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- 俺様
公開日2021年07月12日 00:52
更新日2021年07月13日 20:29
文字数
1660文字(約 5分32秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
彼女がずっとイケボな推しの声を聞いている事に、彼氏は嫉妬する。
そしてその苛立ちは激しくなり……。
そしてその苛立ちは激しくなり……。
本編
※アレンジ自由 使用自由のフリー台本です。
おい、さっきから何回呼んでると思ってんだよ?
は?聞こえてなかったって……スマホばっか見てるからだろ。
しかも耳にイヤホンまでしてるし、いい加減にしろよ。
で、何見てんの?
見てるんじゃなくて聞いてる?
え、ツイキャス【つべら/ふわっち等(投稿場所によって変更して下さい)】……って、何ソレ。
いや、名前は聞いたことあるけどよく分かんねえし。
は?なんだよ、大好きな配信者さんが喋ってるのを聞いてる……って。
イケボって、何嬉しそうな顔して説明してんだよ
お前さぁ、こうして休日に、せっかく俺と二人で同じ部屋にいるのに、他人の声なんて幸せそうに聞いてんじゃねーよ。
しかもイヤホンから漏れてる声で分かるけどさ、そいつ男だよな?
マジで、ないわ。
とりあえずスマホ置けよ。
置けって!
あ?ライブ配信だから最後まで聞きたい?
いや、ライブ配信とか、そっちの都合は知らねぇよ。
【彼はそう言った瞬間、彼女の手からスマホをとり、電源を落としてしまった】
何するの、じゃねーよ。
お前さ、そんなに俺を怒らせたいのか?
画面越しの人間に嫉妬して悪いかよ。
画面越しだろうが実際に存在してる男だろうが。
もうそのツイキャス【つべら/ふわっち】?っていうの、禁止な。
はい、決定。
【彼はそう言い放ち、彼女は不服そうな顔をする】
何お前、なんか文句あんの?
駄目なもんは駄目だって言ってんだろ。
なんでって、そんなの決まってるだろ、俺が不愉快だから。
【ソファから立ち上がる音】
おい、どこいくんだよ?おい!
あ……寝室に閉じこもりやがった……。
(大きなため息)はぁ、めんどくせ。
【彼は後を追うが、寝室には鍵が掛けられていた】
(ドアノブを回すカチャカチャという音)
(扉をノックする音)
おい、開けろ。
こんな事で拗ねてんじゃねーよ。
は?嫌?なんで?
別に、そこまで押さえつけたりしてないだろ。
あーもう、分かったからとりあえず顔見せろ。仲直りすんぞ。
【彼女は鍵をかけたまま、出てこない】
あっそ、いいよ、お前なんか知らねぇ。
イライラするから、ベランダでタバコ吸ってくる。
【頭に血が上った彼は、外に出ていってしまう】
(ベランダへの窓を乱暴に開け閉めする音)
(煙草を吸いながら)……んだよ、配信者とか知らねーっつーの。
そんなのに夢中になって、馬鹿じゃねぇのアイツ。
でもまぁ、俺も大人気なく怒りすぎたかもしれねぇけどさ……
***
【少しの間があって】
(ベランダの扉を開く音)
なに?
なんでお前もベランダに出てきてんだよ。
俺の顔なんて見たくないから、寝室に閉じこもってたんだろ。
【彼女は小さな声で謝る】
それは、何に対して謝ってんだよ。
あぁ、俺と一緒にいるのに配信に夢中になってたこと?
うん、まあ、それは確かに腹が立った。
でもそれ以上に、そいつに対してお前が「大好き」って言ったのが許せなかった。
「好き」ならまだしも、お前の「大好き」は俺の為だけに使うべきだろ?!
他の奴には絶対に使うな。
分かったか?
配信者だろうか、俳優だろうが、歌手だろうが、絶対に駄目だからな。
【彼女はニコリとしながら、大きく頷く】
分かってくれて、ありがとな。
あ、それから……えっと、さっきは俺も言い過ぎた。
ごめん。
頭ごなしに「禁止」なんて、横暴だったかもしれない。
けど、目の前で夢中になられるとやっぱり気になるん、だよな。
ヤキモチっていうか……そういうの、湧いてくる。
かっこ悪くてごめん。
だからさそういうのは、俺が仕事中とかで、いない時に聞いてくれたら嬉しい。
えっ、俺が可愛い?
ははっ、何言ってんだよ、お前は。
お前の方が何倍も可愛いわ。
【彼女は嬉しそうな顔をした後、頬を赤く染めて口を開く】
ん、なんて?今なんか、小さい声で言わなかったか?
いや、何をモジモジしてんだよ、恥ずかしがらないではっきり言えよ。
ん、なになに?
はは、俺の事が世界で一番大好きだって?
(嬉しそうに)何、お前、俺の事あおってんの?
そんなこと言うと、今すぐ寝室に連れ込みたくなるじゃん。
はは、「いいよ」って。
素直で可愛すぎるだろ。
俺も、お前が世界で一番大好きだよ。
〈終〉
おい、さっきから何回呼んでると思ってんだよ?
は?聞こえてなかったって……スマホばっか見てるからだろ。
しかも耳にイヤホンまでしてるし、いい加減にしろよ。
で、何見てんの?
見てるんじゃなくて聞いてる?
え、ツイキャス【つべら/ふわっち等(投稿場所によって変更して下さい)】……って、何ソレ。
いや、名前は聞いたことあるけどよく分かんねえし。
は?なんだよ、大好きな配信者さんが喋ってるのを聞いてる……って。
イケボって、何嬉しそうな顔して説明してんだよ
お前さぁ、こうして休日に、せっかく俺と二人で同じ部屋にいるのに、他人の声なんて幸せそうに聞いてんじゃねーよ。
しかもイヤホンから漏れてる声で分かるけどさ、そいつ男だよな?
マジで、ないわ。
とりあえずスマホ置けよ。
置けって!
あ?ライブ配信だから最後まで聞きたい?
いや、ライブ配信とか、そっちの都合は知らねぇよ。
【彼はそう言った瞬間、彼女の手からスマホをとり、電源を落としてしまった】
何するの、じゃねーよ。
お前さ、そんなに俺を怒らせたいのか?
画面越しの人間に嫉妬して悪いかよ。
画面越しだろうが実際に存在してる男だろうが。
もうそのツイキャス【つべら/ふわっち】?っていうの、禁止な。
はい、決定。
【彼はそう言い放ち、彼女は不服そうな顔をする】
何お前、なんか文句あんの?
駄目なもんは駄目だって言ってんだろ。
なんでって、そんなの決まってるだろ、俺が不愉快だから。
【ソファから立ち上がる音】
おい、どこいくんだよ?おい!
あ……寝室に閉じこもりやがった……。
(大きなため息)はぁ、めんどくせ。
【彼は後を追うが、寝室には鍵が掛けられていた】
(ドアノブを回すカチャカチャという音)
(扉をノックする音)
おい、開けろ。
こんな事で拗ねてんじゃねーよ。
は?嫌?なんで?
別に、そこまで押さえつけたりしてないだろ。
あーもう、分かったからとりあえず顔見せろ。仲直りすんぞ。
【彼女は鍵をかけたまま、出てこない】
あっそ、いいよ、お前なんか知らねぇ。
イライラするから、ベランダでタバコ吸ってくる。
【頭に血が上った彼は、外に出ていってしまう】
(ベランダへの窓を乱暴に開け閉めする音)
(煙草を吸いながら)……んだよ、配信者とか知らねーっつーの。
そんなのに夢中になって、馬鹿じゃねぇのアイツ。
でもまぁ、俺も大人気なく怒りすぎたかもしれねぇけどさ……
***
【少しの間があって】
(ベランダの扉を開く音)
なに?
なんでお前もベランダに出てきてんだよ。
俺の顔なんて見たくないから、寝室に閉じこもってたんだろ。
【彼女は小さな声で謝る】
それは、何に対して謝ってんだよ。
あぁ、俺と一緒にいるのに配信に夢中になってたこと?
うん、まあ、それは確かに腹が立った。
でもそれ以上に、そいつに対してお前が「大好き」って言ったのが許せなかった。
「好き」ならまだしも、お前の「大好き」は俺の為だけに使うべきだろ?!
他の奴には絶対に使うな。
分かったか?
配信者だろうか、俳優だろうが、歌手だろうが、絶対に駄目だからな。
【彼女はニコリとしながら、大きく頷く】
分かってくれて、ありがとな。
あ、それから……えっと、さっきは俺も言い過ぎた。
ごめん。
頭ごなしに「禁止」なんて、横暴だったかもしれない。
けど、目の前で夢中になられるとやっぱり気になるん、だよな。
ヤキモチっていうか……そういうの、湧いてくる。
かっこ悪くてごめん。
だからさそういうのは、俺が仕事中とかで、いない時に聞いてくれたら嬉しい。
えっ、俺が可愛い?
ははっ、何言ってんだよ、お前は。
お前の方が何倍も可愛いわ。
【彼女は嬉しそうな顔をした後、頬を赤く染めて口を開く】
ん、なんて?今なんか、小さい声で言わなかったか?
いや、何をモジモジしてんだよ、恥ずかしがらないではっきり言えよ。
ん、なになに?
はは、俺の事が世界で一番大好きだって?
(嬉しそうに)何、お前、俺の事あおってんの?
そんなこと言うと、今すぐ寝室に連れ込みたくなるじゃん。
はは、「いいよ」って。
素直で可愛すぎるだろ。
俺も、お前が世界で一番大好きだよ。
〈終〉
クレジット
ライター情報
シチュエーションボイス女性向け台本を書いています。
得意ジャンルは、甘々、喧嘩系、ヤンデレ等。
得意ジャンルは、甘々、喧嘩系、ヤンデレ等。
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フリー台本です。アレンジ自由、使用自由です。書き手の「呂綺」の名前だけ、どこかに記載してもらえたら嬉しいです。
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