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公開日2024年04月14日 00:52
更新日2024年04月14日 01:00
文字数
2030文字(約 6分46秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
図書委員の先輩(女子)
視聴者役柄
図書委員の後輩
場所
閉館後の図書室
あらすじ
放課後の図書室、図書委員の主人公は同じ図書委員の先輩と閉館作業を終える。
先輩は空き時間に主人公に本を勧めようとするが、主人公は黙々と試験勉強を始めていく。
あしらわれて不満な先輩は主人公の隣に座ると、その耳にイタズラをし始める。
後輩の勉強を楽しくしてあげるためという名目で楽しげに指耳かきをしていく先輩。
なんとか試験勉強を続ける主人公がドSだと指摘すると、先輩は主人公のせいでこんな事をするようになったと明かす。
主人公が予定してた範囲を終えたことで、先輩もおとなしく耳かきを終える。
帰る準備を始める主人公に、先輩は今日のことをきっちり復習して覚えるようにと囁くのだった。
先輩は空き時間に主人公に本を勧めようとするが、主人公は黙々と試験勉強を始めていく。
あしらわれて不満な先輩は主人公の隣に座ると、その耳にイタズラをし始める。
後輩の勉強を楽しくしてあげるためという名目で楽しげに指耳かきをしていく先輩。
なんとか試験勉強を続ける主人公がドSだと指摘すると、先輩は主人公のせいでこんな事をするようになったと明かす。
主人公が予定してた範囲を終えたことで、先輩もおとなしく耳かきを終える。
帰る準備を始める主人公に、先輩は今日のことをきっちり復習して覚えるようにと囁くのだった。
本編
——ふーっ、お疲れー。
これで今日の業務は全部終わったねえ。
図書委員って閉館後も案外やること多いでしょ。
まー、私はこの閉館後の静かな図書室で好きな本を読む、っていう娯楽を享受するために図書委員やってるんだけどさ。
——君もなんか読む?私のお勧めはこの前頼んで入れてもらった……
ってあれ、勉強道具取り出しちゃった。
はー……。期末試験のこと忘れたくて本読もうとしてたのに……。
……先輩も勉強した方がいいですよって……私はまだいいの。ギリギリに一気に詰め込むタイプだから。
…………だから毎回小テストの直前に「終わんないよぉー!」って言いながら勉強する羽目になる?
生意気だなー、この可愛い後輩は。
で、何の勉強してんの?
……英単語?うわあ……。私が嫌いなやつ。
……いやー嫌いだね。こういう単語とか延々覚えるやつマジで無理。
話がないと面白くないじゃん。
だいたい私ら日本人なんだから、日本語だけやってればよくない?
……あ、そうですか……。勉強の邪魔ですか……。
……ん?ああ、そうだよ。今日もあと1時間ぐらいは図書室使ってて大丈夫。
帰りに職員室に鍵返せばいいから。
(椅子を引き出して隣に座る音)
(声片側から)
――黙々とやってるねえ。楽しい?
……はは。そりゃ君も楽しいわけないよね。
……先輩は本でも読んでればって……うわー、塩対応。悲しいなあ。
(両耳を爪でかりかりとひっかく音が始まる)
――あはは♪ 耳弱いのわかりやすー♪
――ほれほれー♪
……んー?邪魔してるわけじゃないよ?
――これはむしろ手伝ってあげようとしてるんだよ?
勉強楽しくないって言ったの君じゃん。
先輩としては後輩の困りごとを見過ごすわけにはいかないからさー。
楽しく勉強できるように、君のお耳をかりかりとひっかいて遊んであげてるわけだよ。
――だから私のことは気にしないで。勉強に戻っちゃって大丈夫だよー。
……言われなくてもそうします?
――へえー。これは頑張り屋な後輩を、しっかり手助けしてあげないとねえ♪
(両耳を弄る指耳かき続く)
(片耳にふーっと息を吹きかける)
――おかしいなー。私のことなんて気にしないんじゃなかったのかな?
――ノートに書き込むペースが遅くなってるぞー?
せっかくこうしてつまらない勉強を、先輩に耳をかりかりされながら勉強するっていう楽しい体験に変えてあげてるのに
ちゃんと勉強に集中しないと駄目だぞ♪
(耳元で囁く)
――考えてごらん?
――君は今、二人っきりの図書室で、先輩に耳を好き勝手に触られながら机に向かってる。
こんな体験、忘れらんないでしょ?
この先君は今日の行為を思い出すたび、今覚えようとしてる範囲も一緒に思い出せるわけだ。
これは私と君の、楽しい楽しい勉強の時間なんだよ♪
(声少し離れる)
――私も可愛い後輩にかまってもらえない不満を解消できるから、一石二鳥なんだけどね♪
――ほら、お耳の周りをくーるくーる♪
――あは♪いい反応♪
君ってホントに耳弱いんだねえ。
(両耳指耳かき続く)
――んー。なんだか慣れてきちゃったかな?
これは由々しき事態だ。君の勉強がまたつまらなくなってしまう。
(一旦耳から指が離れる)
(声反対側の耳に移動する)
――だから先輩として助けてあげないと♪
(両耳の耳穴に指が入り、指耳かきが始まる)
――今度はお耳の中を、こうしてずぼずぼ指で耳かきしていこうか♪
可愛い後輩はこれが一番好きだもんねー?
――駄目だよー、身悶えなんてしてちゃ。勉強に集中集中♪
(耳穴の指耳かき続く)
……んー?
……図書委員に入ってこんなドSな先輩に捕まるとは思わなかった?
――うーん。それは違うかなー。
――去年までの私は、ちょっと不真面目で本が好きなだけの人間だったはずなんだよねえ。
――だけど今年入ってきた君の真面目な姿見てたら、なんだかイタズラしたくなっちゃって。
――ふざけて君の耳をひっかいてみたら、予想外にかわいい反応するもんだから面白かったっていうか、
――……なんか、ゾクゾクしちゃったんだよね。
(指耳かき止まる)
(耳にふーっと息を吹きかける)
――君ってほんとに耳が敏感だよね。
――そうしてビクビクされると、私はもっといじめたくなっちゃうんだ。
(耳元で囁く)
――だから私がドSになったとしたら、それは君のせいなんだよ。
――君も。
――「やめて」って、一言も言わないよね?
(指耳かき再開)
――ほらほら、ノートに書く手が止まってるぞー♪
私は君の勉強を助けるために、こうして耳にずぼずぼ指を入れてあげてることを忘れないようにね?
そうそう、ちゃーんと机に向かわなきゃ。
――私も後輩が頑張れるよう、お耳に楽しい思い出を刻んで助けてあげよう。
――ほら、耳の中をぐーりぐり。ぐーりぐり。かき回したり。
――ずぼずぼ。ずぼずぼ。出し入れしたり。
――ふふ♪ そうそう、頑張れ頑張れ♪
(指耳かき続く)
(指耳かき終わり)
――……ほんとに君は真面目だなー。
今日の範囲が終わったなんて、言わなければずっと耳かきやってあげたのに。
――と言っても最後の方ほとんど机に突っ伏してたよね?
やっぱり可愛いなあ♪
……あはは。ゴメンて。睨まないでよ。
――あ、ていうか結構いい時間だね。
そろそろ鍵返さないとだから、帰ろっか。
(耳元で囁く)
――あとでちゃんと復習して……今日のこと、覚えておくんだよ?
これで今日の業務は全部終わったねえ。
図書委員って閉館後も案外やること多いでしょ。
まー、私はこの閉館後の静かな図書室で好きな本を読む、っていう娯楽を享受するために図書委員やってるんだけどさ。
——君もなんか読む?私のお勧めはこの前頼んで入れてもらった……
ってあれ、勉強道具取り出しちゃった。
はー……。期末試験のこと忘れたくて本読もうとしてたのに……。
……先輩も勉強した方がいいですよって……私はまだいいの。ギリギリに一気に詰め込むタイプだから。
…………だから毎回小テストの直前に「終わんないよぉー!」って言いながら勉強する羽目になる?
生意気だなー、この可愛い後輩は。
で、何の勉強してんの?
……英単語?うわあ……。私が嫌いなやつ。
……いやー嫌いだね。こういう単語とか延々覚えるやつマジで無理。
話がないと面白くないじゃん。
だいたい私ら日本人なんだから、日本語だけやってればよくない?
……あ、そうですか……。勉強の邪魔ですか……。
……ん?ああ、そうだよ。今日もあと1時間ぐらいは図書室使ってて大丈夫。
帰りに職員室に鍵返せばいいから。
(椅子を引き出して隣に座る音)
(声片側から)
――黙々とやってるねえ。楽しい?
……はは。そりゃ君も楽しいわけないよね。
……先輩は本でも読んでればって……うわー、塩対応。悲しいなあ。
(両耳を爪でかりかりとひっかく音が始まる)
――あはは♪ 耳弱いのわかりやすー♪
――ほれほれー♪
……んー?邪魔してるわけじゃないよ?
――これはむしろ手伝ってあげようとしてるんだよ?
勉強楽しくないって言ったの君じゃん。
先輩としては後輩の困りごとを見過ごすわけにはいかないからさー。
楽しく勉強できるように、君のお耳をかりかりとひっかいて遊んであげてるわけだよ。
――だから私のことは気にしないで。勉強に戻っちゃって大丈夫だよー。
……言われなくてもそうします?
――へえー。これは頑張り屋な後輩を、しっかり手助けしてあげないとねえ♪
(両耳を弄る指耳かき続く)
(片耳にふーっと息を吹きかける)
――おかしいなー。私のことなんて気にしないんじゃなかったのかな?
――ノートに書き込むペースが遅くなってるぞー?
せっかくこうしてつまらない勉強を、先輩に耳をかりかりされながら勉強するっていう楽しい体験に変えてあげてるのに
ちゃんと勉強に集中しないと駄目だぞ♪
(耳元で囁く)
――考えてごらん?
――君は今、二人っきりの図書室で、先輩に耳を好き勝手に触られながら机に向かってる。
こんな体験、忘れらんないでしょ?
この先君は今日の行為を思い出すたび、今覚えようとしてる範囲も一緒に思い出せるわけだ。
これは私と君の、楽しい楽しい勉強の時間なんだよ♪
(声少し離れる)
――私も可愛い後輩にかまってもらえない不満を解消できるから、一石二鳥なんだけどね♪
――ほら、お耳の周りをくーるくーる♪
――あは♪いい反応♪
君ってホントに耳弱いんだねえ。
(両耳指耳かき続く)
――んー。なんだか慣れてきちゃったかな?
これは由々しき事態だ。君の勉強がまたつまらなくなってしまう。
(一旦耳から指が離れる)
(声反対側の耳に移動する)
――だから先輩として助けてあげないと♪
(両耳の耳穴に指が入り、指耳かきが始まる)
――今度はお耳の中を、こうしてずぼずぼ指で耳かきしていこうか♪
可愛い後輩はこれが一番好きだもんねー?
――駄目だよー、身悶えなんてしてちゃ。勉強に集中集中♪
(耳穴の指耳かき続く)
……んー?
……図書委員に入ってこんなドSな先輩に捕まるとは思わなかった?
――うーん。それは違うかなー。
――去年までの私は、ちょっと不真面目で本が好きなだけの人間だったはずなんだよねえ。
――だけど今年入ってきた君の真面目な姿見てたら、なんだかイタズラしたくなっちゃって。
――ふざけて君の耳をひっかいてみたら、予想外にかわいい反応するもんだから面白かったっていうか、
――……なんか、ゾクゾクしちゃったんだよね。
(指耳かき止まる)
(耳にふーっと息を吹きかける)
――君ってほんとに耳が敏感だよね。
――そうしてビクビクされると、私はもっといじめたくなっちゃうんだ。
(耳元で囁く)
――だから私がドSになったとしたら、それは君のせいなんだよ。
――君も。
――「やめて」って、一言も言わないよね?
(指耳かき再開)
――ほらほら、ノートに書く手が止まってるぞー♪
私は君の勉強を助けるために、こうして耳にずぼずぼ指を入れてあげてることを忘れないようにね?
そうそう、ちゃーんと机に向かわなきゃ。
――私も後輩が頑張れるよう、お耳に楽しい思い出を刻んで助けてあげよう。
――ほら、耳の中をぐーりぐり。ぐーりぐり。かき回したり。
――ずぼずぼ。ずぼずぼ。出し入れしたり。
――ふふ♪ そうそう、頑張れ頑張れ♪
(指耳かき続く)
(指耳かき終わり)
――……ほんとに君は真面目だなー。
今日の範囲が終わったなんて、言わなければずっと耳かきやってあげたのに。
――と言っても最後の方ほとんど机に突っ伏してたよね?
やっぱり可愛いなあ♪
……あはは。ゴメンて。睨まないでよ。
――あ、ていうか結構いい時間だね。
そろそろ鍵返さないとだから、帰ろっか。
(耳元で囁く)
――あとでちゃんと復習して……今日のこと、覚えておくんだよ?
クレジット
ライター情報
ファンタジー系ASMRが好き。
耳かきしながらずっと話してるタイプの作品が好きなので、文章長くなりがちです。
pixivにも同じ内容で投稿しています。
耳かきしながらずっと話してるタイプの作品が好きなので、文章長くなりがちです。
pixivにも同じ内容で投稿しています。
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