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- 同級生
公開日2025年02月11日 12:00
更新日2025年02月11日 12:00
文字数
1022文字(約 3分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ツンデレ幼なじみの女子高生
視聴者役柄
幼なじみ
場所
通学路 学校の校舎裏
あらすじ
幼なじみが突然チョコレートの話をしてきた。チョコレート、まあ、ちょこっと好きだぜ。チョコだけにな。え? バレンタイン? ああ、そういやそんなのあったな。美味しいの? それ? という感じのお話です。
本編
○夕方 通学路
「ちょ、ちょっと聞くけどさあ、あんた、その……チョコレート、好き?」
「ちょこっとね、ってなにギャグかましてんのよ!」
「ふ~ん、そ、好きなんだ~ふ~ん」
「え? 何? その探るような目は」
「いやカカオについて言及してくるなんてって、あんたチョコレートをカカオって言ってるわけ?」
「ち、な、み、にだけど~、市販と手作りどっちがいいわけ?」
「君の気持ちたっぷりの手作りチョコレートかなってき~もっ! な、何言ってんのよ!」
「え、そ、そう! 友達にね! うん友チョコよ!」
「友達にあげようと思って!」
「だ、だからあんたにも、余ったら、少し分けてあげてもいいわよ!」
「う、嬉しい? え、えへへ……。はっ! な、何見てんのよ! こっち見んなー!」
「え? そうよ。もうすぐバレンタインでしょ? だからよ」
「そういえばそんなのあったなって、関心ないの?」
「バレンタインって何? 美味しいの? ってそりゃ~」
「甘くて……美味しいんじゃない?」
○バレンタイン当日 朝 通学路
「おはよー。え? 昨日はゲームやりすぎてちょっと寝不足? 何してんのよもう」
「そのゲームに女の子からチョコレートを渡されるイベントがあって? ふ~ん」
「あの、これ、受け取ってください! ってチョコレートを差し出してくるのがきゃわいかった?」
「ふ~~~ん」
「あのさ、今日、放課後……渡したいものあるからさ。校舎裏に来て」
「え~、早く帰ってゲームの続きがしたい?」
「少しでいいから来なさいよ。いいわね!」
○放課後 学校 校舎裏
「あ、来てくれた、のね」
「まあ、可愛い幼なじみの頼みだかんな、ってばか……。えと……」
「今日って、何の日か、分かってる?」
「そう、バレンタイン……」
「ん。その……」
モジモジ。
「これ、受け取って、くれる……?」
「わっ、ちょっと喜びすぎよ! 小躍りしてんじゃないわよもう……」
「友チョコの残りか? って……」
「友チョコとは、別よ」
「じゃあ何チョコ? うーんそうね……」
「幼なじみチョコってやつかしら?」
「だからちょこっとだけ……特別なチョコレートよ」
「うん。一応手作り。一応ね!」
「その……美味しく出来たと思うから」
「ホワイトデー、楽しみにしてるから!」
「忘れんじゃないわよ!」
ちょこっと小声で。
「はあ、もう……緊張した~……渡せてよかったあ」
「はっ! じゃ、じゃあ、とっとと帰るわよ! 小躍り幼なじみ!」
完
「ちょ、ちょっと聞くけどさあ、あんた、その……チョコレート、好き?」
「ちょこっとね、ってなにギャグかましてんのよ!」
「ふ~ん、そ、好きなんだ~ふ~ん」
「え? 何? その探るような目は」
「いやカカオについて言及してくるなんてって、あんたチョコレートをカカオって言ってるわけ?」
「ち、な、み、にだけど~、市販と手作りどっちがいいわけ?」
「君の気持ちたっぷりの手作りチョコレートかなってき~もっ! な、何言ってんのよ!」
「え、そ、そう! 友達にね! うん友チョコよ!」
「友達にあげようと思って!」
「だ、だからあんたにも、余ったら、少し分けてあげてもいいわよ!」
「う、嬉しい? え、えへへ……。はっ! な、何見てんのよ! こっち見んなー!」
「え? そうよ。もうすぐバレンタインでしょ? だからよ」
「そういえばそんなのあったなって、関心ないの?」
「バレンタインって何? 美味しいの? ってそりゃ~」
「甘くて……美味しいんじゃない?」
○バレンタイン当日 朝 通学路
「おはよー。え? 昨日はゲームやりすぎてちょっと寝不足? 何してんのよもう」
「そのゲームに女の子からチョコレートを渡されるイベントがあって? ふ~ん」
「あの、これ、受け取ってください! ってチョコレートを差し出してくるのがきゃわいかった?」
「ふ~~~ん」
「あのさ、今日、放課後……渡したいものあるからさ。校舎裏に来て」
「え~、早く帰ってゲームの続きがしたい?」
「少しでいいから来なさいよ。いいわね!」
○放課後 学校 校舎裏
「あ、来てくれた、のね」
「まあ、可愛い幼なじみの頼みだかんな、ってばか……。えと……」
「今日って、何の日か、分かってる?」
「そう、バレンタイン……」
「ん。その……」
モジモジ。
「これ、受け取って、くれる……?」
「わっ、ちょっと喜びすぎよ! 小躍りしてんじゃないわよもう……」
「友チョコの残りか? って……」
「友チョコとは、別よ」
「じゃあ何チョコ? うーんそうね……」
「幼なじみチョコってやつかしら?」
「だからちょこっとだけ……特別なチョコレートよ」
「うん。一応手作り。一応ね!」
「その……美味しく出来たと思うから」
「ホワイトデー、楽しみにしてるから!」
「忘れんじゃないわよ!」
ちょこっと小声で。
「はあ、もう……緊張した~……渡せてよかったあ」
「はっ! じゃ、じゃあ、とっとと帰るわよ! 小躍り幼なじみ!」
完
クレジット
ライター情報
ともっともです。美少女好きです。普段は小説とかシナリオとか書いています。超マイペースです。同人音声作品サークルにも参加させて頂いています。よろしくお願いします。
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