田舎に帰るたびに顔を合わせる、仲の良い幼馴染。
連休最終日、夏祭りの喧騒を抜け出し、二人だけの秘密の場所で花火を見ることに。
しかし、来年からしばらく会えなくなることで、あなたへの想いが溢れてしまった幼馴染は……。

はい、ラムネ買ってきたよ。

あとで50円ね。

………………。

わっ、もーなにやってんのー？　ふふふっ。

下手っぴだなぁ。まったく、これだから都会の人は。

……当たり前じゃん！　まぁ見てなさい、私の綺麗なラムネ開封劇、を……。

う、んっ……ぐぬぬ…………。

開かない……。

………………。

何さその目は。おいニヤニヤするなーっ。

……あ、開けてよ、これ。

な、もう！　聞こえてるくせに。

あー！　先に飲むなってばーっ！

ねえ開けて、お願い。　はやくぅー。

………………。

ありがと……。最初から素直に開けてくれればよかったんだよう、まったく。

……はい、じゃあ乾杯。

んくっ……ごくっ……。

はぁ……。

……またお盆終わっちゃうね。

あんたが来てくれると、退屈しなくて済むからさ。

やっぱ、ちょっと寂しいんだよ。お盆明けはいつも。

……冬はこっちには来ないの？

そう……。

じゃあまた来年かぁ。……え？

ああ、そっか、受験か……。

てなるとしばらく会えないんだね。

そっかぁ…………。うーーーん……。

……うん？　進路？

まだちょっと悩み中だけど、たぶん上京はしない、かなって感じ。

まぁ、東京にあんまり憧れとかないしね。

そういうのがあるとすれば…………。

……ううん、なんでもない。

っていうか、あんたはどうなの？　大学決めたの？

ああ、そうなんだ。確かに昔から好きだったね、そういうの。

頑張んないとね。お互い。

大学生になったからって、あんまり女遊びとかするなよ？

いや、なんでって……。それはまぁ……ね。

………………。

あ、花火だ。

………………。

うん、きれいだね……。

………………。

……ん？　どうしたの？

手ぐらい、昔はよく繋いだじゃん。

それともなぁに？　私のこと、異性として見てるの？

あははっ、そんな首振んなくてもいいのに。

……いいんだよ、私はそれでも。

ふふっ、何でもないよ。

………………。

………………。

……なんだよう。ハグだって昔よくしたでしょ。

………………。

……やっぱ無理があるか。あはは……。


ちゅっ。


………………。


ちゅっ、ちゅぱっ……ちゅ……。


あ……、なんで離しちゃうの……？

友達……？　いや違うよ。

私たち幼馴染だよ。あんたが8歳になるまでは、ずーっと一緒にいたんだよ。

友達なんかよりずっとずっとあんたのこと知ってるもん。

ずっとずっと……、あんたのこと……っ。


んちゅっ……ちゅ…、ん、ちゅ……っ……。


ん……ちゅっ……、だめ、やだ離さないで……。


……幼馴染、だからなの？　だから親友みたいな距離感になっちゃったの？

だったら私……、幼馴染になんてなりたくなかったな……。

あんたが向こうに行ってから出会う女の子になりたかった。

あんたが大学に行ってから出会う、女の子になりたかったよ……。


ちゅ……ちゅぱっ……、ん……んちゅ……ちゅ……。


……こんなに、好きなのになぁ……。


ちゅ……ん……ちゅっ……。


ん……ちゅっ……。


…………。

……。

なにって……、ボタン外してるだけだよ。

見てわかんないの……？

大丈夫だよ、ここ誰も来ないでしょ……。

二人でよく遊んだよね。秘密基地って言ってさ……。

だから、大丈夫……。バレたりしないから……。


ちゅぷっ……。


わっ、びっくりした。い、痛かった……？

そ、そう……？　ならいいけど……。


ち、ゅっ……、ん……れろっ……。


ねぇ、もしかして乳首弱いの……？

ふふっ、かわいいね……。いいよ、たくさん舐めたげる。


ちゅ……ぷっ……、ちゅぱっ……ちゅ……


これも……、まだ私しか知らないことだよね……。

わかるよ……、あんた、嘘はつけないもんね……。

いいんだよ……、私を好きになってくれなくても……。

でも、でも……。

あんたの初めては、全部もらうから。

ふふっ、体びくびくしてるよ……。

ねぇ舌出して……。


ん……ぢゅるっ……ちゅっ……ぱっ……、ちゅ……。


はぁ……はぁ……。

……わ。こんなに硬くなるんだ……。

……………………。

気持ちいい……？　服の上からだけど……。


ちゅっ……ちゅっ、ちゅ……、ん、ちゅっ……。


じゃあ、脱がしていいよね……。

…………っ。

すご、おっきい……。

や、やっぱ、昔とは違うね……。ふふっ。


……はむっ。


ん、むっ……はぷっ……じゅるっ……。


……ん？　大丈夫だよ、きたなくないよ……。


ちゅぷっ……、らって……、ちゅっ……じゅるっ……。


ん……ちゅ……、あんたのだもん……。


んぐっ……かぷっ……ちゅ……じゅるっ……。


はぁっ……、はぁっ……。

ねぇ……。

もう、いれてもいいかな……。

私もう、我慢できないよ……。

あんたも……？　ふふっ、嬉しい。

あ、いいよ、そのまま横になってて……。

……ゴム？　持ってると思う……？

いいよそのままで……。そのままがいいの……。

じゃ、じゃあ……。

いれちゃうね……。

…………。


はぅ……っ、ぐ、う……。


ちょっ、ちょっと待って……。しばらく、このままで、いさせて……。

はぁっ……、はぁ……。

……ふふっ。はいっちゃったね。

これで私たち、もうただの幼馴染じゃないよ……。


ちゅっ……。


……大好き。

さっき、私のこと好きになってくれなくてもいいって、言ったけどさ……。

やっぱり、思った。他の人に渡したくないなぁって。

……大好きだよ、ちゅっ……、ちゅぱっ……。

……ちゅ、んっ……、大好き……。

………………。

そろそろ、動ける、かも……。

じゃあ、いくよ……。


んっ……う……はぁっ……、あ……ぅ……んっ……。


う、んぁっ……、や、やば、これ……。

大、丈夫……。ちょっとだけ痛いけど……。

けど、すごく……、気持ちい、い……っ。


あっ……あぁっ……んっ……、んぅっ……。


気持ち、いい……？　ほんと……？

ふふっ、私も……。

……え？　動いてくれるの……？

わかった……。じゃあ、前から、してほしいな……。

あんたに見つめられながら、したい……。

うん、大丈夫……、背中痛くないよ……。

来て……。


はっ……ん……っ。


んっ……あんっ……、あぁっ……ん……。


はぁっ……、ね、ねぇっ……、んっ……キス……。

キス……してっ……。あ……うっ……。


ちゅ……っ、ん、あっ……ちゅっ……ちゅ、んっ……。


ちゅっ……、ぷはっ……、んぅっ……。


好き……、好きっ……、好き……！

……もうっ、イきそうなの……？

いいよ、そのまま出してっ……。

だめっ、出して……。そのままっ、中に……っ。

私、あんたの初めて全部もらうって言ったよね……。

中に出すのも、私が初めてじゃなきゃ、いや……。

だからっ……、ん、お願いっ……あぁっ……。

全部……、中に出して……っ。


あぅっ、んっ……、はぁっ……んっ……あ……っ。


んんっっ……！　あっ……ぅ……。


はぁっ……はぁっ……。

はぁ……。

………………。

ふふっ、最後までしちゃったね……。

気持ちよかった……？　そか……、よかった……。

私も……。すごく気持ちかった……。


ちゅっ……、ん……ちゅ……っ……。


………………。

花火、もう終わってるね……。

……戻ろっか。そろそろみんな心配しちゃうし。

じゃあ、行こ。はいっ。

……どしたの？　手は、昔は繋いでたでしょ。

というか、私たち今もっとすごいことしてたんだよ……？

いいじゃん、これくらいさ……。

ほら、……ね？

ふふっ、ありがと。

よしっ。帰ろっ。

・台本（ゆるボイ！）
帰省先の幼馴染【R18】
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
俳音