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ヤンデレな神槍に愛され過ぎて道具をただの道具として見られない〜女神・ブリューナク編〜
written by 松平蒼太郎
  • 甘々
  • ファンタジー
  • 癒し
  • お姉さん
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • 独占欲
  • 甘やかし
  • 膝枕
  • 擬人化
公開日2022年01月20日 06:08 更新日2022年01月20日 06:08
文字数
1219文字(約 4分4秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
人間
場所
地獄
本編
はぁい、坊や。気がついた?

あら、急に起き上がっちゃダメよ。怪我に響くから。

ここ?ここは地獄よ。

天界で神々と戦った後、坊やは彼女らに地獄に叩き落とされたのよ。覚えてる?

そう。思い出した?

うん…それは残念ね。

目的の人物は討ち果たせなかったのね。

でも大丈夫。坊やはまだこうして生きてるじゃない。

命があって、やり直す意志があれば何度だってやり直せる…そうでしょう?

ふふ、その意気よ。頑張って。

それで今の状況だけど…あまり良くないみたい。

えぇ。そもそも地獄は生きた人間が来る場所じゃないから…

地上に叩き返されるくらいならいいんだけどね…

過激な悪魔とかに見つかったら、それこそ文字通り、地獄の責め苦を味わわされるかもしれないわ。

だって悪魔だし。結構残忍な性格してるのも多いのよ?

え?……あら、そうだったの。

ここにも坊やの探してる人物が…

へぇ…地獄を治める大魔王に…なるほど。

いいわ。お姉さんも手伝ってあげる。

これでも坊やの槍だもの。

坊やの進むべき道を切り拓いてあげる。

光の槍、ブリューナクに任せてちょうだい。

…と、言ってるそばから、地獄に住まう魑魅魍魎(ちみもうりょう)どもがワラワラ…

ふふ、そうね。

サクッと突破して、安全な場所まで移動しましょうか。



とりあえずここまで来れば大丈夫かしら。

坊や?身体の方は大丈夫?

そう…あまり無理はしないでね。

ん?……あぁ、たぶんそうね。

あのいかにも!って感じの大きな城に住んでるんでしょうね。ここの大魔王様は。

ふふっ、もちろん♪

魔王城、攻略しちゃいましょうか♪

どこまでもついていくわ、坊や。

とりあえず今は……

はい、お姉さんの膝の上でおねんねしましょうね〜♪

身体を休めて万全の状態で、魔王城に挑みましょう。

あそこには魔王以外にも、強力な悪魔が七体もいるからね〜。

弱った状態で挑んだら、何されるか分からないもの。

えぇ、そうよ。だって悪魔だもの。

連中、人の心の弱みにつけ込むのが大の得意なのよ?

でも安心して。

このブリューナクがいれば、坊やを悪魔なんぞに曇らせやしないわ。

常に坊やの心に光を照らし続けてあげる。

ね、坊や…周りが敵だらけの絶望的な世界で、お姉さんと二人っきりっていうシチュエーションも燃えると思わない?

現にお姉さん、とっても昂ってるし♪

あら、そう?なんだか意外ね。

いえ、今までの坊やなら「お前ら道具に対してはなんとも思わない」って言うところなのに…

ふふっ…わたしにとっても、いい感じに変わってきてくれたみたいで嬉しいわ。

(キス)

ねぇ、坊や…?

お姉さんとイケナイこと、してみる…?

こういう状況だからこそ、よ。

お姉さんも坊やを独占したくなっちゃった♪

悪魔はおろか、他の子にも坊やのことは渡したくない。

わたしだけの坊やでいてちょうだい…ね?

あら、今はダメ?そう…

仕方ないわね。

魔王城攻略まで、お預けという形にしておいてあげる。

その代わり…全部終わったら、必ずお姉さんといーっぱい遊ぶこと。

地獄に落とされた坊やを助けたのは、このブリューナクだってこと、忘れないでね?うふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレな神槍に愛され過ぎて道具をただの道具として見られない〜女神・ブリューナク編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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