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【耳拭き/耳マッサージ】熟睡できない理系幼馴染の安眠材料にされている僕の話
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  • 寝落ち
  • 睡眠導入
  • マッサージ
  • 幼なじみ
  • 耳拭き
公開日2023年04月27日 03:48 更新日2023年04月27日 11:59
文字数
1898文字(約 6分20秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
生活習慣こわれがち幼馴染
視聴者役柄
優しい幼馴染
場所
幼馴染(演者側)の部屋
あらすじ
隣の家に住む幼馴染は時間がもったいないと寝る時間が少なくしている。
その生活習慣のズレや乱れから、寝たいときに眠れない不眠症に近い症状が出始めていた。

その際、彼女を安眠に導いたのはASMR動画の存在だった。
しかし彼女曰く「自分に合った動画を見つけるのにも時間がかかる」らしく。

それならば、1から自分好みの音を作ればいいじゃないかと
僕がさながら被検体のような状態で耳にまつわる実写動画を撮るといった不思議な日々を過ごしている。
本編
…ようやく来たね。

まったく遅いじゃないか。
私は待ちくたびれてしまったよ。

急に呼び出したとはいえ、なぜ10分も時間がかかるのか…。
謎だ、謎だよほんとに。

とても理解に苦しむね…。
隣の家だというのに何があったら…

っと、そんな嫌味を言うために君を呼んだわけじゃない。

仕切り直そうか。
なぜ君をここに呼んだのか、だが…


//「ASMRの動画撮影、でしょ?」


動画撮影…と私が言う前に答えられてしまったな。
まぁ君も薄々感づいてはいたか…。

あぁ、まさにその通りだ。
今日は耳のマッサージをしてみようと思う。

前回…、あぁ耳かきをした後に調べたことだが
耳にマッサージを施しているものを見つけてね。

意外とその音が好みだった…というわけさ。
早速だが…そこに寝転がってくれ

ふふ、すぐに目を瞑るとは。
君も慣れてきたんじゃないか?


//「慣れるも何も…。それがなかったら眠れないんでしょ?」


…もちろんだとも。
毎度私の安眠材料になってくれることに感謝しているよ。

よし、マイクはセットした。
録画も…よし、出来ているね。


//お湯が沸く音(なくても大丈夫です)
暖かいタオルを用意している描写。


では始めていこうか。
まずはマッサージをする前に、このタオルで加湿していくよ。


//タオルで耳拭き開始


…熱くはないかい?

ちょうどいい?
…それはよかった。

まずは耳を包むように全体から。
その後に耳の内側を綺麗にしていくからな。


//タオルで耳拭きの音(長め)


…どうだい?
意外と気持ちいいだろう?

んん…そうだな…。
つい録音中だったのを忘れていた…。

あまりに君が気持ち良さそうな顔をしていたからね。
聞いてみたくなってしまったんだ。

まぁここはカットすればいい話さ…。


//タオルで耳拭きの音


よし、これで綺麗になった。
加湿もこのくらいでいいだろう。

では本命のマッサージをしていこうか。
タオルは適当にここに置いて…

ふふ、なんだい?その名残惜しそうな眼は。
そんなに暖かいタオルが気持ちよかったとでも?

…しょうがないな。
少し待っていてくれたまえ。

あつつ…。

よいしょ。待たせたね。
では、マッサージの間はここ。
瞼の上に乗せておくことにしようか。

目は開けているだけでも疲れるものだからね。
私も徹夜明けによくやってる。

じわじわ温かくなって…
目の周りがほぐれてくのが気持ちいいよな。

ほら、頬がにやついてるぞ。
…ぷに。ぷにぷに…。

ふふ、君の頬は本当に触り心地がいいな。
突いてもつまんでも、もっちりとしている。

さて頬遊びはほどほどにしておいて…
オイルを使っていくとしよう。


//…パカ。


ふむ…案外冷たい…。
量はこのくらいで…手に馴染ませてと…。

…ん?開けたことがないのかって?

まぁ君のため…
遠回し的には私のためではあるんだが…

そのために用意したものだからね。


//ちゃぷちゃぷした音


ほら、聞いての通り新品さ。
無香料を選んだつもりだったが…

すんすん、仄かに柑橘の香りが混じっているかな。
…私好みでいい感じだ。これなら少しくらいこぼれても問題なさそうだ。

まぁそれは誰だってそうさ。
苦手な匂いが枕元についたら気になって仕方ないだろうからね。

その点、好きな香りなら問題はない。
これで気兼ねなくマッサージに集中できるな。

手に馴染んできたところで…
よし、再開としようか。


//耳のオイルマッサージ開始


慣れるまでは冷たいかもしれないけど我慢するんだぞ。

ぐにぐに…。
耳を手で包み込むようにしたり…
耳たぶや耳の裏を指でぐっと優しく押したり…。

…力加減はどうかな?
調整するから痛かったりしたら言ってくれ。

もう少し強めでも良さそう…?

…わかった。
このくらいでどうだろうか…?

了解。
じゃあこの強さで続けていこう…


//耳のオイルマッサージ(長め)


で、最後はタオルで拭き取る、と。
動画時間は…うん、ちょうどいい頃合いだな。

…ふっ、すやすや寝ているね。
君はいつも眠ってくれるから嬉しいよ。
だってそれは私が君を癒せている証、だろうからね。

…君を呼んでる理由はもうひとつある。
なんて言ったら君はどんな反応をするだろうか。

本人を前にして言えることではないけどね。
…君の香りを嗅ぐと、とても安心するんだ。

この動画を聞きながら寝ると君と寝ているみたいでね。
心の奥底から落ち着く。

昔馴染みだからなのか、少しばかりの好意が影響しているのかは…
不思議のままにしておきたいけどね。

…とにかく。
おかげさまで私の不眠は今日(こんにち)まで解消されている。

…ありがとう、いつもご協力感謝するよ。
私のわがままに付き合わせてしまってすまないね。

実のところ、君にはいつも貰ってばかりだから…少しでもお返しがしたいんだ。
この手段を選んだのもその気持ちからかもしれない。

微力だが、この行為が君の癒しになれていたら嬉しいよ。
…おやすみ。良い夢が見れるよう、願っている。

さて、私は編集するとしようかな。
君が自然に起きるまで、ね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【耳拭き/耳マッサージ】熟睡できない理系幼馴染の安眠材料にされている僕の話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者

ライター情報
pixivにて、台本を投稿し始めました。
ヤンデレや甘々、わからせなどを学び中。
シチュエーションボイス採用を目指しております。

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