強道具持ってお邪魔するねー。逃げたら許さないから。


ん、オッケ。じゃあ、いつも通り英語は教えたげるから、理数系はよろしくね?


うん。そいじゃ、あたしこっちだから。またね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ほのぼの/微ツンデレ】女子校通いの幼馴染が持つ卑しさの真髄
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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