- 切ない
- ヤンデレ
- 未亡人
公開日2022年02月11日 22:48
更新日2022年02月11日 22:48
文字数
3651文字(約 12分11秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
未亡人
視聴者役柄
死んだ旦那似の通行人
場所
繁華街→公園
あらすじ
あらすじ
とある繁華街を歩いていたあなたは、見知らぬ女に話しかけられる。
まるで知らない初対面の女
しかし、女は嬉しそうに抱きついて涙まで零す
詳しく話を聞くと彼女は未亡人のようだった
可哀想なことに、初夜を迎えることもなく、旦那を無くしてしまった未亡人
一番燃え上がっていた、幸せの絶頂期にどん底に堕とされてしまったから、受け入れられず、壊れてしまった悲しい人
何とか、悲しみを癒してあげたい
しかし、壊れている彼女に関わることはただの危険行為でしかなかった
とある繁華街を歩いていたあなたは、見知らぬ女に話しかけられる。
まるで知らない初対面の女
しかし、女は嬉しそうに抱きついて涙まで零す
詳しく話を聞くと彼女は未亡人のようだった
可哀想なことに、初夜を迎えることもなく、旦那を無くしてしまった未亡人
一番燃え上がっていた、幸せの絶頂期にどん底に堕とされてしまったから、受け入れられず、壊れてしまった悲しい人
何とか、悲しみを癒してあげたい
しかし、壊れている彼女に関わることはただの危険行為でしかなかった
本編
本編
「あ、れ……?」
近付いて
「もし……そこの方?……少し、お顔を……」
嬉しそうに
「ぁ、ぁあ……ぁぁあっ!あな、た……あなたぁっ!」
耳元で涙声で
「生きて……生きて、いたんですねっ!私の……私のっ!旦那様ぁっ!」
「うぅ、うぅぅぅぅぅぅぅっ……よかっ、た……よかっ、たぁっ!」
「もう……もう、絶対に!離れませんからっ! もう……離れたりなんて、させませんからっ!」
「一緒に……一緒に……今度こそ、幸せに、暮らしましょう、ね?」
離れて
呆然とした感じで
「……は、ぇ?どうされました、か?旦那、さま?私、です……あなたの最愛の妻の、私が、分からないんですか?」
「……え?人違、い?」
「私と、あなたは、初対面?」
「……え? ……え?」
一回目のえ?と二回目のえ?はイントネーションを変えて
それから信じられないように
「だって……だって、そんな……お声だって、あの時のまま……顔も、背も……匂いも……」
クンクン、と嗅ぐように
「そのまま……そのまま、ですよ?」
「なのに……なのに、どうして、そんな、ことを?」
「嘘? 私に、嘘を吐かなければいけない理由が、何か……」
少し考えるように間を空けて
冷静な感じで
「ぁ、成程……ごめんなさい、私、少し誤解してました」
「ふふっ、あなたがそういう理由、しっかりと理解しました……ごめんなさい、こんな、街中で取り乱して」
「……あ、はは、皆さん、見てらっしゃいますね……」
「少し、移動しましょう」
「ここでは……こんな、人通りが多い繁華街では、話すことも話せませんから、ね?」
耳元で
「……いいですよね?」
「その……あなたの言い分は理解しましたけど……その……」
「私、初対面のあなたとも、もう少しだけ、お話したいんです」
「……駄目、ですか?」
相手の反応を待つくらいの間
それから離れて
「ふふっ、ありがとうございます♪」
「やっぱり、あなたはお優しいですね?大好きですっ♪」
「……ぁ、ごめんなさい。つい」
「初対面、でしたよね?」
「ふふ、分かってます」
「それじゃ……お話の出来るところへ参りましょう」
少し間を空けて
場面転換
「着きました……ここなら、いいでしょう」
「私たちが……いえ、私と旦那様が、よく遊んだ公園」
「今の時間はまったく人気がないのは、あの時のままですね」
「話すにはうってつけ……座りましょう?あそこの、ベンチで……少しだけ……昔、みたいに……」
「……はぁ、駄目ですね。あなたと私は初対面……そう、分かっているはずなのに、どうしてもこの感覚が抜けないんです……理解した、とそう言ったはずなのに、みっともないことこの上ない……」
「でも、もう少しだけ……もう少しだけ、付き合ってください」
「お話、したいですから……こうして、一緒に……そして、あの時のことを、思い出していたいから……」
「……はい、ありがとうございます。では、座りましょう」
「少し……ほんの少しだけ、長い話になりますが……お付き合いくださいね?」
座る音
「……さて、まずは、何からお話したものでしょうか」
「初対面……となると、何を話せばいいのか、口下手な私では思いつきもしませんが……そうですね。やはり、あの話からにしましょうか」
「初対面、なのでしたら、ここから始めるのが正しいはずですからね……」
「ごめんなさい。さっき、あんなふうに取り乱したのは……あなたが私の、最愛の旦那様と、瓜二つだったからなんです」
「誰よりも大好きで……誰よりも愛していて……誰よりも、傍に居たいと心の底から願って……この人と一生を添い遂げるんだ、とそう、信じていた相手」
「そして、その願い通り、私たちは結ばれました。大好きと大好きを重ねて……好きだよ、と幸せな時間を重ね合って……ついに」
「幸せの絶頂でした」
「この幸せがずっと続いていくんだろうな……この人と家庭を持って、一緒に笑い合って、慰め合って……時にはちょっとしたことで喧嘩になったりもして、でも、すぐにまた元通りになって……死が二人を別つまでずっとずっと……おじいちゃんとおばあちゃんになっても、一緒に……そう、頭の中で描いてた。そうなるって、心の底から信じてたんです」
「……でも……結婚初夜のことです。あなたは、私の元から居なくなった」
「結婚するまでは、とお互いに大事にしていた……初めてを交換し合うことなく、私の元から、消えた……」
「あの時のことは、今も鮮明に覚えています」
「通り魔、のようなものでした」
「自分はこんななのに、人が幸せで居るのが妬ましい……こんな奴らの幸せ、踏みにじってやりたい……ただ、それだけの、身勝手な暴力」
「純白のドレスを着た私の前で、あなたは、刺された……」
「私を守るように……真っ白なタキシードに、真紅の血が滲んでも……その男を決して離さないように……その刃が、私のところに行かないように、犯人を抱き締めて……」
「怖かった……通り魔じゃなくて……そんなふうに、耐えているあなたが……私の為にって、命を投げ出して……失おうとしている、あなたが……」
「刺されたまま、犯人を抱き締めて離さない……そんなあなたが……まるで、燃え尽きる直前に、最後の輝きを放つ花火のようで……」
「そして……それは、実際間違ってなかった」
「ようやく解放されたあと、あなたはすぐに血の海に沈んだ」
「服も、靴も……純白だったそれが血にまみれて赤くなっているというのに……顔からは血の気が失せて……どんどん、青くなっていって……」
「失われていく体温を、この手で感じました」
「力が段々と抜けていくのを、この身で感じました……」
「本当に……本当に、あの時のことを思いだすと、胸が、締め付けられるかのようで……全身が寒くなるかのようで……」
「辛かった……苦しかった、っ!」
「どうして……どうして、そんな男を抱き締めるくらいなら……私を抱き締めてくれなかったの?」
「どうして……私の為に、命を投げ出してしまうの?」
「嫌だよ……居なくならないでよっ」
「独りぼっちに……しないでよ……う、うぅぅぅ」
少し泣くように呻いてから
気を取り直した感じで
「……えぇ、まぁ、そんな感じです……未亡人、というんでしょうね。世間的には」
「けど……私は、信じられなかった……一人になっただなんて、信じられなかった」
「だって、今でもこの胸に……あの人の笑顔が、匂いが、声が……こんなにも響き渡っているから」
「もう居ないだなんて、信じられませんでした」
「一人だなんて、信じられませんでした……」
「そんな、感じです。だから、あんな街中だというのに、何も考えずに抱き着いてしまいました。感情を露わにしてしまいました……そのことだけは、本当に謝らせてください」
「ごめんなさい……」
「あの時は、何も考えられなかったんです」
「だって……生きていてくれたから……私のところに戻ってきてくれたって、そう感じてしまったから……抑えきれなくって……」
「好きな、気持ちが、抑えられなくって……」
「ええ、分かります……あなたと私は初対面」
「何も関りがない……何も関係がない……分かってます……そういうことだって、分かってます」
「でも……でもっ!知っちゃったら抑えられないじゃないですか?」
「見ちゃったら……抱き締めて、しまうじゃないですか?」
「……火葬されて……骨だけになったのを見ても、信じられなかった……お墓を立ててなお、信じられなかった……もう、居ないだなんてことが……信じられなかった……それが」
少し間を空けて
力強く
「それが……正しかっただなんて!」
陶酔して壊れた感じで
「そう……そうですよね?あなたはここに居ますもの……ちゃんと生きて、私の傍に居ますもの」
「あぁ、ぁぁあ……本当に……本当にっ!信じててよかった、忘れなくてよかった!」
「ふふ、ふふふふふ♪そうですよね?世間的には火葬されて死んだことになってるんですもの、私のこと、分からないと言う他ありませんよね?」
「初対面だと言う他、ありませんよね?」
「分かってます……全部全部、分かってます!」
「これで……これで、良かったんですよね?」
「初対面だって、そういうことだったんですよね?」
「ふふ、ふふふふふふふふふっ♪」
「でも、大丈夫。世間的には可笑しいことかもしれませんが、私も、あなたが居ない間に色々な準備を進めていました♪」
「もう二度と、あんなことにならないように……山奥の誰も来れない場所にお家を作ったんです♪」
「もう誰も、あなたを傷つけることが出来ないように……私の元から居なくなれないように……また会うその日を信じて、準備を進めてきたんです♡」
「さぁ、もうお遊びの時間は終わりです♡」
「初対面ごっこ……こういうのも、中々面白いものですね?」
「最初の頃を思い出すようで、少し胸が躍っちゃいました♡」
「……でも、もう、いいですよね?」
「私、いい加減、欲求不満です♪」
「早く、愛してるって囁いてください」
「好きだって……大好きだって……もう絶対に一人にはしないって♡」
「久方ぶりに、夫婦の営みをしましょう?」
耳元で
「愛を囁き合いましょうよ?」
「だ・い・す・き・だって♡」
離れて
「ふふ、駄目ですよ?抵抗しても無駄です」
「私の元から離れていった、自由を愛する鳥のような旦那様ですから……こういうことになるのも想定済みです」
「もう二度と……離しませんよ?」
「あの日の続きをしましょう? あの……結婚初夜、迎えるはずだった初めてを交換し合う、続きを……」
「えぇ、流石に、こんなところで……というのは、私も少々恥ずかしいですから」
耳元で
「お家に帰ってからたっぷりと、しましょうね♡」
「今まで離れていた分、ずっと……ず~~っと♡」
あまい声で囁き
「もう……絶対に、離しませんからね?旦那様♡」
「あ、れ……?」
近付いて
「もし……そこの方?……少し、お顔を……」
嬉しそうに
「ぁ、ぁあ……ぁぁあっ!あな、た……あなたぁっ!」
耳元で涙声で
「生きて……生きて、いたんですねっ!私の……私のっ!旦那様ぁっ!」
「うぅ、うぅぅぅぅぅぅぅっ……よかっ、た……よかっ、たぁっ!」
「もう……もう、絶対に!離れませんからっ! もう……離れたりなんて、させませんからっ!」
「一緒に……一緒に……今度こそ、幸せに、暮らしましょう、ね?」
離れて
呆然とした感じで
「……は、ぇ?どうされました、か?旦那、さま?私、です……あなたの最愛の妻の、私が、分からないんですか?」
「……え?人違、い?」
「私と、あなたは、初対面?」
「……え? ……え?」
一回目のえ?と二回目のえ?はイントネーションを変えて
それから信じられないように
「だって……だって、そんな……お声だって、あの時のまま……顔も、背も……匂いも……」
クンクン、と嗅ぐように
「そのまま……そのまま、ですよ?」
「なのに……なのに、どうして、そんな、ことを?」
「嘘? 私に、嘘を吐かなければいけない理由が、何か……」
少し考えるように間を空けて
冷静な感じで
「ぁ、成程……ごめんなさい、私、少し誤解してました」
「ふふっ、あなたがそういう理由、しっかりと理解しました……ごめんなさい、こんな、街中で取り乱して」
「……あ、はは、皆さん、見てらっしゃいますね……」
「少し、移動しましょう」
「ここでは……こんな、人通りが多い繁華街では、話すことも話せませんから、ね?」
耳元で
「……いいですよね?」
「その……あなたの言い分は理解しましたけど……その……」
「私、初対面のあなたとも、もう少しだけ、お話したいんです」
「……駄目、ですか?」
相手の反応を待つくらいの間
それから離れて
「ふふっ、ありがとうございます♪」
「やっぱり、あなたはお優しいですね?大好きですっ♪」
「……ぁ、ごめんなさい。つい」
「初対面、でしたよね?」
「ふふ、分かってます」
「それじゃ……お話の出来るところへ参りましょう」
少し間を空けて
場面転換
「着きました……ここなら、いいでしょう」
「私たちが……いえ、私と旦那様が、よく遊んだ公園」
「今の時間はまったく人気がないのは、あの時のままですね」
「話すにはうってつけ……座りましょう?あそこの、ベンチで……少しだけ……昔、みたいに……」
「……はぁ、駄目ですね。あなたと私は初対面……そう、分かっているはずなのに、どうしてもこの感覚が抜けないんです……理解した、とそう言ったはずなのに、みっともないことこの上ない……」
「でも、もう少しだけ……もう少しだけ、付き合ってください」
「お話、したいですから……こうして、一緒に……そして、あの時のことを、思い出していたいから……」
「……はい、ありがとうございます。では、座りましょう」
「少し……ほんの少しだけ、長い話になりますが……お付き合いくださいね?」
座る音
「……さて、まずは、何からお話したものでしょうか」
「初対面……となると、何を話せばいいのか、口下手な私では思いつきもしませんが……そうですね。やはり、あの話からにしましょうか」
「初対面、なのでしたら、ここから始めるのが正しいはずですからね……」
「ごめんなさい。さっき、あんなふうに取り乱したのは……あなたが私の、最愛の旦那様と、瓜二つだったからなんです」
「誰よりも大好きで……誰よりも愛していて……誰よりも、傍に居たいと心の底から願って……この人と一生を添い遂げるんだ、とそう、信じていた相手」
「そして、その願い通り、私たちは結ばれました。大好きと大好きを重ねて……好きだよ、と幸せな時間を重ね合って……ついに」
「幸せの絶頂でした」
「この幸せがずっと続いていくんだろうな……この人と家庭を持って、一緒に笑い合って、慰め合って……時にはちょっとしたことで喧嘩になったりもして、でも、すぐにまた元通りになって……死が二人を別つまでずっとずっと……おじいちゃんとおばあちゃんになっても、一緒に……そう、頭の中で描いてた。そうなるって、心の底から信じてたんです」
「……でも……結婚初夜のことです。あなたは、私の元から居なくなった」
「結婚するまでは、とお互いに大事にしていた……初めてを交換し合うことなく、私の元から、消えた……」
「あの時のことは、今も鮮明に覚えています」
「通り魔、のようなものでした」
「自分はこんななのに、人が幸せで居るのが妬ましい……こんな奴らの幸せ、踏みにじってやりたい……ただ、それだけの、身勝手な暴力」
「純白のドレスを着た私の前で、あなたは、刺された……」
「私を守るように……真っ白なタキシードに、真紅の血が滲んでも……その男を決して離さないように……その刃が、私のところに行かないように、犯人を抱き締めて……」
「怖かった……通り魔じゃなくて……そんなふうに、耐えているあなたが……私の為にって、命を投げ出して……失おうとしている、あなたが……」
「刺されたまま、犯人を抱き締めて離さない……そんなあなたが……まるで、燃え尽きる直前に、最後の輝きを放つ花火のようで……」
「そして……それは、実際間違ってなかった」
「ようやく解放されたあと、あなたはすぐに血の海に沈んだ」
「服も、靴も……純白だったそれが血にまみれて赤くなっているというのに……顔からは血の気が失せて……どんどん、青くなっていって……」
「失われていく体温を、この手で感じました」
「力が段々と抜けていくのを、この身で感じました……」
「本当に……本当に、あの時のことを思いだすと、胸が、締め付けられるかのようで……全身が寒くなるかのようで……」
「辛かった……苦しかった、っ!」
「どうして……どうして、そんな男を抱き締めるくらいなら……私を抱き締めてくれなかったの?」
「どうして……私の為に、命を投げ出してしまうの?」
「嫌だよ……居なくならないでよっ」
「独りぼっちに……しないでよ……う、うぅぅぅ」
少し泣くように呻いてから
気を取り直した感じで
「……えぇ、まぁ、そんな感じです……未亡人、というんでしょうね。世間的には」
「けど……私は、信じられなかった……一人になっただなんて、信じられなかった」
「だって、今でもこの胸に……あの人の笑顔が、匂いが、声が……こんなにも響き渡っているから」
「もう居ないだなんて、信じられませんでした」
「一人だなんて、信じられませんでした……」
「そんな、感じです。だから、あんな街中だというのに、何も考えずに抱き着いてしまいました。感情を露わにしてしまいました……そのことだけは、本当に謝らせてください」
「ごめんなさい……」
「あの時は、何も考えられなかったんです」
「だって……生きていてくれたから……私のところに戻ってきてくれたって、そう感じてしまったから……抑えきれなくって……」
「好きな、気持ちが、抑えられなくって……」
「ええ、分かります……あなたと私は初対面」
「何も関りがない……何も関係がない……分かってます……そういうことだって、分かってます」
「でも……でもっ!知っちゃったら抑えられないじゃないですか?」
「見ちゃったら……抱き締めて、しまうじゃないですか?」
「……火葬されて……骨だけになったのを見ても、信じられなかった……お墓を立ててなお、信じられなかった……もう、居ないだなんてことが……信じられなかった……それが」
少し間を空けて
力強く
「それが……正しかっただなんて!」
陶酔して壊れた感じで
「そう……そうですよね?あなたはここに居ますもの……ちゃんと生きて、私の傍に居ますもの」
「あぁ、ぁぁあ……本当に……本当にっ!信じててよかった、忘れなくてよかった!」
「ふふ、ふふふふふ♪そうですよね?世間的には火葬されて死んだことになってるんですもの、私のこと、分からないと言う他ありませんよね?」
「初対面だと言う他、ありませんよね?」
「分かってます……全部全部、分かってます!」
「これで……これで、良かったんですよね?」
「初対面だって、そういうことだったんですよね?」
「ふふ、ふふふふふふふふふっ♪」
「でも、大丈夫。世間的には可笑しいことかもしれませんが、私も、あなたが居ない間に色々な準備を進めていました♪」
「もう二度と、あんなことにならないように……山奥の誰も来れない場所にお家を作ったんです♪」
「もう誰も、あなたを傷つけることが出来ないように……私の元から居なくなれないように……また会うその日を信じて、準備を進めてきたんです♡」
「さぁ、もうお遊びの時間は終わりです♡」
「初対面ごっこ……こういうのも、中々面白いものですね?」
「最初の頃を思い出すようで、少し胸が躍っちゃいました♡」
「……でも、もう、いいですよね?」
「私、いい加減、欲求不満です♪」
「早く、愛してるって囁いてください」
「好きだって……大好きだって……もう絶対に一人にはしないって♡」
「久方ぶりに、夫婦の営みをしましょう?」
耳元で
「愛を囁き合いましょうよ?」
「だ・い・す・き・だって♡」
離れて
「ふふ、駄目ですよ?抵抗しても無駄です」
「私の元から離れていった、自由を愛する鳥のような旦那様ですから……こういうことになるのも想定済みです」
「もう二度と……離しませんよ?」
「あの日の続きをしましょう? あの……結婚初夜、迎えるはずだった初めてを交換し合う、続きを……」
「えぇ、流石に、こんなところで……というのは、私も少々恥ずかしいですから」
耳元で
「お家に帰ってからたっぷりと、しましょうね♡」
「今まで離れていた分、ずっと……ず~~っと♡」
あまい声で囁き
「もう……絶対に、離しませんからね?旦那様♡」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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