- 鈍感
- 幼なじみ
- アレなこと
- からかい
- 嫉妬
- 学生
- 同級生
- 告白
- ラブラブ
- 甘々
公開日2025年01月15日 22:25
更新日2025年03月03日 10:36
文字数
3021文字(約 10分5秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染みの女子高生
視聴者役柄
幼馴染み
場所
幼馴染みの部屋
あらすじ
可愛くてどこか鈍感な幼馴染み。好きな人に好きな人がいることを知ってアレな行動をとる。そして、キャ~~~~~! という感じのお話になっています。
本編
「あ、ねえねえ、手繋ごーよ」
「え? 恥ずかしい? なーんでー?」
「高校生にもなってって」
「えー、そっかなー?」
「でも私は君と手を繋ぎたい! この意思は誰にも止められな、あっ」
ベッドの上で暴れ、バランスを崩す。
「あっ……」
「ご、ごめん! 手じゃなくて別の何か握っちゃったよ!」
「なんかちょっとモッコリしたやつ!」
「硬いのと柔らかいのがあったよ」
「しっかり掴んでたなって、そ、そんなことはないと思うな~。ピュ~ヒョロロ~」
「だ、だからごめんって! わざとじゃナッシングだから!」
「あ、手……」
「大っきくて、ゴツゴツしてる……」
「いつの間にか、君もオスになってたんだね」
「え? 言い方がなんかアレかもって? そ、そうかな~」
「まあ、いいじゃないのさ! あ、そうだ!」
「はい!」
「え? 両手広げて何してるのって……」
「ハグに決まっているじゃぬあいか~」
「え? 恥ずかしい? なーんでー?」
「外国では挨拶みたいなもんじゃん?」
「ここは日本? まー、細かいことは気にしないでって」
「そりゃ!」
ガバッと抱き着く。
「ほうほう。中々がっちりしてますなあ。普段から鍛えているのかい?」
「どうしたのお? そんなにガチガチに固まっちゃって~」
耳に息を吹きかける。
「ふ~~~~~~」
「ふふっ。そんなにビクビクしちゃって~。おもしろ~」
「なんか凄く君さ……ドキドキしてない?」
「ほら」
胸に耳をピトッとくっつけてくる。
「すご~くドキドキしてる……。どうしたのお?」
「あ、もしかして……」
「私に対して異性へのときめきを感じ取ってしまった……とか?」
「そうでしょ?」
「というかそれ以外説明つかなくなくな~い?」
「ふふん。どうだ?」
「あれ? 横向いちゃった」
「ちょっとちょっと私と目合わせてよ」
「この透き通った何でも見通す曇りなき眼 を見つめるのだ!」
「も~、君ってホント恥ずかしがり屋さんだよね~」
「その恥ずかしがりはいくらなんですか~?」
ツンツンとほっぺたを突っつく。
「プライスレス? そっかーふふふっ」
「ねえねえ、君ってさ。好きな人とかっているの?」
「女子は恋バナ大好きなんだよ~」
「で? いるの?」
「えっ! いるんだ~。へーそうなんだー」
「てっきりいないもんかと思ってたぜ。失敬失敬」
「えっ、私? うん。……まあ、いるよ」
「ねえ、どんな人なのさ。君のその好きな人ってのはさ」
「あ、あれでしょ! 芸能人とか~アイドルとか~」
「はたまた2次元ってオチでは?」
「……あっ、えっ、そっか。3次元の身近なおにゃのこなんだ……」
「へー……そう、なんだ」
「いよいよ誰か気になってきました」
「誰!? って言っても教えるわけないか……」
「あっ、じゃあイニシャルだけでも教えたまえ!」
「えー、それも恥ずかしいの~?」
「そっかー。え、私の知っている人?」
「あ、そうなんだ。私の知っている人か~。マジで誰だ?」
「う~ん。ヒント! ヒントちょうだい!」
「ふんふん。明るくて、気さくで、いつも自分に対して思いやりがあるとってもいい娘 ?」
「…………」
「へ~、私とそっくりだねその娘」
「私が知らない間に君にはそんな付き合いがあったのかー」
「そっかそっかー」
「……うん。私の好きな人はね、まあ~手のかかるやつなの! 朝は弱いわ、目悪いわ、オドオドしてるわ……」
「他の人からしたら、冴えない男子に見えるのかもしれないけれど」
「私には、とても一生懸命で、何かに向かって突き進み続けられる覚悟を持った格好よさがあるんだよ」
「……へへっ。つい語っちまったぜ」
「うん。そうだね。やっと気付いたって感じかな」
「この、気持ちに……」
「君は、その娘と付き合えたとしたら、私とはもう関わらない?」
「うおお。凄い首横に振って否定してるね」
「……うん。それなら、まあ、いいかな?」
「え? もう、何言ってんの? 私は君から離れたりなんかしないよ」
小声で。
「むしろ、離れたくなんかないし……」
普通を装う感じに。
「ん? あーいや何でもなーいよ」
「それにしてもびっくりモンブランだよ~」
「あ、いや、ほら栗とかけてね」
「わざわざ説明させんなし」
「アハハ。そっかそっか君にも好きな人が出来たか~」
「お姉さん嬉しいよ」
「え? 同い年だろって?」
「べーだ。私の方が誕生日早いからお姉さんなんです~」
「ふふっ。ってあれ?」
ポロポロ涙が零れる。
「あ、あれれ? 何、コレ? 何で私、涙なんか……」
「あ、えと、ゴメンね! 何でもないから!」
「す、すぐ止め、う、う~~!」
「はあ、はあ……」
「ねえ、私のお願い聞いてくれる?」
「君を……抱き締めさせて」
「苦しいかもしれないけれど、いい?」
「ん。ありがと」
「じゃあ、頭失礼するね」
胸いっぱいに頭を抱える。
「はあ、はあ。聞こえるかな?」
「私の心臓の音」
「凄くドキドキしてるんだ」
「もしかしたら君以上に私、ドキドキしているかも」
「え? 何でこんな風に抱き着くのかって?」
「それはね……君に今顔を見られたくないからだよ」
「きっと今……すんごい顔してるから」
「んっ、あっ。あまり動かないで」
「はい。これでどう? 気持ち良くてあったかい?」
「よかった」
「うん。よかった……」
「ごめんね。何分もずっとこうしてる」
「もう少しこのまま……いいかな?」
「気持ちいいからオッケー?」
「もう、えっち……」
「離したくないな……」
「あ、いや、今のは違くて」
「君を困らせたいわけじゃなくてね」
「ただの私のわがままで」
「だから気にしなくて……!」
「え……。嘘……。でしょ?」
「君の好きな人って……私、なの?」
「ほ、ほんとに? ほんとにほんと?」
「あ、え、じゃあ、私、もしかして……」
顔をカアアッと赤くさせる。
「凄く、アレなこと言って、た?」
「……ひゃあああ!」
「う~!、う~!、恥ずかしい、これは」
「てゆうか今……」
頭に抱き着いたまま。
「わああ! 我ながら大胆なことしちまったい!」
「え? どうしたの?」
「なんか、真剣な目をしてるよ」
「うん、聞かせて」
「そっか。君も。気付いてたら好きになってたけど今の関係が崩れるのが怖くて告白出来なかった、か」
「はあ~~~~~~! 気が合うね、本当に私達」
「私が君のこと、嫌いになるわけないじゃん」
「ずっと、一緒に、いるんだからさ」
「だから、怖がらないでよ」
「私が君のこと、嫌いじゃないっていう証拠見せようか?」
「ふふふ。ま、まさかって?」
「その、まさかだよ」
「ほら、目を閉じて」
「お姉さんに身を任せるのです」
「絶対目開けちゃ駄目だからね」
「今私の顔、凄く、オーバーヒートしてるから」
「じゃあ、行くね」
……ちゅっ。(キスの音)
「……はい。目開けていいよ」
「何で顔隠しているのかって?」
「察しておくれやす」
「……で、どうでした?」
「柔らかかった、ときめいた」
「嬉しい、嬉しいなあ……」
「言っておくけど、これ、ファーストキスですキャ~~~~~~~~~~!」
「うん、そう。君がハジメテ。だから顔見れにゃい」
「顔見せてって、マ?」
「今はちょっと」
「ファーストキスって単語でさらに温度上がったって!」
「ちょ、ちょ、タンマタンマ!」
「え? 今度はちゃんと顔見てしたい?」
「目かっ開いて? ひゃあ~!!」
「俺もファーストキスだったから、今度は俺からも行かせてもらうって……」
「その可愛い顔を見せてくれって~~?」
「あまりまじまじと見ないでくりゃれ~~!」
「あー、はいはい分かりましたよ。はい!」
真っ赤な顔ではにかむ。
「はあ、はあ。私、顔、す~っごいでしょ?」
「す~っごい可愛い? もお~~!!」
……ちゅっ。(キスの音)
「これからも、ずっと、よろしくねダーリン❤」
「え? 恥ずかしい? なーんでー?」
「高校生にもなってって」
「えー、そっかなー?」
「でも私は君と手を繋ぎたい! この意思は誰にも止められな、あっ」
ベッドの上で暴れ、バランスを崩す。
「あっ……」
「ご、ごめん! 手じゃなくて別の何か握っちゃったよ!」
「なんかちょっとモッコリしたやつ!」
「硬いのと柔らかいのがあったよ」
「しっかり掴んでたなって、そ、そんなことはないと思うな~。ピュ~ヒョロロ~」
「だ、だからごめんって! わざとじゃナッシングだから!」
「あ、手……」
「大っきくて、ゴツゴツしてる……」
「いつの間にか、君もオスになってたんだね」
「え? 言い方がなんかアレかもって? そ、そうかな~」
「まあ、いいじゃないのさ! あ、そうだ!」
「はい!」
「え? 両手広げて何してるのって……」
「ハグに決まっているじゃぬあいか~」
「え? 恥ずかしい? なーんでー?」
「外国では挨拶みたいなもんじゃん?」
「ここは日本? まー、細かいことは気にしないでって」
「そりゃ!」
ガバッと抱き着く。
「ほうほう。中々がっちりしてますなあ。普段から鍛えているのかい?」
「どうしたのお? そんなにガチガチに固まっちゃって~」
耳に息を吹きかける。
「ふ~~~~~~」
「ふふっ。そんなにビクビクしちゃって~。おもしろ~」
「なんか凄く君さ……ドキドキしてない?」
「ほら」
胸に耳をピトッとくっつけてくる。
「すご~くドキドキしてる……。どうしたのお?」
「あ、もしかして……」
「私に対して異性へのときめきを感じ取ってしまった……とか?」
「そうでしょ?」
「というかそれ以外説明つかなくなくな~い?」
「ふふん。どうだ?」
「あれ? 横向いちゃった」
「ちょっとちょっと私と目合わせてよ」
「この透き通った何でも見通す曇りなき
「も~、君ってホント恥ずかしがり屋さんだよね~」
「その恥ずかしがりはいくらなんですか~?」
ツンツンとほっぺたを突っつく。
「プライスレス? そっかーふふふっ」
「ねえねえ、君ってさ。好きな人とかっているの?」
「女子は恋バナ大好きなんだよ~」
「で? いるの?」
「えっ! いるんだ~。へーそうなんだー」
「てっきりいないもんかと思ってたぜ。失敬失敬」
「えっ、私? うん。……まあ、いるよ」
「ねえ、どんな人なのさ。君のその好きな人ってのはさ」
「あ、あれでしょ! 芸能人とか~アイドルとか~」
「はたまた2次元ってオチでは?」
「……あっ、えっ、そっか。3次元の身近なおにゃのこなんだ……」
「へー……そう、なんだ」
「いよいよ誰か気になってきました」
「誰!? って言っても教えるわけないか……」
「あっ、じゃあイニシャルだけでも教えたまえ!」
「えー、それも恥ずかしいの~?」
「そっかー。え、私の知っている人?」
「あ、そうなんだ。私の知っている人か~。マジで誰だ?」
「う~ん。ヒント! ヒントちょうだい!」
「ふんふん。明るくて、気さくで、いつも自分に対して思いやりがあるとってもいい
「…………」
「へ~、私とそっくりだねその娘」
「私が知らない間に君にはそんな付き合いがあったのかー」
「そっかそっかー」
「……うん。私の好きな人はね、まあ~手のかかるやつなの! 朝は弱いわ、目悪いわ、オドオドしてるわ……」
「他の人からしたら、冴えない男子に見えるのかもしれないけれど」
「私には、とても一生懸命で、何かに向かって突き進み続けられる覚悟を持った格好よさがあるんだよ」
「……へへっ。つい語っちまったぜ」
「うん。そうだね。やっと気付いたって感じかな」
「この、気持ちに……」
「君は、その娘と付き合えたとしたら、私とはもう関わらない?」
「うおお。凄い首横に振って否定してるね」
「……うん。それなら、まあ、いいかな?」
「え? もう、何言ってんの? 私は君から離れたりなんかしないよ」
小声で。
「むしろ、離れたくなんかないし……」
普通を装う感じに。
「ん? あーいや何でもなーいよ」
「それにしてもびっくりモンブランだよ~」
「あ、いや、ほら栗とかけてね」
「わざわざ説明させんなし」
「アハハ。そっかそっか君にも好きな人が出来たか~」
「お姉さん嬉しいよ」
「え? 同い年だろって?」
「べーだ。私の方が誕生日早いからお姉さんなんです~」
「ふふっ。ってあれ?」
ポロポロ涙が零れる。
「あ、あれれ? 何、コレ? 何で私、涙なんか……」
「あ、えと、ゴメンね! 何でもないから!」
「す、すぐ止め、う、う~~!」
「はあ、はあ……」
「ねえ、私のお願い聞いてくれる?」
「君を……抱き締めさせて」
「苦しいかもしれないけれど、いい?」
「ん。ありがと」
「じゃあ、頭失礼するね」
胸いっぱいに頭を抱える。
「はあ、はあ。聞こえるかな?」
「私の心臓の音」
「凄くドキドキしてるんだ」
「もしかしたら君以上に私、ドキドキしているかも」
「え? 何でこんな風に抱き着くのかって?」
「それはね……君に今顔を見られたくないからだよ」
「きっと今……すんごい顔してるから」
「んっ、あっ。あまり動かないで」
「はい。これでどう? 気持ち良くてあったかい?」
「よかった」
「うん。よかった……」
「ごめんね。何分もずっとこうしてる」
「もう少しこのまま……いいかな?」
「気持ちいいからオッケー?」
「もう、えっち……」
「離したくないな……」
「あ、いや、今のは違くて」
「君を困らせたいわけじゃなくてね」
「ただの私のわがままで」
「だから気にしなくて……!」
「え……。嘘……。でしょ?」
「君の好きな人って……私、なの?」
「ほ、ほんとに? ほんとにほんと?」
「あ、え、じゃあ、私、もしかして……」
顔をカアアッと赤くさせる。
「凄く、アレなこと言って、た?」
「……ひゃあああ!」
「う~!、う~!、恥ずかしい、これは」
「てゆうか今……」
頭に抱き着いたまま。
「わああ! 我ながら大胆なことしちまったい!」
「え? どうしたの?」
「なんか、真剣な目をしてるよ」
「うん、聞かせて」
「そっか。君も。気付いてたら好きになってたけど今の関係が崩れるのが怖くて告白出来なかった、か」
「はあ~~~~~~! 気が合うね、本当に私達」
「私が君のこと、嫌いになるわけないじゃん」
「ずっと、一緒に、いるんだからさ」
「だから、怖がらないでよ」
「私が君のこと、嫌いじゃないっていう証拠見せようか?」
「ふふふ。ま、まさかって?」
「その、まさかだよ」
「ほら、目を閉じて」
「お姉さんに身を任せるのです」
「絶対目開けちゃ駄目だからね」
「今私の顔、凄く、オーバーヒートしてるから」
「じゃあ、行くね」
……ちゅっ。(キスの音)
「……はい。目開けていいよ」
「何で顔隠しているのかって?」
「察しておくれやす」
「……で、どうでした?」
「柔らかかった、ときめいた」
「嬉しい、嬉しいなあ……」
「言っておくけど、これ、ファーストキスですキャ~~~~~~~~~~!」
「うん、そう。君がハジメテ。だから顔見れにゃい」
「顔見せてって、マ?」
「今はちょっと」
「ファーストキスって単語でさらに温度上がったって!」
「ちょ、ちょ、タンマタンマ!」
「え? 今度はちゃんと顔見てしたい?」
「目かっ開いて? ひゃあ~!!」
「俺もファーストキスだったから、今度は俺からも行かせてもらうって……」
「その可愛い顔を見せてくれって~~?」
「あまりまじまじと見ないでくりゃれ~~!」
「あー、はいはい分かりましたよ。はい!」
真っ赤な顔ではにかむ。
「はあ、はあ。私、顔、す~っごいでしょ?」
「す~っごい可愛い? もお~~!!」
……ちゅっ。(キスの音)
「これからも、ずっと、よろしくねダーリン❤」
クレジット
ライター情報
ともっともです。美少女好きです。普段は小説とかシナリオとか書いています。超マイペースです。同人音声作品サークルにも参加させて頂いています。よろしくお願いします。
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