「…つんつん。」

「ふふふ（微笑）　可愛い寝顔してる。」

「…つんつんつん。」

「ふふふ（微笑）」

「ほら、朝だよー。起きてー。」

「…あっ。おはよう♪」

「お姉ちゃんだよ。」

「え？なんで隣にいるのって？」

「そんなの、私が弟くんのお姉ちゃんだからだよ。」

「鍵？そんなベランダから入れば関係ないよ。」

「家も隣だし、簡単に飛び移れるからね。」

「弟くんへの愛情があれば、障害だって関係ないの。」

「え？ベランダから入るのは危ない？」

「弟くん、お姉ちゃんのこと心配してくれて、ありがとう。」

「（ハグをする）ぎゅぅーーーーー♡」

「あっ、ごめん。嬉しくてついくっ付いちゃった。」

「……（少し間を置いく）」

「改めて、おはよう。弟くん。」

「うん。今日はお休みだから、２４時間ずーーっと一緒にいられるね。」

「お母さん達は、日帰り旅行に出かけたから、今日はお姉ちゃんと弟くんの二人っきりだよ♪」

「って、まだ、パジャマのまま？」

「お休みだからって、生活バランス崩すのは良くないよ。」

「お姉ちゃんがお着替え手伝ってあげる♪」

「ほら、万歳して。脱がせてあげる」

「え？　昨日夜更かししたから、もう少し寝たい？」

「もう、仕方ないなぁ。」

「それなら、お姉ちゃんも添い寝してあげる。」

「なんでって？弟くんを甘やかすのがお姉ちゃんの使命だからね。」

「ほら。お姉ちゃんと一緒に二度寝しちゃおう♪」

「ほら。おいでー。」

「（ハグをする）ぎゅぅーーーーー♡」

「（ハグをする）ぎゅぅーーーーー♡」

「お姉ちゃんハグ、あったかい？」

「うん♪　じゃ、もっとぎゅーーーってするね。」

＜ＳＥ：チャイム（ピンポーン）＞

「むぅ。誰？いいところだったのに。」

「ぷんぷん…！」

「ごめんね。お姉ちゃん、ちょっと見てくるね。」

＜ＳＥ：足音（離れる）＞

（少し間を置いて）

＜ＳＥ：足音（近づく）＞

「おまたせ。弟くん。」

「うん。弟くんのクラスの女の子だったよ。」

「ほら、弟くんの後ろの席の子。」

「お姉ちゃんが出たら、驚いて帰っていっちゃった。」

「それよりも、さっきのイチャイチャの続きしよう♪」

「（ハグをする）ぎゅぅーーーーー♡」

「るんる～ん♪」

「今日はもう、ずっと離さないよ。」

「（ハグをする）ぎゅぅーーーーー♡」

「はぁー。」

「よし、そろそろ起きて朝ごはんにしよう。」

「そうだ、お姉ちゃんが顔洗うの手伝ってあげる。」

・台本（ゆるボイ！）
隣のお家のブラコンお姉ちゃんにハグされる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ふみか ♢゜