- 告白
- ラブラブ
- 甘々
- 片思い
- 年下
- 幼なじみ
公開日2025年03月02日 22:27
更新日2025年03月02日 22:27
文字数
1318文字(約 4分24秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
新社会人(年下)
視聴者役柄
社会人(年上)
場所
視聴者の家
あらすじ
僕には年下の幼馴染がいる。
小さいころからずっと、僕のことが好きらしく、何度も告白を受けてきた。
初めは妹のようにしか見えていなかった彼女が、だんだん魅力的な女性に見えてきて……ついに僕は「一人前になったら」なんて言葉を口にしてしまった。
そんな彼女から、突然家にお邪魔するなんて連絡がやってきて……。
小さいころからずっと、僕のことが好きらしく、何度も告白を受けてきた。
初めは妹のようにしか見えていなかった彼女が、だんだん魅力的な女性に見えてきて……ついに僕は「一人前になったら」なんて言葉を口にしてしまった。
そんな彼女から、突然家にお邪魔するなんて連絡がやってきて……。
本編
(チャイムの音)
お兄ちゃん、こんにちは!
突然やってきてごめんね。ちょっと用事があってやってきた。
上がってもいいよね、お邪魔します。
えっ、いいよー。少しぐらい散らかっていても。
それとも、見られたくないもの転がってる?
あはは、冗談だって! そんな怒らなくたっていいじゃん。
それに、ほら。お菓子とかいろいろ買ってきたからさ、これで許してよ。
いいよ。そのお菓子、お兄ちゃんが食べても。
絶対気に入ると思ったんだよねぇ~。
それじゃ、ここに置いとくね。あとで食べよ。
それじゃ、お兄ちゃん。まずは座って。
うん、私の前。少しね、話したいことがあるの。
そのですね……用事というのがですね……。
じゃん! 見てこれ!
内定通知のメール、届いたの!
これで、来年度は私も立派な社会人!
ありがと~!
ああ……思えば長かった……私、どれだけ面接受けたっけな……。
まあ、いいや。無事に就職決まったわけだし。
その節は、愚痴とか、相談とかいろいろ乗ってくれてありがとうね。
やっぱ、経験者というか、知っている人間が身近にいてくれるのはすごく助かったよ。
それで……ね、もう一つ、話したいことがあって。
ねえ、覚えてる? 私の夢の話。
そりゃ、覚えてるか。
私、何度も何度も、お兄ちゃんに言ってたもんね。
私を、お兄ちゃんのお嫁さんにしてくださいって。
初めに言ったのは、幼稚園児のとき。
小学生のお兄ちゃんと遊んでいたときに、言ったんだよね。
「わたし、おにいちゃんのおよめさんになる!」って。
ふふっ、よく覚えてるでしょ?
それからも、ずーっと好き好きアピールを繰り返して。
大学生になった時も、社会人になった時もお兄ちゃんに彼女がいないかどうかを確認したりして……。
それで、お兄ちゃんは言ってくれたよね。
一人前になった時に、考えるって。
私ね、お兄ちゃんが憧れの存在だった。
身近な年上の男の人で、かっこいいって、王子様みたいだって。
恋のきっかけは、間違いなくそこから。
でも、お兄ちゃんにそう言われて、恋人って、やっぱり対等でないといけないって気づいてからは、私頑張ったんだよ。
お兄ちゃんにふさわしい女性になれるようにって。
ねえ、私、一人前になったよ。
今は、お兄ちゃんと同じ、社会人。
結婚だってできるし、自分のことは、自分でできるようにもなった。
ねえ、そろそろ答えてよ。私、ずーっと待っていたんだよ?
私のこと……どう思っているの?
……そっか、そっか。
ようやく。ようやくだよ。
私の頑張りが、ようやく実を結んだ……。
えへへ、ごめんね。泣くところじゃないのにね。
でも……ようやくかなった夢だから。
少し、感極まっちゃって。
ねえ、私のこと、好き?
ちゃんと、今は好きって返してくれるんだね。
嬉しい……。
ちなみに、私のどこが好きなの?
頑張り屋なところ……。
そっか、そっか。
私の頑張りで、ついにお兄ちゃんを落とすことに成功したわけだ。
私もね、お兄ちゃんが好きだよ。
私のために、かっこいい男の人を演じようとしてくれたところが。
でも、時々見せてくれたか弱いところも含めて、愛おしくて、大好き。
これからは恋人としてずっと一緒だからね。
まずは、同棲から!
早いって? 何を言ってるの!
私としては、ずっと待ってたんだから。
まずはこの家に私の荷物を持ってきて、それから……(ここでフェードアウト)
お兄ちゃん、こんにちは!
突然やってきてごめんね。ちょっと用事があってやってきた。
上がってもいいよね、お邪魔します。
えっ、いいよー。少しぐらい散らかっていても。
それとも、見られたくないもの転がってる?
あはは、冗談だって! そんな怒らなくたっていいじゃん。
それに、ほら。お菓子とかいろいろ買ってきたからさ、これで許してよ。
いいよ。そのお菓子、お兄ちゃんが食べても。
絶対気に入ると思ったんだよねぇ~。
それじゃ、ここに置いとくね。あとで食べよ。
それじゃ、お兄ちゃん。まずは座って。
うん、私の前。少しね、話したいことがあるの。
そのですね……用事というのがですね……。
じゃん! 見てこれ!
内定通知のメール、届いたの!
これで、来年度は私も立派な社会人!
ありがと~!
ああ……思えば長かった……私、どれだけ面接受けたっけな……。
まあ、いいや。無事に就職決まったわけだし。
その節は、愚痴とか、相談とかいろいろ乗ってくれてありがとうね。
やっぱ、経験者というか、知っている人間が身近にいてくれるのはすごく助かったよ。
それで……ね、もう一つ、話したいことがあって。
ねえ、覚えてる? 私の夢の話。
そりゃ、覚えてるか。
私、何度も何度も、お兄ちゃんに言ってたもんね。
私を、お兄ちゃんのお嫁さんにしてくださいって。
初めに言ったのは、幼稚園児のとき。
小学生のお兄ちゃんと遊んでいたときに、言ったんだよね。
「わたし、おにいちゃんのおよめさんになる!」って。
ふふっ、よく覚えてるでしょ?
それからも、ずーっと好き好きアピールを繰り返して。
大学生になった時も、社会人になった時もお兄ちゃんに彼女がいないかどうかを確認したりして……。
それで、お兄ちゃんは言ってくれたよね。
一人前になった時に、考えるって。
私ね、お兄ちゃんが憧れの存在だった。
身近な年上の男の人で、かっこいいって、王子様みたいだって。
恋のきっかけは、間違いなくそこから。
でも、お兄ちゃんにそう言われて、恋人って、やっぱり対等でないといけないって気づいてからは、私頑張ったんだよ。
お兄ちゃんにふさわしい女性になれるようにって。
ねえ、私、一人前になったよ。
今は、お兄ちゃんと同じ、社会人。
結婚だってできるし、自分のことは、自分でできるようにもなった。
ねえ、そろそろ答えてよ。私、ずーっと待っていたんだよ?
私のこと……どう思っているの?
……そっか、そっか。
ようやく。ようやくだよ。
私の頑張りが、ようやく実を結んだ……。
えへへ、ごめんね。泣くところじゃないのにね。
でも……ようやくかなった夢だから。
少し、感極まっちゃって。
ねえ、私のこと、好き?
ちゃんと、今は好きって返してくれるんだね。
嬉しい……。
ちなみに、私のどこが好きなの?
頑張り屋なところ……。
そっか、そっか。
私の頑張りで、ついにお兄ちゃんを落とすことに成功したわけだ。
私もね、お兄ちゃんが好きだよ。
私のために、かっこいい男の人を演じようとしてくれたところが。
でも、時々見せてくれたか弱いところも含めて、愛おしくて、大好き。
これからは恋人としてずっと一緒だからね。
まずは、同棲から!
早いって? 何を言ってるの!
私としては、ずっと待ってたんだから。
まずはこの家に私の荷物を持ってきて、それから……(ここでフェードアウト)
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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