魔法と剣の中心の世界。
様々な人種やあらゆる過ごす魔法と剣の世界。
そんな世界で、一人の冒険者ワニ系亜人のサポーターとして働くようになった貴方。
チームの命令で彼女につくことになったのだが、そのワニ系亜人の冒険者は少々、暴力的で…。

っ！
ちっ、おい、何見てやがるさっさとこっちに来やがれ！
ったく、てめぇがとろい動きするから、
でけぇもんくらっちまっただろうか。

っち！
おい、ぼーと立って見てんじゃねぇよ。
さっさと、荷物纏めやがれ！
てめぇは俺のサポーターだろ！
早くしろ！

ちっ、毎度毎度、おせぇんだよ。
そのドロップアイテムは、ギルドで換金してこい。
…あ゛！？
てめぇの割分！？　
役にも立たなかったくせにそんなこと言えるな！
てめぇの取り分なんてねぇよ！
そういうことは役に立ってから言えよ。
なぁ、役立たず！

SE：勢いよく蹴る音

ちっ、なんでリーダーはこんなやつを俺のところに…、
おい、何見てんだ！
早く来い！

あー、イラつく。
こんな雑魚がいるから、なおさら…

SE：歯ぎしり

お゛い゛！　お前！
今日、俺の部屋に来い！
はぁ？　いやだぁ？
うるせぇ！　てめぇは、俺の命令だけを聞いているだけでいいんだよ！
じゃねぇとすぐに死んでしまうくせによ。
ぜってぇ、来いよ！
じゃねぇと、今日以上のしつけをしてやるからな！

SE：フクロウの声
SE：扉をたたく音

はいれ。

SE：扉を開ける音

っち、やっと来たかよ。
おせぇな。一体、何してたんだよ。
は？　ギルドの換金に遅れた？
はっ、なんだ？　
てめぇ、ダンジョンでものろい癖に、まともな雑用でも使えねぇのかよ。
本当になんで、おめぇが、俺のようなところにいるんだよ。
おい、さっさとこっちにこいよ。

は？　呼んだ理由？
てめぇのせいで、ケガしたんだ。
看護の一つや二つ、してもらわねぇとな。
おら、まずは足のマッサージだ。
お前をさんざん蹴ったせいで疲れたんだよ、こっちは。
おら、早くやれ。

場面：しぶしぶ、足元に座りマッサージをする

く～～、雑魚なお前でもこれだけはうめぇよな。
本当、こういうときだけだ、お前が使えるのは。
ほら、もう片方もさっさとやれよ。

SE：もう片方の足でぺちぺちと叩く

なんだよ、その顔。
もしかして、屈辱、とか思っていねぇだろうな？
はは、だったら、もっと屈辱そうな顔にしてやろうかぁ？
ほ～らほら、

SE：ぺちぺちと叩く音

どうだ？　悔しいだろ？
大の大人で、雄である、てめぇが、
年端もいかねぇ俺にこき使われるのは。
なら、もっと、いじめてやんよ。
ほらほ～、っ！

SE：勢いよくベットに倒される

てめぇ！　ナイフを！

SE：ナイフを振り上げる音

…………（一、二秒無音）

SE：かきん、とはじかれるような音

……くっ、あははは！
そんなちっぽけなナイフで、俺の体に傷をつけれるとでも思っていたのか？
はは、もしそうだったら滑稽だな。
俺は、おめえら人間のようにやわな作りになっていねぇんだよ。

場面：あなたのナイフを握った腕をつかむ

ははっ、雑魚のくせに怯えた顔をしていやがる。
いいぜ？

“しつけてやる”

あ～ん、

SE：ナイフの刃を折る音

ぺっ、

場面：あなたのベッドの上に組み伏せる図

ほら、これでてめぇの武器はなくなった。
なんだ？　そんな抵抗的な目をしやがって、
さっきまで怯えたような眼をしていたやつがよ。
ははっ、まぁ、いいさ。
その威勢のいい目を今だけしていろ。

なぁ、威勢のいいお前に教えてやろうか？
生物が最も効率の良いしつけの方法を知っているか？
それはな。

『痛み』だよ。

あははっ、
いいねぇ、その怯えた顔。
いじめがいがありそうだよ。

SE：みちみち、と体を押し付けられる

なんだぉ？　痛そうな顔しているなぁ？
あはは、この程度で音を上げるなよ。
まだまだこれからだからさ。
ほら、こうやって。

SE：みちみちとなる体

ほら、体内にある空気を吐き出しちまえ。
ほら、ほら！
あっははは、すげぇ辛そう。
あ～、いいぜ、その顔。
痛みにゆがむ顔もいいが、涙をためているその顔もいい。
最高だ。
ほら、怖がるんならもっと怖がりな。
がちがちと歯を鳴らしちまえよ。

SE：みしみし、と骨がきしむ音

ははっ、骨がとうとうなり始めたな。
なら、

場面：拘束が緩むが、突如、首筋に鋭い痛みが走る。

“噛みつき”

……どうだ？　痛いだろ？
なぁ、

場面：前髪が捕まれエビぞり状態で、彼女の姿を見る

あぁ、最高の顔だ。
痛み、苦痛、何より屈辱に染まった顔、
れろ、
うまぇ、おめぇの涙。
あはっ、最高のおもちゃだ、てめぇ。
俺に対して反抗的な目を向けてくる雑魚なんて始めただからな。
いたとしても、すぐに俺に屈服する雑魚になる。
だけど、おめぇは少しちげぇようだ。

お前は、ずっと、この時を待っていたんだろ？
この俺を殺せると気を、
今までのうっ憤を俺で晴らそうってか？
ははっ、だったら、残念だったな。
てめぇの考えた計画もご破算。
今、お前は、俺の手の中にいる。
屈辱的姿をしてな。
あははっ、もう、それが面白い。

あぁ、そうだ、
もっと、屈辱的な顔を見たい。
痛みと悔しさにまみれた顔が見てぇな。

場面：前髪をつかまれ、エビぞり状態のまま首元に近づいていく

だからさ、壊れるなよ？
『雑魚』

“噛みつき”

・台本（ゆるボイ！）
ワニ系爬虫類亜人の噛みつき指導
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
山鳥