- カップル
- 恋人同士
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1453文字(約 4分51秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
「遠距離恋愛になったらどうする?」珍しく思い詰めた感じの彼女が切り出したのは、そんな話題だった。
■演者さんがどのように解釈されるかで、百合にも男性向けにもなるようにしてあります。お好きにどうぞ。
■演者さんがどのように解釈されるかで、百合にも男性向けにもなるようにしてあります。お好きにどうぞ。
本編
いつかさ、君に話さなきゃって思ってたんだけど……
ん?ああ、いきなりすぎたか。
私は考えて、考えて、今のタイミングだったんだけど。
ねぇ、ちょっとお話ししていいかな?
ありがと。
隠し事したくなかったしさ。
ちゃんと自分の口から言っておきたかったんだ。
やだなあ。そんなシリアスな顔しちゃって。
君には似合わないよ?
ほーら。笑って。笑って。
って、私がそうさせてるのか。
ごめん。
でもさ、話す決心が薄れちゃうから、普通にしてて?
お願い。
無理って。相変わらず即答だね。君は。
わかった。諦める。
ちゃんと言う。
ううん。大丈夫。無理してでも言っておかないと、後悔するから。
今言う。
別に暗いことじゃないから、大丈夫だって。
心配しないで?
私の決心がつかなかっただけ。
あのね。私、引っ越すことになった。
今月の終わりには引っ越すみたい。
まだ、住む家も決まってないんだけどね?
んー突然でもなかったんだな。
決まったのは、もう半年ぐらい前?
ほら、ウチの両親ってさ、そんなに仲が良いって訳じゃなかったじゃない。
その関係。
色々もめててさ。
ハッキリ言って、私を巻き込まないでって感じだよねぇ。
すっごく疲れた……
深夜の怒鳴り合いとかしょっちゅうだったからね。
もう本当に好きにしていいから、静かにしててって思ってた。
まぁさ。だからこそ、君のところにお泊まりしても、何も言われなかったってのもあるんだけど。
不思議だったでしょ?泊まりに来る回数増えてさ。
だよねぇ。たまに「本当に帰らなくて良いのか?」とか聞いてたもんねぇ。
あれは、良かったんだよ。私のたまの息抜きだったし。
ああでもしないと、うるさくて寝れなかったしさ。
そ。そんな感じだったわけ。
父さんの転勤が決まって、そっちについて行くって話もあったんだよ?
学校のこともあるし、こっちにいたかったんだけどね。
「そう」って言ったらどうする?
簡単に言ってくれるよねぇ。「遠距離恋愛すればいい」って。
別れる気はないから、そうなんだけど……
嫌じゃない遠恋。
なんでて……
そりゃ、可愛い彼女が出来るんじゃないかなぁとか不安になるじゃない。
ならないの?
なぁに?その自信。どっから来るわけ?らしいって言えば、らしいけど。
でしょ。じゃなくて。
あーもう。ずっと悩んでて損した。
そうだよ。遠恋になったらどうしようってずっと考えてたの。
私、君より自信ないもん……
ふふふふ。ありがとね。そう言ってくれると嬉しい。
私も君の事、大好きだよ?
まぁ、そんなこんなでさ。今月末にお引っ越しなの。私。
引っ越し先?
んーどうしようかなぁと思って。
あははは…… ついて行かないよ。どっちにも。
学校あるし。
両親を説き伏せるの大変だったんだよ~
でもさ、もう良い年齢だしね。
一人暮らしさせて貰うことにしました。
名字は変わりそうなんだけど。
それはしょうがないよねぇ。
なにビックリしてんの?口パクパクさせてるし。
大丈夫?ちょっと落ち着こうか。
うるさい。叫ばなくったって聞こえてるってば。
ごめん。ごめんって。
だますつもりはなかったの。だから、許して。ね?
ごめんってば。
うー 今回だけだからね?
もう私からはしないよ?
(リップ音)
はい。おしまい。
こういうの、しらふの時は苦手なんだってば……
君みたいにスキンシップ過剰じゃないもん。
慣れたよ。されるのは。
でも「する」のとは違うでしょ??
もう。からかわないでってば。
でさ、この部屋の側にちょうど良い物件があったんだけど。
次のお休みに一緒に観に行ってくれない?すぐ近くだし。
えっとね、この下の階。
驚いた?
これで近くにいられるでしょ。
一緒に見学に行ってくれる?
ん?ああ、いきなりすぎたか。
私は考えて、考えて、今のタイミングだったんだけど。
ねぇ、ちょっとお話ししていいかな?
ありがと。
隠し事したくなかったしさ。
ちゃんと自分の口から言っておきたかったんだ。
やだなあ。そんなシリアスな顔しちゃって。
君には似合わないよ?
ほーら。笑って。笑って。
って、私がそうさせてるのか。
ごめん。
でもさ、話す決心が薄れちゃうから、普通にしてて?
お願い。
無理って。相変わらず即答だね。君は。
わかった。諦める。
ちゃんと言う。
ううん。大丈夫。無理してでも言っておかないと、後悔するから。
今言う。
別に暗いことじゃないから、大丈夫だって。
心配しないで?
私の決心がつかなかっただけ。
あのね。私、引っ越すことになった。
今月の終わりには引っ越すみたい。
まだ、住む家も決まってないんだけどね?
んー突然でもなかったんだな。
決まったのは、もう半年ぐらい前?
ほら、ウチの両親ってさ、そんなに仲が良いって訳じゃなかったじゃない。
その関係。
色々もめててさ。
ハッキリ言って、私を巻き込まないでって感じだよねぇ。
すっごく疲れた……
深夜の怒鳴り合いとかしょっちゅうだったからね。
もう本当に好きにしていいから、静かにしててって思ってた。
まぁさ。だからこそ、君のところにお泊まりしても、何も言われなかったってのもあるんだけど。
不思議だったでしょ?泊まりに来る回数増えてさ。
だよねぇ。たまに「本当に帰らなくて良いのか?」とか聞いてたもんねぇ。
あれは、良かったんだよ。私のたまの息抜きだったし。
ああでもしないと、うるさくて寝れなかったしさ。
そ。そんな感じだったわけ。
父さんの転勤が決まって、そっちについて行くって話もあったんだよ?
学校のこともあるし、こっちにいたかったんだけどね。
「そう」って言ったらどうする?
簡単に言ってくれるよねぇ。「遠距離恋愛すればいい」って。
別れる気はないから、そうなんだけど……
嫌じゃない遠恋。
なんでて……
そりゃ、可愛い彼女が出来るんじゃないかなぁとか不安になるじゃない。
ならないの?
なぁに?その自信。どっから来るわけ?らしいって言えば、らしいけど。
でしょ。じゃなくて。
あーもう。ずっと悩んでて損した。
そうだよ。遠恋になったらどうしようってずっと考えてたの。
私、君より自信ないもん……
ふふふふ。ありがとね。そう言ってくれると嬉しい。
私も君の事、大好きだよ?
まぁ、そんなこんなでさ。今月末にお引っ越しなの。私。
引っ越し先?
んーどうしようかなぁと思って。
あははは…… ついて行かないよ。どっちにも。
学校あるし。
両親を説き伏せるの大変だったんだよ~
でもさ、もう良い年齢だしね。
一人暮らしさせて貰うことにしました。
名字は変わりそうなんだけど。
それはしょうがないよねぇ。
なにビックリしてんの?口パクパクさせてるし。
大丈夫?ちょっと落ち着こうか。
うるさい。叫ばなくったって聞こえてるってば。
ごめん。ごめんって。
だますつもりはなかったの。だから、許して。ね?
ごめんってば。
うー 今回だけだからね?
もう私からはしないよ?
(リップ音)
はい。おしまい。
こういうの、しらふの時は苦手なんだってば……
君みたいにスキンシップ過剰じゃないもん。
慣れたよ。されるのは。
でも「する」のとは違うでしょ??
もう。からかわないでってば。
でさ、この部屋の側にちょうど良い物件があったんだけど。
次のお休みに一緒に観に行ってくれない?すぐ近くだし。
えっとね、この下の階。
驚いた?
これで近くにいられるでしょ。
一緒に見学に行ってくれる?
クレジット
ライター情報
藤碕綾いちるです。ご覧いただきありがとうございます。
全年齢に特化した台本師だったはずなのですが、
最近はR18のシチュエーション台本も書いております。
泣いたり、ほのぼのしたり。
優しい時間をお送りできるように頑張っています。
珍しいテイストの台本が多いと思いますので、
気になったものは是非物語としてでも読んでやって下さい。
「碕」の字が珍しいのは些細なこだわりです。
全年齢に特化した台本師だったはずなのですが、
最近はR18のシチュエーション台本も書いております。
泣いたり、ほのぼのしたり。
優しい時間をお送りできるように頑張っています。
珍しいテイストの台本が多いと思いますので、
気になったものは是非物語としてでも読んでやって下さい。
「碕」の字が珍しいのは些細なこだわりです。
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