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ヤンデレ保険医さんに愛される
written by シガ爺
  • 教師
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1107文字(約 3分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
保険医
視聴者役柄
生徒
場所
指定なし
本編
やぁ君か、どうしたんだい?
今日はまた随分と顔色が悪いね。
何か嫌なことでもあったのかな?
まぁ座りなよ、話ぐらいなら聞いてあげるさ。
高校生の体と心を癒すのが私の仕事だからね。

(間を空ける)
ふーん、付き合ってた子に振られちゃったんだ。
それに理由も教えて貰えなかったのかい?
それは辛かったね。
ところで……君の付き合って女の子って、君のクラスの委員長ちゃんじゃない?
あぁ、やっぱりそうか。

いやね、私見ちゃったんだよ。
ほら、これ。
この動画、映ってるの委員長ちゃんだよね?
そうだよねぇ委員長ちゃんだよねぇ…なんか見覚えがあると思ったんだ。
これ、この前帰りに通りがかった空き教室の外から見ちゃったんだよ。
そのとき咄嗟に撮っておいたんだ。
もう酷かったよ。
この女、ちょっと顔がいい先輩に声かけられたからって教室にホイホイ連れ込まれちゃっててさぁ。
最初は揉めてる振りなんかしてたけど、最後は自分から腰振っちゃってさ。
きったなく喘ぎやがって。気持ち悪いったらありゃしない。ほんとに君の彼女だったなんて信じられないよ。

あぁ、泣いてしまったのかい?
可哀想に…。
ほら、抱きしめてあげる。おいで。
よしよし。辛いよね。苦しいよね。
でもこんなクソビッチのために君が傷つく必要なんてないよ。
君みたいな真面目で優しい子はもっと大人の女性と付き合うべきだ。
たとえば、私とかね。
ん?先生は先生だから自分とは付き合えない?
そんなこと、愛の前では関係ないよ。
私は君を愛している。
私はいつも頑張っている君を知っているからね。
幸運なことに私は保険医だ。
たとえ君と付き合っても成績をどうこう出来る立場じゃない。余程のことが無ければ学校もうるさく言ってこないはずさ。

……それに学校の連中は私に歯向かうなんて出来ないだろうしね。

いや、なんでもないよ。
ほら、泣いて疲れてしまったろう?
ベッドに行こう、添い寝してあげるから。
私がそばに居て君を守ってあげるから、私の胸の中で安心して眠って良いからね。
(間を空ける)
ふふっ…泣きじゃくって眠ってしまうなんて赤ん坊みたいでかわいいなぁ。
なんで私があんな動画をちょうど持ってたのか疑問に思わないなんて、君はほんとに優しいんだね。

君の彼女だったあいつは私がけしかけた男どものせいで壊れてしまったんだよ。
でも、あいつが君のことを心から愛していたのならもっと真剣に拒むはずだ。
それなのにあのクソ女、君のことなんか忘れてよがってた。
つまり君への愛はそんな程度のものだったというわけだね。
でも私はそんな事ないよ。
私だけは君を裏切らない。君を傷つけない。
君をずっと守って、愛してあげる。
弱くて、脆い、私の胸の中で震えて眠ってしまうようなかわいい君が大好きだよ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ保険医さんに愛される
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シガ爺
ライター情報
 シガ爺と申します。
 ゆるゆるとフリー台本を書いている、しがない物書きです。
 ヤンデレ、人外娘、いちゃらぶ、年上ものが好きでよく書きますが、最近は他にも書けるように色々試してみてます〜。
 ご縁のあった方はお楽しみくださいませ。
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