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実家に帰ると妹があなたのために料理を作る
written by 黒峰 鷹
  • 甘々
  • 同棲
  • 年下
公開日2022年08月13日 21:45 更新日2022年08月13日 21:45
文字数
1016文字(約 3分24秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
お兄ちゃん
場所
田舎の家
あらすじ
久しぶりに実家に帰ってきたあなたは、ちょうど帰ってきた妹に料理を作ってもらう…
本編
(扉を開ける音)

ただいまぁー…今日も疲れたぁ…

あれ?お兄ちゃん、帰ってきてたんだ。

なーに?またもしかしてママと内緒で来ること隠してたの?

はぁ…お兄ちゃんそういう謎のサプライズすることあるよね…。
まぁいいけどさー。

それで?久しぶりになんで来たの?

『私の顔見たくなった』?へー…そうなんだ。

いや、ちょっと嬉しいけどさ。言ってて恥ずかしくないの?

(2秒 間を開ける)

そう…いやそれならいいけど。

(恥ずかしそうに)
んーなんでもないってば!ちょっとこっち見ないでよ…

ん?あれ…お兄ちゃんお腹空いたの?

いや、疲れてる顔してるし、腹の音全然聞こえるし…。ふふっ、隠しても無駄だよ?

ちょっとまってて、今作るから。えーっと…そうめんでいい?

ん。おっけ。

(料理を作る音はお好みで)(コンロ点火)

…そういえばお兄ちゃん、何日ぐらい泊まるの?

いつも通り2日?…1週間、今回は長いんだね。おっけ。わかった。

(5秒ぐらい間を開ける)

あ、そうだ。お母さんから聞いた?

うん、お父さんもそろそろ帰ってくるって言ってた。

久しぶりに家族集合ってなるとまたなんか喧嘩しそうだよねー。

(3秒くらい間を開ける)

…それにしても、お兄ちゃんも大変だよねー…帰ってくるなりお母さんに「彼女つくれ」とか「子供つくれ」とか言われてさ…。

…え?私、いやいや、私は家族のことで手一杯だからさ、そういう出会いとか出来ないってお母さんもわかってるだろうし、あんまり言わないよ。

『羨ましい』?そう?なんか私としては見捨てられてる気がして…魅力ないのかなって…。

可愛い?ほんと?…えへへ。ありがと。お世辞でも嬉しい。

お世辞じゃないって…いや、嬉しいけど…うん。

(話そらすように)
あ、煮立ってきた。ちょっとまっててね。

(4秒間を開ける)

よし、出来た。お待たせ。

あ、つゆ忘れた。ごめん、もう少し待って。

(注ぐ音)

はい。そうめんの出来上がり。

じゃ一緒に食べよ?いただきまーす…。

(4秒間を開ける)

あっそうだお兄ちゃん。泊まるっていうけどさ、お父さんも来るから寝るところないんじゃない?

えっ私のベッド!?もしかして一緒に寝ようとしてる?

いや…兄妹だから気にしないって言われても…私…

(ちょっと胸を張る)

いや、気にしない。気にしないってば。大丈夫。

だって兄妹なんだよ?確かに男女だけどお兄ちゃんのこと男として見たことないからへーきへーき。

ちょっ…なに?ちゃんと男?…確かにお兄ちゃん前よりガタイが良くなったなって思ったけど…うわ、筋肉がっしりして…いや、ごめん、なんでもない。

うん…じゃあ、これから…よろしくね?うん。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
実家に帰ると妹があなたのために料理を作る
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
黒峰 鷹
ライター情報
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