お坊ちゃまの疲れを癒す為、膝枕を提案するメイドさん。やがてすやすやと寝息を立てるお坊ちゃま。メイドさんはちょっと躊躇(ちゅうちょ)しながらもこっそりとお慕(した)いするお坊ちゃまの耳を舐めてしまう……ドキドキペロペロだ～。

○正午　屋敷のリビング

「お坊ちゃま。どうぞ私の膝に頭をお乗せくださいませ」

「ふふっ。いかがでしょうか？」

「ふかふかで気持ちいいですか？　それはよろしゅうございました」

「それではゆっくりとお休みくださいませ……お坊ちゃま」

数十分後。
「ふふっ。お坊ちゃま。よくお眠りになっていらっしゃる」

「お慕(した)い申し上げておりますよ。お坊ちゃま」

「お坊ちゃまの幸せが、私の幸せなのです」
　
　ちょっと躊躇(ちゅうちょ)する。
「…………」

「お坊ちゃま？　失礼いたしますね……」

「お顔を近づけさせていただきます」

「……可愛い。ちょっとだけ。ご無礼をお許しくださいませ」

　耳舐め。
「ちゅ、レロレロ❤。ちゅ、ぱっ、レロレロ❤」
　
　お坊ちゃま身じろぐ。
「あ、くすぐったいですよね。ふふっ」

「耳たぶ、はむはむしちゃいます」

「はむっ。ん～ちゅぷ～ぱっ❤」

「お坊ちゃまの耳、レロレロちゅぱちゅぱ……❤」
　
　お坊ちゃま目が覚める。
「あ、お目覚めですか？　お坊ちゃま」

「はい。片耳がフニャッてしてますか？　さあ……なぜでしょうか？」

「うふふっ❤」
　　　　　　　　　　　　　　　　　完

・台本（ゆるボイ！）
寝かしつけメイドさんのこっそり耳舐め
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ともっとも