- 甘々
- アウトドア
公開日2021年09月12日 04:44
更新日2021年09月12日 04:44
文字数
1250文字(約 4分10秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
家
あらすじ
インドア派彼氏とアウトドア派彼女のお話です。
本編
(本を指差しながら)
ねぇ、でさぁここの展開が面白くてさぁ…。
って聞いてる?
なんでもないなんて嘘。
最近ずっと暗い顔してるよ?
何か悩み事があるなら言ってよ。
君がそんな暗い顔し続けるのは私…嫌だな。
(心配そうに)
それとも私に言えないようなこと?
え?私に謝りたいことがあるって?
え?君は私に悪いことなんて一つもしてないよね?
僕がインドアで引きこもりがちで全然アウトドアっぽいことさせてあげられてないって…。
そんなこと…
最近アウトドアの雑誌ばかり見てるから本当はもっとアウトドアっぽいことしたいけど僕が邪魔してるんじゃないかって…。
君に無理させるぐらいなら別れたいって…。
…。
あーあなんだバレてた?
(急に面倒そうに)
本当はこんなインドア生活、飽き飽きしてたんだよねぇ。
一日中家にいてさ、何が楽しいんだかわかんないよ。
…。
ふふふっ
(急に笑い出す)
なんてね
(いたずらっぽく)
君と付き合う前の私ならそんなこと言ってたかもね。
でもね、今はそんなこと微塵も思わないよ。
だってね、今はアウトドアっぽいことより君といる時間のほうが私にとっては楽しいから。
本当?って ふふっ本当だよ。
ほら、ぎゅ〜〜ぅ
(そっと抱きしめる)
こうしてね近くで君を抱きしめる。
それだけでね、なんだか幸せな気持ちになるんだ。
それにね、君は私の知らなかった休日の楽しみ方を教えてくれたんだよ?
それはね、これ。
(本を取り出す)
そう、本だよ。
君は本を読む楽しさを教えてくれたよね。
特に小説を読むのが楽しくてさ。
(楽しそうに語るように)
私ね、漫画しか読んだことなかったんだ。
漫画は場所や登場人物が絵で表現されていて場所の風景や登場人物の表情が絵を通して分かるけど小説は文字だけでそれを表現してるから私は難しいイメージをもって読もうとしなかったんだ。
でも君に勧められて読んでみた。
最初はね、登場人物の性格とか心情とかが分からなくて何これってなったんだけどね。
読み終えてからまた読み返してみたの。
そしたら最初に読んだときにはわからなかったことがだんだんとわかってきてね、文章の一つひとつから登場人物についてや場所の風景なんかも。
ちゃんと物語を理解したとき初めて本の面白さに気づいたの。
君が教えてくれたんだよ?
君と出会わなかったら絶対分からなかった。
君が、
君が私に新しい世界を見せてくれたんだよ。
だから私は君といて無理したことなんてないんだよ?
むしろ感謝してる。
ありがとね。
だからそんなに自分を悪く思わないで。
私は今の君がいいの。
今の君が好きなの。
それに…さ。
アウトドアっぽいことなら別に外へ行かなくても出来るしね。
ほら、これ見て。
(雑誌を見せる)
私ね最近あるものを探しててずっと雑誌見てたんだけどね。
やっと見つけたんだ。
ほら、これ。
この焼肉プレートを買ってベランダでBBQしよっ。
これなら煙の量が少なくて済むんだよね。
その分値段は高いけど…。
二人でコツコツ貯めていこっ。
昼はBBQして夜は夜空の下で読書…なんて。
素敵でしょ?
だからさ、これ買ってさ。
ベランダで二人っきりのアウトドアしよ?
ねぇ、でさぁここの展開が面白くてさぁ…。
って聞いてる?
なんでもないなんて嘘。
最近ずっと暗い顔してるよ?
何か悩み事があるなら言ってよ。
君がそんな暗い顔し続けるのは私…嫌だな。
(心配そうに)
それとも私に言えないようなこと?
え?私に謝りたいことがあるって?
え?君は私に悪いことなんて一つもしてないよね?
僕がインドアで引きこもりがちで全然アウトドアっぽいことさせてあげられてないって…。
そんなこと…
最近アウトドアの雑誌ばかり見てるから本当はもっとアウトドアっぽいことしたいけど僕が邪魔してるんじゃないかって…。
君に無理させるぐらいなら別れたいって…。
…。
あーあなんだバレてた?
(急に面倒そうに)
本当はこんなインドア生活、飽き飽きしてたんだよねぇ。
一日中家にいてさ、何が楽しいんだかわかんないよ。
…。
ふふふっ
(急に笑い出す)
なんてね
(いたずらっぽく)
君と付き合う前の私ならそんなこと言ってたかもね。
でもね、今はそんなこと微塵も思わないよ。
だってね、今はアウトドアっぽいことより君といる時間のほうが私にとっては楽しいから。
本当?って ふふっ本当だよ。
ほら、ぎゅ〜〜ぅ
(そっと抱きしめる)
こうしてね近くで君を抱きしめる。
それだけでね、なんだか幸せな気持ちになるんだ。
それにね、君は私の知らなかった休日の楽しみ方を教えてくれたんだよ?
それはね、これ。
(本を取り出す)
そう、本だよ。
君は本を読む楽しさを教えてくれたよね。
特に小説を読むのが楽しくてさ。
(楽しそうに語るように)
私ね、漫画しか読んだことなかったんだ。
漫画は場所や登場人物が絵で表現されていて場所の風景や登場人物の表情が絵を通して分かるけど小説は文字だけでそれを表現してるから私は難しいイメージをもって読もうとしなかったんだ。
でも君に勧められて読んでみた。
最初はね、登場人物の性格とか心情とかが分からなくて何これってなったんだけどね。
読み終えてからまた読み返してみたの。
そしたら最初に読んだときにはわからなかったことがだんだんとわかってきてね、文章の一つひとつから登場人物についてや場所の風景なんかも。
ちゃんと物語を理解したとき初めて本の面白さに気づいたの。
君が教えてくれたんだよ?
君と出会わなかったら絶対分からなかった。
君が、
君が私に新しい世界を見せてくれたんだよ。
だから私は君といて無理したことなんてないんだよ?
むしろ感謝してる。
ありがとね。
だからそんなに自分を悪く思わないで。
私は今の君がいいの。
今の君が好きなの。
それに…さ。
アウトドアっぽいことなら別に外へ行かなくても出来るしね。
ほら、これ見て。
(雑誌を見せる)
私ね最近あるものを探しててずっと雑誌見てたんだけどね。
やっと見つけたんだ。
ほら、これ。
この焼肉プレートを買ってベランダでBBQしよっ。
これなら煙の量が少なくて済むんだよね。
その分値段は高いけど…。
二人でコツコツ貯めていこっ。
昼はBBQして夜は夜空の下で読書…なんて。
素敵でしょ?
だからさ、これ買ってさ。
ベランダで二人っきりのアウトドアしよ?
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