実はいつも寝落ち通話はしているけれど、実際に一緒に寝るのは久しぶりで…… 君の抱き枕になりたい私の寝るまでの甘々な時間。
このお話は、私(演者様）が君(リスナーさん)に甘やかされることを想定して書かれています。
お相手は男女どちらでもOKです。

久しぶりだね。
こうやって一緒に寝るの。
最近すれ違ってばっかりだったしさ。

寂しかったんだよ?

君の匂いだぁ。暖かいし、落ち着く……
もうちょっと君にくっついてもいい？

うーん。幸せ。やっぱり本物は違うよね。

君にそうやってトントンってしててもらえると、凄く落ち着く。
ホントに幸せって感じ？

もうちょっとお願いしてもいい？

ん。ありがと。

今日、凄く頑張ったよね。私。
そう言ってくれると嬉しいなぁ。

くすぐったいってば。
そんな風に頭撫でたら、髪の毛からまっちゃうってば。

もう。意外に適当なんだから。
その大きな手で触られるの好きだけどさ。
朝が大変なんだよ～

でも幸せ。

何がって？
君のヨシヨシも優しい声も、全部ひとり占めできるのはやっぱり幸せってこと。


そりゃ、君の声聞きながら寝るのも幸せだけどさ。
音声だけって言うのはね……


それって声だけで、本物の君は、隣りに居ない訳じゃない？
それが今日と違うところ。
結構、大きな差だよ？それって。


今日は君が隣りに居るもん。
こうやってギューッてしてもらうと、君の体温感じられるけどさ。
声だけだとね……　物足りないって言うか……　なんていえばいいのかなぁ……


笑わないでって。
そうだよ。余計に寂しくなったりしちゃうの！


そうですぅ～　甘えん坊なのは嫌って程、知ってるでしょ。
こうやっていつもベタベタしてたいの。

いいじゃない。それが私なんだし。

君だって、そんな私でも好きでしょ？

これで「嫌い」、とか言ったら、殴るけど。


嘘うそ。ごめんって。
殴らないよ。蹴っ飛ばすかも知れないけど(笑)


こうやって些細なことでさ、じゃれあえる距離って、やっぱり好きだなぁ……
君の顔も見られるし？


そうなんだけどさ。テレビ通話はね……
駄目な理由が色々あるの。


お部屋も片さなきゃいけないし。化粧とか色々ね？


「今すっぴんじゃん」って確かに。そうだね。

お家でだらけてる顔は見せたくないって言うか……
女の子ならではの理由があるのよ。
ね？察して？


そうだよねぇ。君に察しろって無理か。
美容とかも興味なさそうだし。
それでなんで、そんなにキレイな顔してんだろ。
不思議～ってか、不平等～


私は手入れしないとアレだからさ。
君にすっぴんが見せられるように、パックしたり色々してるの。
綺麗になるには、それなりの努力が必要なんだってば。


お世辞でもありがと。そう言って貰えると努力した甲斐があったかなぁ。

でもさ、君と並ぶには「やっぱり可愛い私でいたい」って思うから。
そこは手を抜きたくないの。
私の意地。

それともっと君に「可愛い」って言ってもらいたいからね？


無理やり言わせた感はあるけど……　ありがと。


今日は君にくっついて寝てもいい？
君に包まれて眠りたいなぁなんて思うんだけど。ダメ？

うん。今日は君の専用抱き枕になりたい気分。

やった。ありがと。
じゃあ、思う存分君を堪能して寝るね。

お礼とおやすみのキス。

はい。終わり。
この続きは明日ね。

まだまだ一緒に居られる日はあるんだしさ。
ゆっくりいこ？

君だって超疲れてるのに、ここまで付き合わせちゃってごめん。
目が眠そう。


ふふふ。優しいなぁ。君は。
そういうところも大好きだよ。


（あくびをして）私も眠くなっちゃった。

おやすみなさい。また明日も一緒に居ようね？

・台本（ゆるボイ！）
君専用の抱き枕になりたい
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
藤碕いちる