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先生との愛が禁断にならないこの小さな世界で
written by 夜木嵩
  • 監禁
  • ヤンデレ
  • 学生
公開日2022年02月23日 18:48 更新日2022年02月23日 18:48
文字数
2586文字(約 8分38秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女子生徒
視聴者役柄
先生
場所
女子生徒の自宅の部屋
あらすじ
学校の教師であるあなたには、ほぼ毎日言い寄ってくる女子生徒がいた。
その度に先生と生徒だからと躱していたものの、退かない彼女はついにあなたを監禁してしまう。
目覚めたのは彼女の部屋。始まるのは二人だけの小さな世界の日々。
本編
おはようございます、先生。

どうなってるんだって、見ればわかると思いますよ?

 (嬉しそうに)
先生の手足は拘束されて、動けない。
これで、先生は私のモノですね。

ダメです。
私のモノが私に逆らう権利なんてないんですから。

先生は、一生ここで私と一緒に暮らす。
もうこの決定事項を変えることは出来ません。

そんな暗い顔しないでくださいよ。
こうして二人結ばれることが出来たっていうのに、悲しくなるじゃないですか。
笑ってください。
先生の笑顔、私大好きなんですから。

……って言われてできるような精神状態にないことぐらい、わかってますよ。
こればかりは時間をかけてゆっくりと現状を日常にしていくしか方法はなさそうですね。

先生には何も要求するつもりはりません。
もし求めることがあれば私から貰っていくので、変なことを考えず、あるがままでいてくれればいいんです。

言うとすれば、出来るだけ早く私に心を開いていただけると嬉しいですが、今の先生の目を見るに、そう都合よくはいきませんよね。

大丈夫です。
この監禁生活が何日と続いていく限り、段々と私のことが好きになるようにしてあげるんですから。
今は絶対に好きになるものかと思っていても、必ずです。

先生の心の抵抗は一体何日持つのでしょうかね。
そう長くはないと思いますよ?
食事やお風呂、生活のすべてが私に握られているんですから、服従以外に選択肢はないも同然です。

そのことを本能が理解してしまったらあっという間でしょうね。
ああ、先生は私に媚びちゃうんです。
私のスキンシップにも嫌がらず、むしろ、もっとして、とか言っちゃうんでしょうか?

 (恍惚と)
想像するだけでいいものです……
ねえ先生、興奮してきました……
この衝動を抑えられません……
キスしましょう?

ダメです。
言いましたよね?
先生は私の所有物なんですから、逆らう権利はないと。
大人しく唇奪われてください。

……んっ。

 (快感を噛みしめるように)
これが、幸せというものなんですね……
私、初めて知りました。

気を確かにしないと、いつまでも求めてしまいそうです……
先生のお世話ほったらかしにするわけにもいきませんので、程々に、ですね。
先生は逃げも隠れも出来ないんですから、いつだって、好きなだけ出来ますし。

ですが、今日だけは先生を私のモノにできた喜びを堪能させてください。
上、乗っかりますね。

 (恍惚と)
ああ、こんなにも近くに先生がいる……
わがままに抱き締めても離そうともしてこない。
これが私の夢見ていた日々……

あの、痛かったら言ってくださいね?
離すつもりはありませんが、先生のこと痛めつけたいわけではないので。

 (興奮を隠さず)
ああ、視界もにおいも吐息も唇の味も感触も、全部が先生です……
頭の中先生だらけで、おかしくなっちゃいそう……

昨日まで、どんなに迫っても先生と生徒だからと言って手も握らせてくれなかった先生が、今は私の思うがまま……

先生はどうですか?
迫り続けてきた教え子の所有物にされて一方的に愛されちゃう快感は。

気持ちよくないとは言わせませんよ?
だって、身体は女の子の抱擁に反応して完全に受け入れちゃってるんですから。

それとも、まだ私のこと、怖がってます?
そりゃ、先生の身体縛らないとできないことするんですから、きっと望んでないこともしますよ?
でも、先生抱き締めて興奮しちゃう女の子が、先生に危害加えられると思います?

はあ、それでもまだ信用は出来ないんですね。
どうやら私が怖くないことは、体で覚えさせた方が早そうです。

ですが、それも魅力的かもしれませんね。
口では嫌がってるくせに、身体は正直な先生なんて、ツンデレみたいで可愛いじゃないですか。

そうはならないって、先生、本能コントロールできるんですか?
教え子だからっていうリミッターも、身体見せつけられたらぶっ壊れると思いますが。

だって、いくら年下とはいえ、身体は大人なんです。
もう、そういうことが出来る身体なんですから。

先生はいつの日か、相変わらず迫りに来た私に言いましたよね?

「大人と子供の恋愛観はまるで違う。
それをわからずに憧れみたいな恋をしてしまうと現実という痛い目を見る」と。

あの時先生が言いたかったこと、つまりは大人の恋愛ならいいってことですよね?

私のこと、子供だと思ってるみたいですけど、そんなに歳だって離れてないんです。
それに、先生の言う大人の恋愛、下心と責任ぐらいは心得ているつもりです。

それをいくら言ったところで「先生と生徒」の一点張りで無駄だっていうことがわかったので、こうなっているんですが。

今なら、わかってくれますよね?
こうして身体を縛る代わりに、三大欲求には困らない生活を保障してあげてるじゃないですか。

私の恋は、先生に幸福を捧げ、自らの先生を求める気持ちを満たしたい欲求が大きくなったものです。
そんな優しさだけを求めるような純粋な心じゃないことぐらいわかってます。
こっちだって本能丸出しなんですから。

先生、こんな私のどこが足りないんですか?
先生の満たしたいもの、いくらでも満たしますよ?
ちょっと、求めている以上でお腹いっぱいになっちゃうかもしれませんけど。

さあ先生、これからの先生の世界には、先生と生徒だなんて概念もしがらみもなく、ただ愛すべき私がいるだけ。
誰の目も気にせず、深ーく深く、れ・ん・あ・いすることが出来るんです。
こんな毎日を先生が拒む理由なんてありませんよね?

まだその素晴らしさをよくわかってないみたいですが、段々とわかってくれるはずです。
やがて、ここでの毎日が夢のようなものだと気付くんです。
先生は、私に幸せにされちゃうのを拒めないんです。

あ、あと、いつもの癖でずっと先生と呼んでしまっていますが、ここでは私たちは先生と生徒だなんて関係じゃないんですから、ちゃんと適した呼び方をしないといけませんね。

あなた。

ここでは純粋に愛し合う男女というだけ。
今までのような距離感はいらないんです。

この部屋で二人愛し合う、それが当たり前になるんですから、心の壁なんていらないですよね?

あなたも早く、私のこと、受け入れてください。
その方が、より幸せですよ?

あなたのことが好きで好きで気持ちが抑えられない私にはこんなにも幸せなんですから。

あなたは、私にすべて任せてくれれば、それでいいんです。
今日から、私たちの新しい日々が始まるんですね……

いつまでも、この部屋にふたりきり。
幸せに過ごしましょうね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
先生との愛が禁断にならないこの小さな世界で
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
夜木嵩
ライター情報
ヤンデレとか書きます。

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