- ヤンデレ
- クリスマス
- 監禁
公開日2021年12月11日 19:08
更新日2021年12月11日 19:08
文字数
1995文字(約 6分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
気だるげヤンデレサンタクロース
視聴者役柄
サンタクロースの彼氏
場所
二人の暮らす場所
あらすじ
ヤンデレサンタクロースさんは君といられないクリスマスの夜が嫌なんです。
本編
あーあ、とうとう今年もこの日が来ちゃったのね……。
どうにか気合い入れないといけないわ。
あー、やる気出ないなぁ。
今年はサボってもいいかしら?
え、駄目?
私がサボったらクリスマスの意味がなくなっちゃう?
……そうだねぇ、許されないだろうね。
あー、私、何でサンタクロースになんかなったんだろ……
このさっむい夜に、空いっそがしく駆け回って、至る家庭にプレゼントを間違えずに送んなきゃいけないあったまの悪い重労働。
これ考えた人に毎日タンスの角に小指ぶつける魔法でも掛けられないかしら。
え? そんなこと言ってたら子供が泣く?
いいわよ、サンタクロースは寝ている子供達にプレゼントを届ける仕事なんだから、どんな振る舞いだろうと知ってしまう方が悪いんじゃない。
それに、そもそもクリスマスは忙しくて悪態ついてる暇すらないんだから大丈夫だわ。
あー、気付いたら夜が明けてたりしないかな……
むしろ地球から12月が滅びてくれたなら……
本気で嫌なのかって、ある意味君のせいなんだからね?
サンタクロースになったのも、クリスマスが嫌いなのも。
世界全体の子供の夢を担ってる仕事ではあるけど、一人で全部やってるわけじゃないから、忙しいとは言ってもこなせなくはないし。
問題は忙しさよりも君のことだわ。
ふーん、君は忘れちゃったんだ?
私にはトラウマになりそうなくらいの出来事なのに。
ええ、去年の大事件。
少しでも帰ってくるのが遅かったらって思うと、本当に今でも冷や汗が出るわ。
君が既に従順なペット君になってくれてるものかと思って油断したのがいけないのはわかってるけどさ、まさか帰ってきたら拘束解けてて今にも脱走せんとばかりの光景を目にするとは想像しなかったわよ。
今でも教えてくれないからモヤモヤしてるんだけど、どうやってあの縄を抜けたのかしら。
というか、そもそも緩かったのかな?
何にせよ、教えてくれないっていうところがまた今夜の機会を狙ってるみたいで私としては気分良くないんだけど。
一体、私との生活に何が不満なの?
出来る限り君に寄り添って、したいこともなるべくさせてあげてる不自由のない日々だと思うんだけど、私、わからないわ。
私の料理がおいしくないとか?
私の隣じゃ寝られないとか?
……そもそも、私のこと、好きじゃないのかな?
大丈夫だよね!? そんなことないよね!?
それとも、ちょっとだけ不満があるのかな?
そういうのは溜め込まないで言って欲しいな。
私、君に嫌われちゃったら何のために生きてるかわかんなくなっちゃうから、お願い。
ひとつだけ言わせてほしい?
うん、何でも言って?
外出、させてほしい?
……ごめんね。
それだけはどうしても叶えられないかな……
君は逃げたりしない? って聞いたらきっと逃げないって答えてくれるだろうし、そんな事したりしないっていうのはわかってるわ。
君を信用してないわけじゃないの。
だけど、想像しちゃうと、怖くて、怖くて。
私の気持ちの問題なのは理解してるつもり。
ただ、私がそう思ってるっていうのは君にも受け止めて欲しいかな。
それに、君が逃げたりなんかしなくても、外に出れば女の人が沢山いるでしょ?
いくら私が一緒にいるからって、君を誑かそうとする女がいないとも限らない。
君の気が1秒たりとも私から離れないって、胸を張って言えるかな?
……迷いながら言ってもダメ。
ね? 君は私のものだけど、まだ心の繋がりが不十分で、目を離せばふらふらとどこかへ行ってしまいそうな君の気持ちじゃ、まだ外は危険なんだよ。
危険ってだけじゃなくて、君が他人の視線に映るのも本当は嫌なの。
私、君のことは独り占めしたいタイプだからさ。
外には出せない代わりに、何だってしてあげるから。
そうだ、君にも帰ってきたらプレゼントあげないとね。
今年は何がいいか教えて?
はーい、了解。
本当のこと言うと、どんな子供の喜ぶ顔よりも君の笑顔の方が私を満たしてくれるんだ。
ふふっ、やっぱり私、サンタクロースに向いてないわよね。
そもそも、一年で一夜以外はずっと君と一緒にいられる仕事だからっていうだけで始めたんだし、この暮らしに私は強い不満はないからやめる気はないけれど。
あーあ、クリスマスがなければ君と四六時中一緒なのにな。
恋人の日に当の私は恋人と過ごせない寂しい夜……
お願いだよ?
今年こそはちゃんと大人しく待ってるんだからね?
もちろん、拘束はさせてもらうけど。
去年縄で痛い目を見たから、今年はちゃんと鎖でベッドと繋いでおくわ。
ちょっと、動かないでくれる?
(鎖の音)
うん。
本当に、大丈夫だよね?
これなら人の力じゃ壊せないだろうし、心配は必要ないか……
そろそろ、行かなきゃいけない時間になっちゃった。
今のうちに君を供給しないと。
ぎゅー。
それじゃ、こんな仕事素早く片付けて帰ってくるから、プレゼント期待して待っててね。
あと、帰ってきたら、君からの愛情っていうプレゼント要求するから、絶対忘れちゃダメだからね。
……うん。行ってきます。
どうにか気合い入れないといけないわ。
あー、やる気出ないなぁ。
今年はサボってもいいかしら?
え、駄目?
私がサボったらクリスマスの意味がなくなっちゃう?
……そうだねぇ、許されないだろうね。
あー、私、何でサンタクロースになんかなったんだろ……
このさっむい夜に、空いっそがしく駆け回って、至る家庭にプレゼントを間違えずに送んなきゃいけないあったまの悪い重労働。
これ考えた人に毎日タンスの角に小指ぶつける魔法でも掛けられないかしら。
え? そんなこと言ってたら子供が泣く?
いいわよ、サンタクロースは寝ている子供達にプレゼントを届ける仕事なんだから、どんな振る舞いだろうと知ってしまう方が悪いんじゃない。
それに、そもそもクリスマスは忙しくて悪態ついてる暇すらないんだから大丈夫だわ。
あー、気付いたら夜が明けてたりしないかな……
むしろ地球から12月が滅びてくれたなら……
本気で嫌なのかって、ある意味君のせいなんだからね?
サンタクロースになったのも、クリスマスが嫌いなのも。
世界全体の子供の夢を担ってる仕事ではあるけど、一人で全部やってるわけじゃないから、忙しいとは言ってもこなせなくはないし。
問題は忙しさよりも君のことだわ。
ふーん、君は忘れちゃったんだ?
私にはトラウマになりそうなくらいの出来事なのに。
ええ、去年の大事件。
少しでも帰ってくるのが遅かったらって思うと、本当に今でも冷や汗が出るわ。
君が既に従順なペット君になってくれてるものかと思って油断したのがいけないのはわかってるけどさ、まさか帰ってきたら拘束解けてて今にも脱走せんとばかりの光景を目にするとは想像しなかったわよ。
今でも教えてくれないからモヤモヤしてるんだけど、どうやってあの縄を抜けたのかしら。
というか、そもそも緩かったのかな?
何にせよ、教えてくれないっていうところがまた今夜の機会を狙ってるみたいで私としては気分良くないんだけど。
一体、私との生活に何が不満なの?
出来る限り君に寄り添って、したいこともなるべくさせてあげてる不自由のない日々だと思うんだけど、私、わからないわ。
私の料理がおいしくないとか?
私の隣じゃ寝られないとか?
……そもそも、私のこと、好きじゃないのかな?
大丈夫だよね!? そんなことないよね!?
それとも、ちょっとだけ不満があるのかな?
そういうのは溜め込まないで言って欲しいな。
私、君に嫌われちゃったら何のために生きてるかわかんなくなっちゃうから、お願い。
ひとつだけ言わせてほしい?
うん、何でも言って?
外出、させてほしい?
……ごめんね。
それだけはどうしても叶えられないかな……
君は逃げたりしない? って聞いたらきっと逃げないって答えてくれるだろうし、そんな事したりしないっていうのはわかってるわ。
君を信用してないわけじゃないの。
だけど、想像しちゃうと、怖くて、怖くて。
私の気持ちの問題なのは理解してるつもり。
ただ、私がそう思ってるっていうのは君にも受け止めて欲しいかな。
それに、君が逃げたりなんかしなくても、外に出れば女の人が沢山いるでしょ?
いくら私が一緒にいるからって、君を誑かそうとする女がいないとも限らない。
君の気が1秒たりとも私から離れないって、胸を張って言えるかな?
……迷いながら言ってもダメ。
ね? 君は私のものだけど、まだ心の繋がりが不十分で、目を離せばふらふらとどこかへ行ってしまいそうな君の気持ちじゃ、まだ外は危険なんだよ。
危険ってだけじゃなくて、君が他人の視線に映るのも本当は嫌なの。
私、君のことは独り占めしたいタイプだからさ。
外には出せない代わりに、何だってしてあげるから。
そうだ、君にも帰ってきたらプレゼントあげないとね。
今年は何がいいか教えて?
はーい、了解。
本当のこと言うと、どんな子供の喜ぶ顔よりも君の笑顔の方が私を満たしてくれるんだ。
ふふっ、やっぱり私、サンタクロースに向いてないわよね。
そもそも、一年で一夜以外はずっと君と一緒にいられる仕事だからっていうだけで始めたんだし、この暮らしに私は強い不満はないからやめる気はないけれど。
あーあ、クリスマスがなければ君と四六時中一緒なのにな。
恋人の日に当の私は恋人と過ごせない寂しい夜……
お願いだよ?
今年こそはちゃんと大人しく待ってるんだからね?
もちろん、拘束はさせてもらうけど。
去年縄で痛い目を見たから、今年はちゃんと鎖でベッドと繋いでおくわ。
ちょっと、動かないでくれる?
(鎖の音)
うん。
本当に、大丈夫だよね?
これなら人の力じゃ壊せないだろうし、心配は必要ないか……
そろそろ、行かなきゃいけない時間になっちゃった。
今のうちに君を供給しないと。
ぎゅー。
それじゃ、こんな仕事素早く片付けて帰ってくるから、プレゼント期待して待っててね。
あと、帰ってきたら、君からの愛情っていうプレゼント要求するから、絶対忘れちゃダメだからね。
……うん。行ってきます。
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ヤンデレとか書きます。
Twitterアカウントは@yorugi_suu以外一切関与しておりませんのでご了承ください。
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