もうすぐ文化祭だ。いろいろ準備中で今日俺はお付き合いしている先輩と自宅で過ごすことに。目まぐるしくバタバタしてっけど、先輩といられるんなら疲れも吹き飛ぶってもんよ！　ピンポーン。は～い、今行きま～す！！

○昼　自宅
「こんにちは、お邪魔するわ」

「ああ、大丈夫よ、お構いなく」

「……ねえ、ちょっと着替えても、いいかしら？」

「ち、違うわよ！　生着替え披露イエ～イじゃないわよ！」

「とにかく！　一旦部屋から出てくれないかしら？」

「僕の部屋でお着替えするんですか、ってそういうことよ」

「じゃあ、着替えたら呼ぶわね」

「うん、ありがとう」

　一拍

「オーケーいいわよ」

「先輩、その格好は！　ってふふっ」

「そう、バニーガールよ」

「君が前に好きって言ってたから……」

「だから、着てみたのよ……」

「あまりまじまじと見られると恥ずかしいわね……」

「ほら、こっちきて」

「膝枕してあげる」

「これは夢ですかって、ふふっ現実よ。耳引っ張って確かめてみる？」

「痛いのはご勘弁を？　ふふっ分かったわ」

「じゃあ代わりに……耳、舐めてあ、げ、る❤」

「右耳上に向けて、舌、入れちゃうわよ」
　
　耳舐め。
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ～」

「ゾワゾワする？　ん～レロレロレロレロレロ」

「耳がふにゃふにゃになって溶けちゃいそう？」

「ふふっほら反対も、舐めてあ、げ、る❤」

「左耳を上に、あんっ、ちょっと、お腹モゴモゴしないで」

「ん～レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」

「どんな感じ？」

「耳シャブリーゼ？　ふふっ何よそれ」

「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」

「耳、赤いわよ」

「気持ちよくなっちゃった？」

「ふふっ。そう。よかったわ」

「もうすぐ文化祭ね。準備とかいろいろ大変だと思うけど頑張れそうかしら？」

「めっちゃ頑張れます？　ふふっ。耳舐め効果あったみたいね」

「また、してあげてもいいけど、どうする？」

「バニー耳舐めぜひとも？　ふふっ。わかったわ。君にだけ、特別よ❤」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　完

・台本（ゆるボイ！）
格好いい先輩がバニーガールの格好をしてきた件
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ともっとも