- ヤンデレ
- 幼なじみ
公開日2023年08月31日 18:38
更新日2023年08月31日 18:38
文字数
2310文字(約 7分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染
視聴者役柄
指定なし
場所
幼馴染宅
あらすじ
腐れ縁っぽくも良好に続いてきた幼馴染との平穏な関係。
それを壊したのは、あなたの「彼女ができた」という言葉だった。
その言葉が、幼馴染の秘めた心を解き放つ。
それを壊したのは、あなたの「彼女ができた」という言葉だった。
その言葉が、幼馴染の秘めた心を解き放つ。
本編
あはははっ、やっぱあんたって最高だわ。
ちゃんとプリントまで配られてたのに、テスト範囲勘違いして大爆死とか、ほんっとバカ。
よかったね、「範囲外」の大問が1個だけで。
ふつーに赤点危機だったじゃん。
これはこれは、今度からは勉強だけじゃなくて、私がちゃーんと範囲まで教えてあげなくちゃいけないみたいだね。あはっ。
あんたには、私がいなくちゃ、ってことなのかな?
まあ私は優しいからー?
あんたのことはこれからも責任を持ってお世話してあげるからねー?
いやいや、お世話だよ。
手のかかるあんたが、なんとか日常生活をやっていけるのは私のおかげ。
子供のときからそうだったっしょ?
昔はほんっと手のかかる泣き虫くんだったもんねー?
……それに、私も、さ、なんか、心配になっちゃうっていうか……ここまで来たらって感じで、あんたが立派になるまではついお節介焼いちゃう気がするんだよね。
あんたが立派になる日なんて来るかわからないけどっ!
はいはいごめーんごめーん。
……今でも、もう十分立派だもんね。
なんてね!?
ほら、今日はぱーっと遊ぼ?
私もさ、あんたがやってるっていうゲームアプリ、始めてみたんだ。
ほんの最近だけどね。
いやいや、テスト期間中だし、ちゃんと勉強はしてたよ?
それに、この目のクマだって、別にやり込んでたからとかじゃないし!
そりゃあ、あんたと対戦するんなら、この数日ちょっとやってみたーってだけで戦えるとは思ってないし、かといってあんたに蹂躙されるのは癪だからけっこう練習はしたけど。
あれ、そもそもやってるなんて言ってないっけ?
あんたからこのアプリの話されたことあるような気がするけど。
いいもん、とにかくあんたと対戦したかったから。
少なくとも、私が100勝するまではやるから、これで今後しばらくは遊びに困らないね!
ん、どした?
なんか浮かない顔してんじゃん。
まるで話したいことでもあるみたいな。
図星?
そかそかー、私にはお見通しなんだよ!
だって、何年もあんたのこと、お世話してきたんだもん。
あ、お世話は禁句だっけ?
……いいよ。なんでも、聞いてあげる。
へぇ、彼女ができたんだ。
あんたに。
それで、これからは彼女との時間を大事にしたいから、私とは遊べない。
そう言いたいんでしょ?
(つらいのを耐えるように)……おめでと。
うん、おめでと。
(数秒、呻く)
おめでとおめでとおめでとおめでと……!
おめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとッ!
あぁぁぁぁ、違うのっ、何でもないから!
話しかけないで……!
う……うっ……あ……
違うの。
違う。
違う。
すーぅ、はーぁ……なんでも、ない。
あははっ、ごめんね、私あんたのこと素直に祝うの無理みたいだわ。
(ここから暗く)
本当はあんたが誰かに告白されてたことだってそのままあんたが頷いてたことだって見てた知ってたわかってた。
あははおかしいよね見たこと何度考えたって何度否定したって覆るわけなんかないのに。
私、疲れてるのかな……昨日全然寝てなくて。
嘘とかじゃないよね。
嘘って言って。
嘘なんでしょ。
嘘なんだよ。
嘘なの。
嘘だ。
嘘。
……そ。
あははっ、聞き直しても変わんないか。
違うな、違う。
あんたのこと困らせたかったわけじゃないのに。
なんか……無理。
……はぁ。
(ここから自然体で)
ねー、やめてよこんな悪いことしちゃって。
私言わなかったかなぁ?
私がこれからずっとお世話してあげるから恋人とかそんな不純異性交遊みたいなこと絶対しちゃダメってさぁ。
大体あんたなんか私以外の女のことよく知らないんだよ?
そんなの、最初からあんたのことなんてどうでもよくて、ちょっと楽しい思いできたら飽きられて捨てられて、さっさと新しい楽しみ探しに行くだけなのに。
あんたは、遊びのオモチャじゃないんだよ。
自分から成り下がるなんてしちゃいけない。
私さ、あんたに告白してきたっていう子のこと知ってるよ。
あれ、心の中で男のことすごい見下してる。
何したって許されるみたいに思ってる。
そういう思考回路してるんだろうなーってこといつも言ってる。
知ってた?
ほらね。
本性はずっとは隠していられないんだから。
あんたに媚び売ってるのは今だけ。
ね、それでも信じられる?
あはっ、そう。
わかってくれればいいんだよ。
あんたはいっぱい間違えるけど、その分ちゃんとわかってもくれるから、大好き。
ってことはさ、あんたが信じていいのは誰か、わかる?
ほんのちょっと話しただけで、人のことなんかわかんないんだよ。
時間をかけて、お互いのことわかっていかなきゃ。
大正解。
私だね。
これまで通り、あんたは私にお世話されてればいいんだから。
でも、あんたも恋人とか考えちゃうくらいになったんだね。
てか、こんなに独占したって告白とかされる隙あるんだ。
怖いなぁ。
ねえ、こっち見て。
……かわいい。
私の大好きな男の子だ。
目、合わせて。
ドキドキする?
嬉しい。
この目、ずっと離さないでくれる?
これからも、私がずっとあんたを、さらわれないように、大切に大切にお世話してあげる。
どこにもいっちゃだめ。
あんたのいていい場所は私の腕の中だけ。
ぎゅー。
あははっ、普段こんなことしないから、私がクラクラしちゃいそ。
ね、これで恋人なんていらないでしょ?
私がいる。
いい?
あんたには、私がいるの。
あんたも言って。
あんたには、私がいる。
この言葉、忘れちゃダメだから。
さっきはごめんね。
私、自分が思ってる以上にあんたのことが大切で、ちょっと抑えられなかった。
もし、次があったら……私、きっと壊れちゃうから。
私はあんたのことを大切にしてる。
だから、あんたも……わかるよね?
うん、ありがと。
大丈夫だよね。
よしっ、それじゃ、対戦しよっか。
1000勝するまで付き合ってもらうから。
ちゃんとプリントまで配られてたのに、テスト範囲勘違いして大爆死とか、ほんっとバカ。
よかったね、「範囲外」の大問が1個だけで。
ふつーに赤点危機だったじゃん。
これはこれは、今度からは勉強だけじゃなくて、私がちゃーんと範囲まで教えてあげなくちゃいけないみたいだね。あはっ。
あんたには、私がいなくちゃ、ってことなのかな?
まあ私は優しいからー?
あんたのことはこれからも責任を持ってお世話してあげるからねー?
いやいや、お世話だよ。
手のかかるあんたが、なんとか日常生活をやっていけるのは私のおかげ。
子供のときからそうだったっしょ?
昔はほんっと手のかかる泣き虫くんだったもんねー?
……それに、私も、さ、なんか、心配になっちゃうっていうか……ここまで来たらって感じで、あんたが立派になるまではついお節介焼いちゃう気がするんだよね。
あんたが立派になる日なんて来るかわからないけどっ!
はいはいごめーんごめーん。
……今でも、もう十分立派だもんね。
なんてね!?
ほら、今日はぱーっと遊ぼ?
私もさ、あんたがやってるっていうゲームアプリ、始めてみたんだ。
ほんの最近だけどね。
いやいや、テスト期間中だし、ちゃんと勉強はしてたよ?
それに、この目のクマだって、別にやり込んでたからとかじゃないし!
そりゃあ、あんたと対戦するんなら、この数日ちょっとやってみたーってだけで戦えるとは思ってないし、かといってあんたに蹂躙されるのは癪だからけっこう練習はしたけど。
あれ、そもそもやってるなんて言ってないっけ?
あんたからこのアプリの話されたことあるような気がするけど。
いいもん、とにかくあんたと対戦したかったから。
少なくとも、私が100勝するまではやるから、これで今後しばらくは遊びに困らないね!
ん、どした?
なんか浮かない顔してんじゃん。
まるで話したいことでもあるみたいな。
図星?
そかそかー、私にはお見通しなんだよ!
だって、何年もあんたのこと、お世話してきたんだもん。
あ、お世話は禁句だっけ?
……いいよ。なんでも、聞いてあげる。
へぇ、彼女ができたんだ。
あんたに。
それで、これからは彼女との時間を大事にしたいから、私とは遊べない。
そう言いたいんでしょ?
(つらいのを耐えるように)……おめでと。
うん、おめでと。
(数秒、呻く)
おめでとおめでとおめでとおめでと……!
おめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとおめでとッ!
あぁぁぁぁ、違うのっ、何でもないから!
話しかけないで……!
う……うっ……あ……
違うの。
違う。
違う。
すーぅ、はーぁ……なんでも、ない。
あははっ、ごめんね、私あんたのこと素直に祝うの無理みたいだわ。
(ここから暗く)
本当はあんたが誰かに告白されてたことだってそのままあんたが頷いてたことだって見てた知ってたわかってた。
あははおかしいよね見たこと何度考えたって何度否定したって覆るわけなんかないのに。
私、疲れてるのかな……昨日全然寝てなくて。
嘘とかじゃないよね。
嘘って言って。
嘘なんでしょ。
嘘なんだよ。
嘘なの。
嘘だ。
嘘。
……そ。
あははっ、聞き直しても変わんないか。
違うな、違う。
あんたのこと困らせたかったわけじゃないのに。
なんか……無理。
……はぁ。
(ここから自然体で)
ねー、やめてよこんな悪いことしちゃって。
私言わなかったかなぁ?
私がこれからずっとお世話してあげるから恋人とかそんな不純異性交遊みたいなこと絶対しちゃダメってさぁ。
大体あんたなんか私以外の女のことよく知らないんだよ?
そんなの、最初からあんたのことなんてどうでもよくて、ちょっと楽しい思いできたら飽きられて捨てられて、さっさと新しい楽しみ探しに行くだけなのに。
あんたは、遊びのオモチャじゃないんだよ。
自分から成り下がるなんてしちゃいけない。
私さ、あんたに告白してきたっていう子のこと知ってるよ。
あれ、心の中で男のことすごい見下してる。
何したって許されるみたいに思ってる。
そういう思考回路してるんだろうなーってこといつも言ってる。
知ってた?
ほらね。
本性はずっとは隠していられないんだから。
あんたに媚び売ってるのは今だけ。
ね、それでも信じられる?
あはっ、そう。
わかってくれればいいんだよ。
あんたはいっぱい間違えるけど、その分ちゃんとわかってもくれるから、大好き。
ってことはさ、あんたが信じていいのは誰か、わかる?
ほんのちょっと話しただけで、人のことなんかわかんないんだよ。
時間をかけて、お互いのことわかっていかなきゃ。
大正解。
私だね。
これまで通り、あんたは私にお世話されてればいいんだから。
でも、あんたも恋人とか考えちゃうくらいになったんだね。
てか、こんなに独占したって告白とかされる隙あるんだ。
怖いなぁ。
ねえ、こっち見て。
……かわいい。
私の大好きな男の子だ。
目、合わせて。
ドキドキする?
嬉しい。
この目、ずっと離さないでくれる?
これからも、私がずっとあんたを、さらわれないように、大切に大切にお世話してあげる。
どこにもいっちゃだめ。
あんたのいていい場所は私の腕の中だけ。
ぎゅー。
あははっ、普段こんなことしないから、私がクラクラしちゃいそ。
ね、これで恋人なんていらないでしょ?
私がいる。
いい?
あんたには、私がいるの。
あんたも言って。
あんたには、私がいる。
この言葉、忘れちゃダメだから。
さっきはごめんね。
私、自分が思ってる以上にあんたのことが大切で、ちょっと抑えられなかった。
もし、次があったら……私、きっと壊れちゃうから。
私はあんたのことを大切にしてる。
だから、あんたも……わかるよね?
うん、ありがと。
大丈夫だよね。
よしっ、それじゃ、対戦しよっか。
1000勝するまで付き合ってもらうから。
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