「大人になった君との夏」の続編、クリスマスイブver！耳かきと告白により、ドキドキが止まらないシナリオかも！

（チャイム音）
は〜い、今行きま〜す。
・・て、君！？あれ、どうしたの？
元気？て・・お姉さんは元気だけど・・
どうして・・急に私のところに？
君が帰ってくるのは。夏の打ち上げ花火の日なのに。

え・・1年も待てないよって。
それに、今日はクリスマスイブだから。
一緒に居たいって？
・・フフ、何か照れちゃうなあ。でも、嬉しい。
そんな風に思ってくれて、嬉しいよ。
玄関で立ち話もなんだから、上がって上がって♪
どうしたの？キッチンに寄りたいって。
え？ケーキ買ってきたから、後で頂こうて。
フフ・・有難う。それじゃあ、次は。
お姉さんのお部屋、来る？
ん、行こっか♪

さあ、適当に座ってくつろいでて。
何か持ってくるね。
コーヒーと紅茶、どっちが良い？
コーヒーね、分かったわ。
（湯を沸かす音）

お待たせ。はい、どうぞ。
美味しい？なら良かった。
でも、君が来るとは思わなかったよ。連絡入れてくれれば良かったのに・・
驚かせたかったの？
そっかそっか・・悪戯っ子と言うか、行動力が凄いと言うか。
あ、ううん。迷惑じゃないよ。むしろ、嬉しい。私は、あの打ち上げ花火の日から。
1年も待たなきゃいけないって。我慢しなきゃダメだって思ったけど。
君の方から、来てくれて嬉しい。
私に会いたいと思ってくれて。
自分の気持ちに、思いのままに動いたから。好き。

え？本当は、僕も1年我慢しないと思ったけど。
けど・・なあに？言ってごらん。
クリスマスイブだから、一緒に過ごしたくて。
居ても立っても居られなかったんだね。
フフ・・なら、君にとって。私は。
特別な人・・大切な人なんだね。
顔真っ赤だよ？可愛いなあ・・そんな君には〜。
ほれ〜♪ほっぺをウリウリ〜♪
フフ・・モチモチで気持ちいい♪

あ、そうだ。そういえば、買い物まだだった。
良かったら、一緒に行かない？
ん・・行こっか（コーヒー啜り終わり、外出）

何作るのって？クリスマスイブだからね〜。
ポトフとチキンとドリアにしようかな〜て。
楽しみにしててね♪
それにしても寒いね〜。ほら見て。息が白い。
ん？どうしたの？手、貸してって・・
手袋買ってくれたの？わざわざお姉さんの為に？有難う・・暖かいよ。君も持ってるんだね。
なら、手。繋いじゃう？
なんてね・・それは、恥ずかしいのかな？
え・・繋ぐって。うん・・ギュッ。
あれれ？また赤くなったね。そうよね。だって。恋人繋ぎ・・だもんね♪
でも良いじゃない。だって今日は大切な人と過ごす特別な日。
恋人繋ぎしても変じゃないよ？それとも・・
お姉さんとは、まだ。こういうこと、できない？
できない訳、無いよね？だって、私と。
今日という日を過ごしたいと思ってくれた君だから。
私のことを大切な人と思ってくれた君だから。
返してくれるよね？
有難う・・なら、君からも絡めて。
フフ・・ますます赤くなった。
・・スーパー着いたね。パパッと買い物済ませちゃおうか♪

ただいま〜！有難う、荷物持ってくれて。
じゃあ、お姉さん。ご飯作ってくよ〜♪
手伝ってくれるの？・・でも良いわ。
君は、ゆっくりしてて。気持ち嬉しい。有難う。

お待たせ〜♪もう、そんな目を輝かせて。
それじゃあ食べましょう？頂きま〜す。
ご馳走様でした。は〜い、お粗末様でした〜。
綺麗に食べてくれて有難う。
あ、そうだケーキまだだったね。切ってくるね。
え？ホールのケーキじゃないの？どんなの？
（キッチンから持ってくる）

あ〜！流石。お姉さんの好み、よく分かってる。お姉さんを喜ばせたかったんだね。有難う♪
じゃあ、食べましょう。
ん〜！美味しい！
このフルーツの甘酸っぱさが、たまんな〜い！
え？君のも一口くれるの？なら、シェアしよ？
あ〜ん・・する？フフ、それは恥ずかしいのね。
ん〜！ご馳走様でした〜。洗い物してくるね〜。
今度こそ手伝いたいの？・・なら、甘えちゃう。
お姉さんの料理、どうだった？・・良かった。
私もね。凄く嬉しかったよ。
一人暮らしだとさ。特に今日とか寂しいから。

さて、洗い物も終わったことだし。
お姉さんのお部屋来る？また耳かきしてあげる。
うん・・行こっか。

じゃあ、ベッドに腰掛けるから。お膝においで？右耳からいきましょうね〜？
フフ・・相変わらず気持ち良さそう。
髪の毛もフワフワで、私も気持ち良いわ。
眠たいなら、寝ていいからね。
（暫く右耳かき）

お〜い。お〜い。本当、すぐ眠っちゃって。
仕方ないわね〜（吐息）
起きた〜？おはよう。
右耳終わったから、反対向いてね。

じゃあ、こっちも気持ちよくするからね〜。
入れるよ？
（暫く左耳かき）

フフ・・可愛い寝顔。
お姉さんの耳かきが好きなのかな？若しくは。
お姉さんのことが、好きなのかな？
もう、この寝顔・・誰にも見せちゃ嫌。私だけ。

・・今日は、有難うね。
君が来た時は驚いたけど、会えて嬉しかった。
私が寂しいと感じるように、君も同じように思ってくれて、嬉しいの。
まさか、クリスマスイブを君と過ごすなんて思わなかった。
打ち上げ花火の日から、数ヶ月しか経ってないのに。
会いにくるなんて、甘えたさんめ♪

君から手袋貰っちゃったし。
幸せな一時（ひととき）もくれたけど。
私からのプレゼント、どうしよ・・
1人で過ごすつもりだったから。う〜ん・・
えっと・・その。まだ、起きないでね？
（頬キス）

ほっぺだけどキスしちゃった。流石に口はまだ。その・・それは、君が起きた時に堂々と・・ね？
何度も言うけど。
私は誰にでも、こんなことしないから。
君が大好きだから・・ずっと変わらないよ。
だから、君も。ずっとお姉さんの側に居て。
帰れる日が少なくても良い。君が側に居るなら。私、待ってるから。君と私がいつか。
キチンと愛し合えることを。
でも君は真面目だから、きっとすぐには答えは出せないよね。
すぐ答えなくていいよ。君が良ければ私は。
いつでも待ってる。
何度も言うね・・好き。好き。だ〜い好き。
と、こっちのお耳もいいかな。
お〜い。お〜い。（吐息）
フフ・・終わったよ。

ねえ、また。一緒に寝よ？
君と会える日が少ないからこそ。誰よりも。
君を近くで感じたい・・良いよね？
有難う。
お布団暖かいね♪
え？伝えたいこと？なあに？
好きって・・え？仲の良いお姉さんとして？
それとも1人の女性として？
1人の女性として・・て。本当？本当に本当？
あ・・あれ？何か涙が。ご、ごめんね。
ダメ。今お姉さん、顔見せられない。
だって嬉しいんだもん。ずっと好きだった君が。ついに私の気持ちに応えてくれたから・・
ヤダ・・！そんな優しく頭撫でないでよ。
ますます涙が出るから。
嘘・・もっとして？

（啜り泣きしながら）
私から君を撫で撫ですることは、あっても。
君から私にしてくれたことは、無かったね。
・・うん、大分落ち着いた。有難う。
えっと・・私達これから恋人同士で良いのよね？えへ・・えへへ。照れる。
あ〜・・かもね。遠距離恋愛かも知れない。
どうしよう、付き合えたけど。
会えない間の寂しさをどうすれば。
やっぱり通話とか・・？
え・・！毎月帰って来るって。良いの？
嬉しい・・でも、無理しないでね。
フフ・・ごめん。まだ私興奮しちゃってる。
でも、君の思い。確かに受け取ったわ。有難う。
ねえ・・会えないからって浮気しちゃダメよ。
お姉さんも？も〜！お姉さんは。
君だけです〜。（少しふてくされる）
フフ・・真っ赤。
うん♪ずっと一緒よ。

ふわ〜（欠伸）、眠たいね〜。
また頭撫でてくれるの？落ち着く・・
おやすみなさい。メリークリスマス♪（リップ音）

END

・台本（ゆるボイ！）
君と繋がれたイブ
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
遊雨紫音