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ちょっぴり嫉妬深い大和撫子なヤンデレちゃんは完璧主義者過ぎてちょこれーとが間に合わない
written by 泣きんぎょ
  • ヤンデレ
  • 純愛
  • 甘々
  • バレンタイン
公開日2022年02月12日 01:23 更新日2022年02月12日 01:23
文字数
1549文字(約 5分10秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヤンデレちゃん
視聴者役柄
惚れられてる男
場所
学園
あらすじ
あらすじ

 あなたには古式ゆかしい、大和撫子としか形容のしようがない幼馴染が居た。
 彼女は嫉妬深く、独占欲が強い
 同時に、完璧主義者でもあり……物事に妥協をしない。
 この日はバレンタインデー、当然彼女もくれるものだと思って待っていたのだが……中々来ない
 そのことに疑問を感じながらも待っていると……
本編
本編

「ごめんなさい、お待たせ……しましたよね?」

「少し、お掃除が長引いてしまって……至らないわたくしを許してください」

「さぁ、帰りましょう?」

「今日もお母様に言われた通り、わたくしがお夕飯を作ります。期待して待っててくださいね?」

「今日のお夕飯は特別ですから」

「……では、一刻も早く……?」

「あの……どうか、なさいましたか?」

「浮かない、顔ですが?」

「……? 渡すもの、ですか? わたくしが、あなた様に?」

「んぅ……思いつきませんが?」

「はて? 何でしょう?」

 少し待ち

「はぁ、ばれんたいん……ですか? えっと、それは、その……どのようなもの、で?」

「……ふむ……女性が意中の殿方にちょこれーとを贈る催事ですか」

「それはそれは……初耳です」

少し待ち

「う……なんでしょう? 確かに顔を逸らしましたが……それが何か?」

「……本当に初耳ですよ? ばれんたいん、などという催し聞いたこともありません」

「これまで本当にあった催しですか? わたくしの地元では一切なかったものですが?」

「……うぅ……そんなに、見つめないでください……恥ずかしい、です……ポッ」

「……はい、嘘、吐きました……」

「知ってます……ばれんたいん、それがどういうことなのか? どういった意味を持つのか? 事細かに……」

「それで……あなた様が他の女性からはちょこれーとを貰えないように手を回したのはこのわたくしですから……独占欲の深い愚かなわたくしをお許しください……」

「でも、耐えられなかったのですから、仕方ないではありませんか?」

「わたくし以外の女性から貰ってるちょこれーとを、嬉しそうに頬張るあなた様を想像すると……胸が、張り裂けそうで……つらくて、つらくて……」

「わたくし以外に、その笑顔を向けないでください……あなた様はこんなにもわたくしを虜にしてしまっているというのに……ズルいです……いけず」

「……ん、そう、ですか。分かりました、今はその言葉を信じましょう」

「あなた様が見るのはわたくしだけ……ふふ、なんと心地よい言葉なのでしょうね?」

「ありがとうございます、あなた様はいつだってわたくしを幸せにしてくださいますね?」

「産まれてきてくれて、ありがとうございます……あなた様の全てが、わたくしには愛おしいです♡」

耳元で

「いっぱいいっぱい愛し合って……幸せな家庭を築きましょうね?」

囁き

「大好きです♡」

離れて

「え、っと……それで、その……何故、知っていながらちょこれーとを贈る用意してなかったか、なのですが……その……」

「出来なかったんです……満足いくちょこが」

「わたくしの愛を、完全に表現する……満足いく出来のものが、出来なかったんです」

「ごめんなさい……その、すぐに完成させますので……少し……もう、ほんの少しだけ、まっていてくださいませんか?」

「あなた様の愛を表現するのに……不完全で妥協をしたちょこれーとを贈りたくないんです」

「わたくしの……気持ちを表現したものですから」

「とろけるほど甘く、一度食べたら忘れられない……そんなものがいいと思うんです」

「あなた様にとっての、このわたくしのように……なくてはならないものを作りたいんです」

「駄目、ですか?」

「……ん、えへへ……そうですか……やっぱり、あなた様はお優しい、ですね」

「はいっ、満足いくまで作り続けますっ♪」

「楽しみに待っていてくださいね?」

「わたくしの……心からの気持ちですからっ」

「それで、その……一つだけ許可を頂きたいのですが……」

耳元で

「身体が熱くなって、思わずわたくしを押し倒したくなるような……お薬、混ぜてもいいですか?」

「燃え上がるほどに愛し合いましょう?」

「ね? 翌日に影響しない日を選びますから」

「いえ……例え影響したとしても、このわたくしが何とかします。あなた様の、妻になるのですから」

「だから……ね? しませんか?」

 離れて

「ふふ、ふふふふっ♪そうですかっ」

「では、そうしましょうっ」

囁き

「二人だけの愛の証を……作りましょ~ね♡」

「一晩中だろうと……朝になろうと……離しませんから、ね?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ちょっぴり嫉妬深い大和撫子なヤンデレちゃんは完璧主義者過ぎてちょこれーとが間に合わない
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
泣きんぎょ
ライター情報
 ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
 細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
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