- 拘束
- SF
- 耳かき
- インモラル
公開日2024年10月09日 21:38
更新日2024年10月16日 20:22
文字数
3379文字(約 11分16秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
敵国の女軍人の高官
視聴者役柄
捕虜となった軍人
場所
未来の捕虜収容所
あらすじ
(ASMRの音を指定していますが、シナリオが破綻しなければ好きな音を入れて大丈夫です)
捕虜として拘束され、取調室に閉じ込められたあなた。
そこに敵国の軍人の女が現れる。
情報を吐かないあなたに対して、軍人はやり方を変えようと告げる。
条約で禁止された拷問の抜け道として、あらゆる手段が使われてきたと語る軍人。
そして軍人は両手に特殊な手袋を嵌め、あなたの両耳を触り始める。
耳を触りながらの軍人からの質問に、あなたは無言を貫く。
そんなあなたに対して、特殊な手袋の機能であなたの脳内はモニタリングされていると軍人が告げる。
そして軍人が手袋のモードを変えると、手袋の感触がパリパリとした音に変わる。
その音を聴いているうちにあなたは心が緩んでしまう。
実はその音は理性が崩れる音なのだが、あなたは抵抗できない。
さらに理性の崩れ切ったあなたに対して、軍人はドロドロとした音と共に自我をかき混ぜる。
自我をかき混ぜられたあなたは心を操作され、尋問に全て答えてしまう。
あなたの答えに満足した軍人はそのままあなたの自我をかき混ぜ終えると、
また質問があれば来てやると告げて去っていくのだった。
捕虜として拘束され、取調室に閉じ込められたあなた。
そこに敵国の軍人の女が現れる。
情報を吐かないあなたに対して、軍人はやり方を変えようと告げる。
条約で禁止された拷問の抜け道として、あらゆる手段が使われてきたと語る軍人。
そして軍人は両手に特殊な手袋を嵌め、あなたの両耳を触り始める。
耳を触りながらの軍人からの質問に、あなたは無言を貫く。
そんなあなたに対して、特殊な手袋の機能であなたの脳内はモニタリングされていると軍人が告げる。
そして軍人が手袋のモードを変えると、手袋の感触がパリパリとした音に変わる。
その音を聴いているうちにあなたは心が緩んでしまう。
実はその音は理性が崩れる音なのだが、あなたは抵抗できない。
さらに理性の崩れ切ったあなたに対して、軍人はドロドロとした音と共に自我をかき混ぜる。
自我をかき混ぜられたあなたは心を操作され、尋問に全て答えてしまう。
あなたの答えに満足した軍人はそのままあなたの自我をかき混ぜ終えると、
また質問があれば来てやると告げて去っていくのだった。
本編
(カツカツと足音が聴こえる)
――ほう、お前が部下たちが手を焼いているというスパイかね。
手足を椅子に拘束されて可哀そうに……と、言いたいところだが、疑いがある以上暴れられたらこちらも困るのでね。
しかし我が情報部の尋問はなかなか腕がいいと評判なんだが、君は生ぬるい手段はお気に召さないらしいな。
……スパイではない、と?フフッ……、地元に帰して欲しい、だと?
(紙をめくる音)
――ずいぶんと我々の国をなめてくれるじゃあないか。
いったいどこへ帰るというのだね?お前が名乗る名前の人物はとっくの昔に死んでいるし、
お前が国に登録しているデータも、全て偽装されたものだ。
ほら、見たまえ。
(紙を突き付ける音)
……何?こんなのデタラメだと?
……ハハハ!ああ、そうだよ。バレてしまったな。
――だがおかしいな。紙の書類など、もう50年はこの国で使われていないのに、簡単に読めるのだな。
各国で紙が使われているのは、もはや電子データを信用しない軍の一部だけだ。
書類を読んだ目の動きを見れば、お前が他国の情報部の軍人なのだということは、私にはすぐわかる。
――フフッ、これまでは隠し通していたのだろうが、部下の尋問で気が緩んだな?
我が部下たちもなかなかいい仕事をしてくれたじゃないか。
――では、今から私が尋問を始めよう。
せっかくだ。目の前に座らせてもらうよ。
(椅子に座る音)
(声が近くなる)
(耳元で囁く)
――戦争において捕虜への拷問が禁止されているのは、お前も知っているな?
そのため各国はより効果的な尋問の手段を追求してきた。
現代においてその最も代表的な手法は耳かきだ。
耳かきで相手を強制的にリラックス状態に落とし込み、情報を吐かせる。
我が国の情報部も耳かきのスペシャリストが揃っているが、どうやらお前は耳かきはお気に召さないらしい。
(囁き終わり)
――そういうわけで、技術部が試作したこれの出番だ。
(手袋が片耳を軽く触る)
――一見ただの黒い布の手袋だろう?
どういうモノかは、実際に体験してもらった方がいいな。
……何をされようと、何も教える気はない?
ハハッ、そうか。では私もお前もたっぷり楽しめるな。
(手袋による両耳のマッサージor指耳かきが始まる)
――まずはお前の耳を揉みほぐすところからだな。
耳を指で刺激するというのも当然耳かきの一種……つまり尋問の技術だ。
もしかしたら既に部下から受けているかね?
……なんだ。こんなことも答えてくれないのか。
多少は譲歩してくれてもいいだろう?
条約も守らない国の拷問に比べれば、我が国の耳かき尋問は夢心地のような待遇だと思うが。
――ふむ。なら先に私から情報をあげよう。
わが国の情報部では、耳かきの技術というのは昇進に関わるほど重要なんだ。
上官である私の上手さは、当然部下たちより勝るものだと自負しているが……どちらの方が心地良いかね?
……無言を貫くか。まあ、それ自体が答えとも言えるがね。
昨日までは耳かき中でも家に帰してくれとうるさかったそうじゃないか。
お前の緊張が手に取るようにわかるよ。
――いや、見えているといった方が正確かな。
この手袋はお前の脳の活動をモニタリングしてくれるのさ。
そしてお前の理性の強さを映像化し、私の網膜に映してくれる。
――先日テストとして技術部の人間に使ってみたが……ハハッ、比べ物にならないほど強固な壁を作っているな。
……もしや見えてるだけでは意味がないと思っているかな?
心配ご無用だ。
――モード変更。
(無音を挟んで両耳の音が手袋からスクイーズをつぶすパリパリ系の音に切り替わる)
――ほう、お前の理性はこういう音がするのか。
パリパリパリパリ、心地いい音が脳内に響き渡るだろう?
――この手袋は尋問用の最新型でね。対象者の脳を解析することで、耳かきでは決して得られない快楽を生み出せるのさ。
無駄だとは思うが、耐えたければ耐えてもいい。私もお前の反応を見るのが楽しいからな。
しばらくはこの快楽を存分に味わってもらうとしよう。
(スクイーズの音続く)
――フフッ。まるで何かが崩れていくのを耐えてるような顔だな。
そろそろ諦めて情報を吐いてくれるかね?
……断る?ハハッ、そうか。
だが部下たちの尋問よりは遥かに心地良いようだな。
……そんなことはない?それは少し悲しいな。
まあ、最初の質問に答えてくれたことだし、少しは私とお前の心の壁が縮まったんじゃないか?
――ああ、そうだよ。答えてしまったんだ。
何かが崩れていく、というのは別に比喩じゃないんだ。
さっきも言っただろう?尋問用の最新型だと。
尋問の目的は相手をリラックスさせること。つまりは理性を崩すこと。
――この音はお前の理性が剥がれて崩れていく音を、直接お前の脳内に聴かせているんだよ。
――パリパリパリパリ♪ パリパリパリパリ♪
――どうだ?自分の理性が崩れていく心地は?
こうやって手袋で揉み込むたび、視覚化されたお前の理性の壁が崩れていくのが、実は私としてもたまらなく楽しいんだ。
まるでアルコールが大脳新皮質を麻痺させるように、お前の脳内の緊張や敵意といったものがどんどん崩れていくのさ。
――ふむ。やはり事実を教えると理性が多少戻ってきてしまうな。
しかし無駄だよ。お前の理性はもう、この音を聴くだけで崩れてしまうんだ。
ほうら、パリパリ♪パリパリ♪せっかく固めた理性が崩れてしまうぞ?
……やめろだと?
ハハッ、不思議だな。嫌なはずはない。
だってこちらからは、お前の脳内から幸福の信号があふれ出ているのが丸見えなんだからな。
パリパリ♪パリパリ♪こうして私に耳元で囁かれると、幸福信号がさらに増していくようだ。
この音を聴くほどお前は幸福になって、そんな幸福なお前を見るのが私は楽しい。
お前の理性が全て崩れるまで、続けてあげようじゃないか♪
(パリパリ♪パリパリ♪と左右から囁きながら、スクイーズをつぶす音が聴こえ続ける)
(囁きとスクイーズ音が止まる)
――フフッ、お前の理性、完全に崩れてしまったな。
どうだ?喋る気になったか?
……貴様のような奴に喋ることなどない、か。
――なるほど。私のことが嫌いだと自己暗示をかけて、理性の再構築を試みているわけか。
そんなとろけた顔で困らせてくれるじゃないか♪
では――モード変更。
(左右からジェル系orスライム系の音が聴こえてくる)
――もはやお前に理性は残っていない。お前の自我は溶けた飴のようにドロドロになって私に映っている。
だから、そのドロドロの自我をこうしてかき混ぜてやろう。
――なあ、私のことが嫌いか?
……ハハ!嫌いか。その感情は私にもよく見えてるよ。
――ドロドロ。ドロドロ。ほら、その嫌いな感情はかき混ぜられて消えてしまった。
――なあ、私のことは好きか?
……何も見えないな。ならばこうしてドロドロにかき混ぜて……。
――混ぜた中から私への愛を作りだしてみよう。
――もう一度聞く。私のことは好きか?
……フフッ、嬉しいよ。私の網膜に愛の形がよく映っている。
――私に秘密を話すのは嬉しいか?
……ふう。違うだろう。
ドロドロ。ドロドロ。そうだ、それでいい。
――では聞こう。お前の名前は?
……そうか。では本名は?
……ほう、それがお前の本名か♪
予想通りだが、敵国の人間だったな。
――ではお前は何のためにこの国に潜入した?誰の命令だ?
……フフフ、かき混ぜられている自我では複雑な質問は難しいか。
――では……ドロドロ♪ドロドロ♪お前の中に少しだけ理性を作り出してやる。
さあ、教えてくれるかな?
……なるほど、前線の兵器を管理するシステムへの大規模攻撃、そのための潜入工作員か。
お前の上司の名は私も聞いたことがある。あそこの直属とは、敵ながら有能な人間じゃないか♪
――ならば攻撃の決行日は?他にどれだけ仲間がいる?仲間との通信手段は?お前はどうやって潜入した?
……フフフフ♪ありがとう。随分と素直に教えてくれたな♪
……ああ、疑ってるわけじゃない。お前が嘘をついてないのはモニターで見えている。
……私と話しているとなぜか嬉しくなってくる?ああ、私も嬉しいよ♪
――ドロドロ♪ドロドロ♪もうお前に当分理性は必要ないからな。
再び溶かして、その嬉しさでお前の中を満たしてやる♪
(ドロドロ♪ドロドロ♪と左右から囁きながらジェル音が聴こえ続ける)
(囁きとジェル音が止まる)
――さて、まだ私の質問に答えられるかな?
ハハッ、無理か。
――楽しかったがここまでだ。私もこの情報を上に報告せねばな。これから忙しくなりそうだ。
――ああそうだ、技術部の話では、この尋問の効果は数時間で戻ってしまうらしい。
――だが安心しろ。
(耳元で囁く)
――必要になったら、私が何度でもお前の理性を溶かしてやる♪
――ほう、お前が部下たちが手を焼いているというスパイかね。
手足を椅子に拘束されて可哀そうに……と、言いたいところだが、疑いがある以上暴れられたらこちらも困るのでね。
しかし我が情報部の尋問はなかなか腕がいいと評判なんだが、君は生ぬるい手段はお気に召さないらしいな。
……スパイではない、と?フフッ……、地元に帰して欲しい、だと?
(紙をめくる音)
――ずいぶんと我々の国をなめてくれるじゃあないか。
いったいどこへ帰るというのだね?お前が名乗る名前の人物はとっくの昔に死んでいるし、
お前が国に登録しているデータも、全て偽装されたものだ。
ほら、見たまえ。
(紙を突き付ける音)
……何?こんなのデタラメだと?
……ハハハ!ああ、そうだよ。バレてしまったな。
――だがおかしいな。紙の書類など、もう50年はこの国で使われていないのに、簡単に読めるのだな。
各国で紙が使われているのは、もはや電子データを信用しない軍の一部だけだ。
書類を読んだ目の動きを見れば、お前が他国の情報部の軍人なのだということは、私にはすぐわかる。
――フフッ、これまでは隠し通していたのだろうが、部下の尋問で気が緩んだな?
我が部下たちもなかなかいい仕事をしてくれたじゃないか。
――では、今から私が尋問を始めよう。
せっかくだ。目の前に座らせてもらうよ。
(椅子に座る音)
(声が近くなる)
(耳元で囁く)
――戦争において捕虜への拷問が禁止されているのは、お前も知っているな?
そのため各国はより効果的な尋問の手段を追求してきた。
現代においてその最も代表的な手法は耳かきだ。
耳かきで相手を強制的にリラックス状態に落とし込み、情報を吐かせる。
我が国の情報部も耳かきのスペシャリストが揃っているが、どうやらお前は耳かきはお気に召さないらしい。
(囁き終わり)
――そういうわけで、技術部が試作したこれの出番だ。
(手袋が片耳を軽く触る)
――一見ただの黒い布の手袋だろう?
どういうモノかは、実際に体験してもらった方がいいな。
……何をされようと、何も教える気はない?
ハハッ、そうか。では私もお前もたっぷり楽しめるな。
(手袋による両耳のマッサージor指耳かきが始まる)
――まずはお前の耳を揉みほぐすところからだな。
耳を指で刺激するというのも当然耳かきの一種……つまり尋問の技術だ。
もしかしたら既に部下から受けているかね?
……なんだ。こんなことも答えてくれないのか。
多少は譲歩してくれてもいいだろう?
条約も守らない国の拷問に比べれば、我が国の耳かき尋問は夢心地のような待遇だと思うが。
――ふむ。なら先に私から情報をあげよう。
わが国の情報部では、耳かきの技術というのは昇進に関わるほど重要なんだ。
上官である私の上手さは、当然部下たちより勝るものだと自負しているが……どちらの方が心地良いかね?
……無言を貫くか。まあ、それ自体が答えとも言えるがね。
昨日までは耳かき中でも家に帰してくれとうるさかったそうじゃないか。
お前の緊張が手に取るようにわかるよ。
――いや、見えているといった方が正確かな。
この手袋はお前の脳の活動をモニタリングしてくれるのさ。
そしてお前の理性の強さを映像化し、私の網膜に映してくれる。
――先日テストとして技術部の人間に使ってみたが……ハハッ、比べ物にならないほど強固な壁を作っているな。
……もしや見えてるだけでは意味がないと思っているかな?
心配ご無用だ。
――モード変更。
(無音を挟んで両耳の音が手袋からスクイーズをつぶすパリパリ系の音に切り替わる)
――ほう、お前の理性はこういう音がするのか。
パリパリパリパリ、心地いい音が脳内に響き渡るだろう?
――この手袋は尋問用の最新型でね。対象者の脳を解析することで、耳かきでは決して得られない快楽を生み出せるのさ。
無駄だとは思うが、耐えたければ耐えてもいい。私もお前の反応を見るのが楽しいからな。
しばらくはこの快楽を存分に味わってもらうとしよう。
(スクイーズの音続く)
――フフッ。まるで何かが崩れていくのを耐えてるような顔だな。
そろそろ諦めて情報を吐いてくれるかね?
……断る?ハハッ、そうか。
だが部下たちの尋問よりは遥かに心地良いようだな。
……そんなことはない?それは少し悲しいな。
まあ、最初の質問に答えてくれたことだし、少しは私とお前の心の壁が縮まったんじゃないか?
――ああ、そうだよ。答えてしまったんだ。
何かが崩れていく、というのは別に比喩じゃないんだ。
さっきも言っただろう?尋問用の最新型だと。
尋問の目的は相手をリラックスさせること。つまりは理性を崩すこと。
――この音はお前の理性が剥がれて崩れていく音を、直接お前の脳内に聴かせているんだよ。
――パリパリパリパリ♪ パリパリパリパリ♪
――どうだ?自分の理性が崩れていく心地は?
こうやって手袋で揉み込むたび、視覚化されたお前の理性の壁が崩れていくのが、実は私としてもたまらなく楽しいんだ。
まるでアルコールが大脳新皮質を麻痺させるように、お前の脳内の緊張や敵意といったものがどんどん崩れていくのさ。
――ふむ。やはり事実を教えると理性が多少戻ってきてしまうな。
しかし無駄だよ。お前の理性はもう、この音を聴くだけで崩れてしまうんだ。
ほうら、パリパリ♪パリパリ♪せっかく固めた理性が崩れてしまうぞ?
……やめろだと?
ハハッ、不思議だな。嫌なはずはない。
だってこちらからは、お前の脳内から幸福の信号があふれ出ているのが丸見えなんだからな。
パリパリ♪パリパリ♪こうして私に耳元で囁かれると、幸福信号がさらに増していくようだ。
この音を聴くほどお前は幸福になって、そんな幸福なお前を見るのが私は楽しい。
お前の理性が全て崩れるまで、続けてあげようじゃないか♪
(パリパリ♪パリパリ♪と左右から囁きながら、スクイーズをつぶす音が聴こえ続ける)
(囁きとスクイーズ音が止まる)
――フフッ、お前の理性、完全に崩れてしまったな。
どうだ?喋る気になったか?
……貴様のような奴に喋ることなどない、か。
――なるほど。私のことが嫌いだと自己暗示をかけて、理性の再構築を試みているわけか。
そんなとろけた顔で困らせてくれるじゃないか♪
では――モード変更。
(左右からジェル系orスライム系の音が聴こえてくる)
――もはやお前に理性は残っていない。お前の自我は溶けた飴のようにドロドロになって私に映っている。
だから、そのドロドロの自我をこうしてかき混ぜてやろう。
――なあ、私のことが嫌いか?
……ハハ!嫌いか。その感情は私にもよく見えてるよ。
――ドロドロ。ドロドロ。ほら、その嫌いな感情はかき混ぜられて消えてしまった。
――なあ、私のことは好きか?
……何も見えないな。ならばこうしてドロドロにかき混ぜて……。
――混ぜた中から私への愛を作りだしてみよう。
――もう一度聞く。私のことは好きか?
……フフッ、嬉しいよ。私の網膜に愛の形がよく映っている。
――私に秘密を話すのは嬉しいか?
……ふう。違うだろう。
ドロドロ。ドロドロ。そうだ、それでいい。
――では聞こう。お前の名前は?
……そうか。では本名は?
……ほう、それがお前の本名か♪
予想通りだが、敵国の人間だったな。
――ではお前は何のためにこの国に潜入した?誰の命令だ?
……フフフ、かき混ぜられている自我では複雑な質問は難しいか。
――では……ドロドロ♪ドロドロ♪お前の中に少しだけ理性を作り出してやる。
さあ、教えてくれるかな?
……なるほど、前線の兵器を管理するシステムへの大規模攻撃、そのための潜入工作員か。
お前の上司の名は私も聞いたことがある。あそこの直属とは、敵ながら有能な人間じゃないか♪
――ならば攻撃の決行日は?他にどれだけ仲間がいる?仲間との通信手段は?お前はどうやって潜入した?
……フフフフ♪ありがとう。随分と素直に教えてくれたな♪
……ああ、疑ってるわけじゃない。お前が嘘をついてないのはモニターで見えている。
……私と話しているとなぜか嬉しくなってくる?ああ、私も嬉しいよ♪
――ドロドロ♪ドロドロ♪もうお前に当分理性は必要ないからな。
再び溶かして、その嬉しさでお前の中を満たしてやる♪
(ドロドロ♪ドロドロ♪と左右から囁きながらジェル音が聴こえ続ける)
(囁きとジェル音が止まる)
――さて、まだ私の質問に答えられるかな?
ハハッ、無理か。
――楽しかったがここまでだ。私もこの情報を上に報告せねばな。これから忙しくなりそうだ。
――ああそうだ、技術部の話では、この尋問の効果は数時間で戻ってしまうらしい。
――だが安心しろ。
(耳元で囁く)
――必要になったら、私が何度でもお前の理性を溶かしてやる♪
クレジット
ライター情報
ファンタジー系ASMRが好き。
耳かきしながらずっと話してるタイプの作品が好きなので、文章長くなりがちです。
pixivにも同じ内容で投稿しています。
耳かきしながらずっと話してるタイプの作品が好きなので、文章長くなりがちです。
pixivにも同じ内容で投稿しています。
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