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あなたに這い寄る気弱なヤンデレ後輩ちゃん【フリー台本】
written by 朱羽しゅくれ
  • 後輩
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1246文字(約 4分10秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
うっかり家の鍵をかけずに眠ってしまったあなた。そのことに気づいてしまった気弱なヤンデレ後輩ちゃんがおこした行動とは…。
本編
(玄関のドアを開ける音)

やっぱり開いてる...

先輩、本当に不用心だなぁ…鍵が開けっぱなしなのに気づいたのが私でよかった…

むしろ、これは先輩が私のために開けておいてくれているとかなのかな!?

本当は鍵をかけてあげるだけで帰ろうと思ったけれど、そ、そういうことなら一目だけ…一目だけ先輩の寝顔を見るだけならいいですよ…ね?

じゃ、じゃあお邪魔します…ね…

しっかりと施錠しておかなかった先輩が悪いんですからね…

(部屋のドアを開ける音)

ここが先輩のお部屋…

こんな夜遅い時間だし、さすがに先輩も寝てるみたいですね…

先輩に気づかれないようにそっと近づいて…っと

はわわぁ…

先輩ったら何も知らずに穏やかに寝息をたてちゃって...

普段は緊張しちゃって遠くから眺めることしかできなかったのに、まさかこんなにも近くで先輩を見ることができるなんて…無防備な姿を晒しちゃってる先輩もかわいい…

ふふ…それにしても先輩、すごく気持ちよさそうに眠っているなぁ…

ふかふかのベッドに暖かそうな毛布、それに先輩の腕枕…

私もこのまま先輩と添い寝したいなぁ…

って、ダメダメ絶対ダメ! そんなことしたら先輩が起きちゃうし、なにより私の心臓が耐えられないっ…

で、でも…ちょっとだけ、ちょっとだけならいいよ…ね?

(毛布のもぞもぞする音)

お、お邪魔しまーす…

はわぁ~あったか~い…先輩の体温をこんなに間近に感じることができるなんて…幸せ…

このままこの時間が永遠に続けばいいのになぁ…

それよりも、当たり前だけど先輩の顔がすごく近い…どうしよう…はわわわわぁ…

先輩って近くで見ると意外とまつげ長いんですね…先輩のいろんなことを知れてうれしい…

それになんといっても、この桜色の綺麗な唇…

このまま先輩のすべてを奪っちゃいたい…!

これだけ近づいてもまだ起きないみたいだし、た、試しにこのまま…「キス」とかしちゃっても大丈夫…だよね?

すっごく恥ずかしいけれど、このチャンスを逃すわけにはっ…

ってあれ?先輩もしかして起きてま…す!?

あわわわわっ!ど、どうしようっ!!

と、とりあえず、えいっ!

ご、ごめんなさいっ!、口を手で押さえちゃったら先輩苦しいですよね…で、でも騒がれても困るし…

そ、そうだ…手錠!

私、普段から念のためと思って、いつも手錠を持ち歩いてるんです

ってあれ…あれ? 持ってきたはずなのに…無いっ!

せっかく普段から先輩を捕まえるための練習してたのに~

(衣服の擦れる音)

あっ、せ、先輩!そんなに暴れないでください!

はわわわぁ、どうしよう…どうしよう…

こ、こうなったらしょうがない…かくなるうえはっ…

えいっ!!

ふふ…先輩の上に馬乗りになっちゃいました♡

こうやって私の身体を使って押さえちゃえば動けないですよね?

ご、ごめんなさい!ちょっと苦しいかもですけど、先輩が暴れるのがいけないんですからね

本当はただ先輩のことが心配で家まで見に来ただけで、不法侵入するつもりは全くなかったんです…

で、でもバレてしまった以上仕方ありません…

ここで大人しく先輩を逃がしてしまっては、私としても後がなくなってしまいますからね…

と、というわけで先輩、このまま「既成事実」作っちゃいますね♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
あなたに這い寄る気弱なヤンデレ後輩ちゃん【フリー台本】
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
朱羽しゅくれ
ライター情報
 趣味でイラストや台本を書いているしがないヤンデレ好きです。
 ほぼ個人サークル「メゾン・ド・シュクレ」の支配人。
 最近はYouTube上にて、シチュエーションボイスの動画をアップしています。
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