寝てしまった彼女と同棲しているあなた。
彼女を待っている間に寝てしまったあなたを見つけた彼女があなたに囁くそんな話です。

「ただいまぁ
（遠くから声）


あれ？ 寝ちゃってる？


もう、帰ってきてそのまま寝ちゃったの？


着替えないで寝ちゃってるし…
（独り言のように言う）


風邪引いちゃうよ？ ほら起きて


君は1度寝たらなかなか起きないんだから…もう
（布団をかける音）


しょうがないか…最近、頑張ってたもんね…。


毎日お疲れ様…って言っても聞いてないか…。


（顔をツンツンする）


ふふっ ほんといい顔で寝てるね…。


いつまでもツンツンしていたくなるよ。


君はいつでも頑張りすぎるところがあるよね…。
（そっと耳元で囁く）


よしよし…。
（頭を撫でる）


でも…たまには息抜きしないとね。


君は頑張ってる…うん…頑張ってる。


最近2人の時間少ししか取れてないでしょ？


ちょっとだけ寂しいなぁ…なんてね…。


君がね頑張ってると私も頑張らなきゃって背中を押されるような気持ちになるの…。


悪いことじゃなくてね…私がどうしても前に進めないときに君の姿に勇気をもらってるの。


なんだかね…君に助けられてばっかりだなぁって思ってね。


だからね決めたの。


君の心の拠り所になるって。


君が頑張りすぎちゃって充電切れになったら、私が寄り添って全力で君を癒して充電するの。


そして充電がいっぱいになったら笑顔で送り出すの。


そんな存在でありたい。


だからね…。


今日は本当にお疲れ様…。


明日からも頑張ってね。


疲れたら…私が充電してあげるね。」
（キス音）

・台本（ゆるボイ！）
疲れて寝ているあなたに
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
言葉の落葉