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公開日2021年06月26日 01:28
更新日2021年06月26日 01:29
文字数
1795文字(約 5分59秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヤンデレだったクール系同級生
視聴者役柄
惚れられてた男
場所
通学路
あらすじ
あらすじ
あなたのことが大好きなヤンデレちゃんが居た。
そう『居た』
今はすっかり大人しくなって、普通の女の子になっていた。
あなたが他のこと会話をしても目くじらを立てない。
前は執拗にストーカーをしていたのに、付いてくる素振りすらない。
気が付いたら彼女のことばかり考える日々。
しかし、それは彼女の策略だった。
あなたのことが大好きなヤンデレちゃんが居た。
そう『居た』
今はすっかり大人しくなって、普通の女の子になっていた。
あなたが他のこと会話をしても目くじらを立てない。
前は執拗にストーカーをしていたのに、付いてくる素振りすらない。
気が付いたら彼女のことばかり考える日々。
しかし、それは彼女の策略だった。
本編
本編
「ふぁ……今日も眠いな」
欠伸をしながら言うようにしてから
気が付いたように
「ん?あぁ、おはよう……今日も淀んだ空だな」
「ふぅ、眠い……じめじめしてるのが悪いのかな? こういう時期って、私、やる気が出なくて駄目なんだ」
「……あぁ、別に具合が悪いわけじゃない。ただ、やる気が出ないだけで、な」
「そっちはどうだ? こういう時期、得意か?」
「……ん? 私ならそれくらい知ってるだろって、何を言ってるんだ? 人のことなんかそうそう把握してるわけないだろ」
「うん、うん……ぁ~、そうだな。確かに前は君のスケジュールをバッチリと調べて後ろからつけて色々な情報収集まで行って個人情報まで手に入れてたな……うん、でも、な。なんていうかなぁ……飽きて、しまってなぁ」
「女心と秋の空は変わりやすいって言うだろう? 今は梅雨だが……それと同じだ。ふとした拍子にバケツをひっくり返したような雨がこの頃よくあるだろう? そういうもんなんだ、女心って」
「熱しやすく……冷めやすい……だからま、今は君にそんなにお熱をあげているわけじゃないんだ。そんなに興味が無いというか……」
「あぁ、そうだな。前は毎日お弁当を渡してたな」
「ふふ、あれもな……今にして思えばよくやったものだなぁ」
「私の一部を身体に取り込んでもらえるのは何て幸せなんだろう、とか思ってたっけか?」
「血とか、髪の毛やら入れたりして……今にして思えば、あれは食に対する冒涜だな……悪かったな。もう二度とやらないから、許してくれ」
「ん~、まぁ、面倒で手間だってこともあるし……お弁当を作ることも今後ないだろうからな。これからは安心して過ごしていいぞ?」
「私はもう、君のことにはあまり興味ないからな」
「うん、好きに過ごすといい。私もそうする」
「前は……あ、はは、そうだな。ストーキングしてバレたこともあったか。で、二度と付いてい来るなと言われたから目的地に先回りするようにして……今にして思えば、本当、よくやったものだなぁ……あのバイタリティはどこから来ていたのやら」
「あるいは、あれが恋、って奴の力……だったのかもしれないな?」
「ふふっ、今の私には……到底出来そうもないなぁ」
「……っと、何だかぽつりぽつりと降ってきたな。強くなるかも」
「あまり降られる前に行くとしよう、じゃ。君も遅れるなよ? 最近は遅刻すると先生がうるさいからな。お先に」
行こうとして呼び止められた感じで
「……ん? 君の分の傘? 無いが。何でそれを私に?」
「あぁ、確かに前はこういう時には相合傘でいこうと言ってたし、別の傘を手渡すこともあったか」
「ん~……でもな。悪い、そういうの終わったんだ」
「じゃあな。あまり雨に降られる前に学校に着くんだぞ?」
足音を数回
それから少し間を空けて
「ぁあ……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
「好きだ……本当は愛してる……大好きだからな」
「あれは嘘だ……嘘、嘘、嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘」
「お弁当だって、ちゃんと作るからな」
「朝だって、起こしに行くし……どんな時でも付いていく……」
「好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き……」
「……はぁ、でも、ふ、くふふっ」
「私のことを、気に掛けてくれるんだな?」
「今までしていたことが、なくなって不安だと思ってくれるんだな?」
「ぁあ……私は、いつでも君のことを好きでいるからな? 愛しているからな?」
「……そして、それを告げられる日を、心待ちにしている」
「くふふっ」
ペラリ、と紙の音
「押して駄目なら、引いてみろ、か……こういう恋愛本も中々馬鹿にしたものではないな?」
「……さて……表立っては動けないから、秘密裏に処理しないとな」
「私が作戦を決行してるのをいいことに、話しかけて近づいてきた……こっちの女は、手が触れ合ってはにかんで誘惑した……こっちの女は彼に女性免疫がないのをいいことにあざといポーズで無茶な要求を……っ!」
「どいつもこいつも……粛清、してやらなければなぁ」
暗い声で
「私が、私こそが、彼の運命の伴侶なのだから……」
甘い楽しそうな声で
「くふふ、彼が真実の愛に気付いて私の所に戻ってきてくれたら……まずは女性に対する免疫を付けなければな」
「べったりと、イチャイチャくっついて……ちょっとやそっとのことじゃ動かされないようにしないと……」
「そう……私でなければ、何とも思わないほどに♡」
「くふははは……大好きだよぉ? 愛してるからね?ダーリン♪」
「早く……私の元へ来い。君には……」
「私しか居ないんだから」
「ふふ、くふふふっ……は~っはっはっはっはっはっはっ!」
「ふぁ……今日も眠いな」
欠伸をしながら言うようにしてから
気が付いたように
「ん?あぁ、おはよう……今日も淀んだ空だな」
「ふぅ、眠い……じめじめしてるのが悪いのかな? こういう時期って、私、やる気が出なくて駄目なんだ」
「……あぁ、別に具合が悪いわけじゃない。ただ、やる気が出ないだけで、な」
「そっちはどうだ? こういう時期、得意か?」
「……ん? 私ならそれくらい知ってるだろって、何を言ってるんだ? 人のことなんかそうそう把握してるわけないだろ」
「うん、うん……ぁ~、そうだな。確かに前は君のスケジュールをバッチリと調べて後ろからつけて色々な情報収集まで行って個人情報まで手に入れてたな……うん、でも、な。なんていうかなぁ……飽きて、しまってなぁ」
「女心と秋の空は変わりやすいって言うだろう? 今は梅雨だが……それと同じだ。ふとした拍子にバケツをひっくり返したような雨がこの頃よくあるだろう? そういうもんなんだ、女心って」
「熱しやすく……冷めやすい……だからま、今は君にそんなにお熱をあげているわけじゃないんだ。そんなに興味が無いというか……」
「あぁ、そうだな。前は毎日お弁当を渡してたな」
「ふふ、あれもな……今にして思えばよくやったものだなぁ」
「私の一部を身体に取り込んでもらえるのは何て幸せなんだろう、とか思ってたっけか?」
「血とか、髪の毛やら入れたりして……今にして思えば、あれは食に対する冒涜だな……悪かったな。もう二度とやらないから、許してくれ」
「ん~、まぁ、面倒で手間だってこともあるし……お弁当を作ることも今後ないだろうからな。これからは安心して過ごしていいぞ?」
「私はもう、君のことにはあまり興味ないからな」
「うん、好きに過ごすといい。私もそうする」
「前は……あ、はは、そうだな。ストーキングしてバレたこともあったか。で、二度と付いてい来るなと言われたから目的地に先回りするようにして……今にして思えば、本当、よくやったものだなぁ……あのバイタリティはどこから来ていたのやら」
「あるいは、あれが恋、って奴の力……だったのかもしれないな?」
「ふふっ、今の私には……到底出来そうもないなぁ」
「……っと、何だかぽつりぽつりと降ってきたな。強くなるかも」
「あまり降られる前に行くとしよう、じゃ。君も遅れるなよ? 最近は遅刻すると先生がうるさいからな。お先に」
行こうとして呼び止められた感じで
「……ん? 君の分の傘? 無いが。何でそれを私に?」
「あぁ、確かに前はこういう時には相合傘でいこうと言ってたし、別の傘を手渡すこともあったか」
「ん~……でもな。悪い、そういうの終わったんだ」
「じゃあな。あまり雨に降られる前に学校に着くんだぞ?」
足音を数回
それから少し間を空けて
「ぁあ……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
「好きだ……本当は愛してる……大好きだからな」
「あれは嘘だ……嘘、嘘、嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘」
「お弁当だって、ちゃんと作るからな」
「朝だって、起こしに行くし……どんな時でも付いていく……」
「好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き……」
「……はぁ、でも、ふ、くふふっ」
「私のことを、気に掛けてくれるんだな?」
「今までしていたことが、なくなって不安だと思ってくれるんだな?」
「ぁあ……私は、いつでも君のことを好きでいるからな? 愛しているからな?」
「……そして、それを告げられる日を、心待ちにしている」
「くふふっ」
ペラリ、と紙の音
「押して駄目なら、引いてみろ、か……こういう恋愛本も中々馬鹿にしたものではないな?」
「……さて……表立っては動けないから、秘密裏に処理しないとな」
「私が作戦を決行してるのをいいことに、話しかけて近づいてきた……こっちの女は、手が触れ合ってはにかんで誘惑した……こっちの女は彼に女性免疫がないのをいいことにあざといポーズで無茶な要求を……っ!」
「どいつもこいつも……粛清、してやらなければなぁ」
暗い声で
「私が、私こそが、彼の運命の伴侶なのだから……」
甘い楽しそうな声で
「くふふ、彼が真実の愛に気付いて私の所に戻ってきてくれたら……まずは女性に対する免疫を付けなければな」
「べったりと、イチャイチャくっついて……ちょっとやそっとのことじゃ動かされないようにしないと……」
「そう……私でなければ、何とも思わないほどに♡」
「くふははは……大好きだよぉ? 愛してるからね?ダーリン♪」
「早く……私の元へ来い。君には……」
「私しか居ないんだから」
「ふふ、くふふふっ……は~っはっはっはっはっはっはっ!」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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