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- 人外 / モンスター
公開日2021年07月16日 22:59
更新日2021年07月16日 22:59
文字数
2325文字(約 7分45秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
雪女
視聴者役柄
惚れられてる男
場所
自宅
あらすじ
あらすじ
ある日、あなたの元を一人の少女が訪ねてくる。
炎天下の中をたった一人……顔を真っ赤にした今にも倒れそうな状態で
見るに見かねて彼女を中へ入れてしまうが……それは大きな過ちだった。
ある日、あなたの元を一人の少女が訪ねてくる。
炎天下の中をたった一人……顔を真っ赤にした今にも倒れそうな状態で
見るに見かねて彼女を中へ入れてしまうが……それは大きな過ちだった。
本編
本編
ピンポーン、と呼び鈴の音
「はぁ……はぁ……あづい……中、入れてぇ……倒れ、そう……」
中へ入る音
「はぁ、はぁ……死ぬかと、思った……あり、がと……入れて、くれて……本当に、溶けちゃうかと思った、から……はぁ、はぁ……」
息を整えるように
「ふぅ……ねぇ?氷、貰える? 私、もう、疲れちゃって疲れちゃって……都会って何でこんなに暑いのよ……もう」
「……ん、ありがと……じゃあ、遠慮なく貰うね?」
「……ふぅ~……生き返る……ねぇ? この部屋、冷房は付いてるの? もっと下げてくれない? 私、もう暑くて暑くて……」
「ね、リモコン、どこ?」
立ち上がろうとしてよろける感じで
「わ……とと……立ち眩みが……あ、うん……ごめん。大人しく座って待ってるから」
エアコンの音(最大出力)
「はぁ~~……涼しい……ありがと、少しマシになったよ」
「ねぇ? 今、温度設定は何度? ちゃんとフルパワーにしてくれた?」
「……え? 24度? 駄目、もっと下げて……そんなの、暑すぎるわ……18度に設定してくれる?」
エアコンの音(最大出力)
「はぁ……よくなった……あと、は……あ、あそこに扇風機あるね? あれも付けよっか? 両方つけた方が部屋を涼しく出来るもの」
「……来る前にこういう空調について調べておいて本当によかった……これなら、私でも何とかこっちでもやっていけそう……」
「……んぅ? 何これ? タオル?」
「汗、搔いたから?……? えと、気遣いはありがたいけど……大丈夫よ。私、汗かかないから」
「ん~? 来たとき汗まみれに見えたから気になるの? ふ~ん……何だ、こころよく迎え入れてくれたから言うまでもなく分かってるんだなぁって思ってたけど、違ったんだ?」
「あれはね、汗じゃないよ? 身体が溶けだしてたんだよ」
「で、今は冷えてきたおかげで溶けだしてたのが元に戻ってきたから大丈夫」
「……ふふ、もしかして……私が、綺麗になり過ぎちゃったから分からなかったのかな?」
「私よ、私。 そりゃね、あれから成長もしたし色んなところが大きくなったから分からないのも無理はないけど、ね?」
「私の声、覚えがない?」
「それとも……記憶にある声はまだちっちゃい子供の声だったから分からない?」
「一緒に……あれほど雪山で遊んだのに」
囁き
「薄情者♪」
離れて
「ふふっ♪な~んちゃって、ね? いい加減分かった?」
「私よ、私。あなたが小さい頃に一緒に雪山で駆けずり回って遊んだ……雪女の」
「あっ、そうそう! な~んだ、やっぱり覚えててくれたんじゃない?」
「そう!小さい頃に婚姻の約束をした……あなたのお嫁さんだよ?」
「ふふ♪ でも、酷いよね? おっきくなったら結婚しようね、って指切りまでして約束したのに……引っ越しちゃうんだもん」
「私という、お嫁さんを山に残してさ?」
「そりゃね、人と妖怪じゃ色々と勝手が違うからどうしようもない面もあるのかもしれないけど……お嫁さんに一言もなくこんなところにまで来ちゃうなんてちょっと薄情だよ?」
「おかげで……来るのにすっごい苦労しちゃった」
エアコンの音(最大出力)
「はぁ……ここは山と違ってあっついからさ~、もう外には出られそうにないかも」
「溶けて無くなっちゃうもん……新婚生活もまだなのに、お嫁さんになる前に死ぬのは流石にごめんだものね……」
「これからは私がここでの生活を支えていくから、安心して暮らしてよね?」
「うん♪家事も炊事も洗濯も!お嫁さんであるこの私にお任せあれ、よ?」
「せっかく再会できたんだもん♪ 夫婦らしく、助け合って生きていこうね?」
「ほら? 私、雪女だもの。今みたいな夏場は私を抱いて寝れば冷たくって快適よ?」
「それからそれから……あぁ、氷とか作り放題だから。きっと重宝(ちょうほう)するわよ?」
「暑いのは、嫌だものね?」
「ん~……大分涼しくなってきたけど、部屋の温度ももう少し下げましょうか?」
「へへっ、もうかなり調子が良くなってきたもの♪ 待ってて、今この部屋に氷を配置してあと10度は部屋の温度を……」
「へ? それじゃ寒すぎる?」
「ん~……じゃあ、五度くらいにしとく? えっと、冷房の設定温度が18度だから13度を目安に……うぅん、ねぇ?室内温度が二ケタ超えるのってちょっと暑すぎると思わない?」
「私はもう少し下げてもいいかな~、って思うんだけど……」
「ん~……そっか、こういう暑いところで暮らしてるうちにそういうのに慣れちゃったんだね?」
「良くないと思うよ~?そういうの……あなたは私と氷の世界で幸せに生きなきゃいけないんだから」
「今からそんなだと……この先辛いよ?」
耳元で
「大丈夫、私が付いてるから♡」
「ちょっとずつ……ちょっとずつ慣らしてこうね?」
「旦那様♡」
離れて
「ん? ふふ~、そうでしょ~? 私の身体、冷たくって気持ちいいでしょう?」
「いいよ♡ もっと私のことを抱きしめていても♡」
「あなたは……私の全てなんだからね?」
囁き
「大好きだよぉ♡」
「ずっと、ず~~っと一緒に暮らそうね♡」
離れて
「……ぅん? 寒すぎるから、無理?」
「あはははっ♪ そんなことないよぉ♪」
「人の世界のことわざで、こういうのがあるでしょ?」
「心頭滅却すれば火もまた涼し……っていうことは、逆もまた然り、だよね?」
「私への愛でこんなに心が燃え上がってるんだもん♪ 寒さなんて感じない、でしょ?」
「これからず~っと私と一緒に生きていくんだもん♪ 無理でも、これくらい乗り越えてよね?」
「私も……二人で、いつまでもいつまでも幸せに居られるように、最大限努力をするから♪」
耳元で
「あなたに近づく危険は私がぜ~んぶ氷漬けにしてあげる♪」
「だから……安心してよ? ね?」
「いつまでもいつまでも……私はあなたのことが大好きだから♡」
囁き
「私だけがあなたのお嫁さんなんだから……ね?」
「いつまでも一緒に居ようね♡」
離れて
「それじゃ! 幾久しく♪ これからよろしくね? 私の……」
囁き
「だ・ん・な・さ・ま♡」
最高に甘く囁いて終了
ピンポーン、と呼び鈴の音
「はぁ……はぁ……あづい……中、入れてぇ……倒れ、そう……」
中へ入る音
「はぁ、はぁ……死ぬかと、思った……あり、がと……入れて、くれて……本当に、溶けちゃうかと思った、から……はぁ、はぁ……」
息を整えるように
「ふぅ……ねぇ?氷、貰える? 私、もう、疲れちゃって疲れちゃって……都会って何でこんなに暑いのよ……もう」
「……ん、ありがと……じゃあ、遠慮なく貰うね?」
「……ふぅ~……生き返る……ねぇ? この部屋、冷房は付いてるの? もっと下げてくれない? 私、もう暑くて暑くて……」
「ね、リモコン、どこ?」
立ち上がろうとしてよろける感じで
「わ……とと……立ち眩みが……あ、うん……ごめん。大人しく座って待ってるから」
エアコンの音(最大出力)
「はぁ~~……涼しい……ありがと、少しマシになったよ」
「ねぇ? 今、温度設定は何度? ちゃんとフルパワーにしてくれた?」
「……え? 24度? 駄目、もっと下げて……そんなの、暑すぎるわ……18度に設定してくれる?」
エアコンの音(最大出力)
「はぁ……よくなった……あと、は……あ、あそこに扇風機あるね? あれも付けよっか? 両方つけた方が部屋を涼しく出来るもの」
「……来る前にこういう空調について調べておいて本当によかった……これなら、私でも何とかこっちでもやっていけそう……」
「……んぅ? 何これ? タオル?」
「汗、搔いたから?……? えと、気遣いはありがたいけど……大丈夫よ。私、汗かかないから」
「ん~? 来たとき汗まみれに見えたから気になるの? ふ~ん……何だ、こころよく迎え入れてくれたから言うまでもなく分かってるんだなぁって思ってたけど、違ったんだ?」
「あれはね、汗じゃないよ? 身体が溶けだしてたんだよ」
「で、今は冷えてきたおかげで溶けだしてたのが元に戻ってきたから大丈夫」
「……ふふ、もしかして……私が、綺麗になり過ぎちゃったから分からなかったのかな?」
「私よ、私。 そりゃね、あれから成長もしたし色んなところが大きくなったから分からないのも無理はないけど、ね?」
「私の声、覚えがない?」
「それとも……記憶にある声はまだちっちゃい子供の声だったから分からない?」
「一緒に……あれほど雪山で遊んだのに」
囁き
「薄情者♪」
離れて
「ふふっ♪な~んちゃって、ね? いい加減分かった?」
「私よ、私。あなたが小さい頃に一緒に雪山で駆けずり回って遊んだ……雪女の」
「あっ、そうそう! な~んだ、やっぱり覚えててくれたんじゃない?」
「そう!小さい頃に婚姻の約束をした……あなたのお嫁さんだよ?」
「ふふ♪ でも、酷いよね? おっきくなったら結婚しようね、って指切りまでして約束したのに……引っ越しちゃうんだもん」
「私という、お嫁さんを山に残してさ?」
「そりゃね、人と妖怪じゃ色々と勝手が違うからどうしようもない面もあるのかもしれないけど……お嫁さんに一言もなくこんなところにまで来ちゃうなんてちょっと薄情だよ?」
「おかげで……来るのにすっごい苦労しちゃった」
エアコンの音(最大出力)
「はぁ……ここは山と違ってあっついからさ~、もう外には出られそうにないかも」
「溶けて無くなっちゃうもん……新婚生活もまだなのに、お嫁さんになる前に死ぬのは流石にごめんだものね……」
「これからは私がここでの生活を支えていくから、安心して暮らしてよね?」
「うん♪家事も炊事も洗濯も!お嫁さんであるこの私にお任せあれ、よ?」
「せっかく再会できたんだもん♪ 夫婦らしく、助け合って生きていこうね?」
「ほら? 私、雪女だもの。今みたいな夏場は私を抱いて寝れば冷たくって快適よ?」
「それからそれから……あぁ、氷とか作り放題だから。きっと重宝(ちょうほう)するわよ?」
「暑いのは、嫌だものね?」
「ん~……大分涼しくなってきたけど、部屋の温度ももう少し下げましょうか?」
「へへっ、もうかなり調子が良くなってきたもの♪ 待ってて、今この部屋に氷を配置してあと10度は部屋の温度を……」
「へ? それじゃ寒すぎる?」
「ん~……じゃあ、五度くらいにしとく? えっと、冷房の設定温度が18度だから13度を目安に……うぅん、ねぇ?室内温度が二ケタ超えるのってちょっと暑すぎると思わない?」
「私はもう少し下げてもいいかな~、って思うんだけど……」
「ん~……そっか、こういう暑いところで暮らしてるうちにそういうのに慣れちゃったんだね?」
「良くないと思うよ~?そういうの……あなたは私と氷の世界で幸せに生きなきゃいけないんだから」
「今からそんなだと……この先辛いよ?」
耳元で
「大丈夫、私が付いてるから♡」
「ちょっとずつ……ちょっとずつ慣らしてこうね?」
「旦那様♡」
離れて
「ん? ふふ~、そうでしょ~? 私の身体、冷たくって気持ちいいでしょう?」
「いいよ♡ もっと私のことを抱きしめていても♡」
「あなたは……私の全てなんだからね?」
囁き
「大好きだよぉ♡」
「ずっと、ず~~っと一緒に暮らそうね♡」
離れて
「……ぅん? 寒すぎるから、無理?」
「あはははっ♪ そんなことないよぉ♪」
「人の世界のことわざで、こういうのがあるでしょ?」
「心頭滅却すれば火もまた涼し……っていうことは、逆もまた然り、だよね?」
「私への愛でこんなに心が燃え上がってるんだもん♪ 寒さなんて感じない、でしょ?」
「これからず~っと私と一緒に生きていくんだもん♪ 無理でも、これくらい乗り越えてよね?」
「私も……二人で、いつまでもいつまでも幸せに居られるように、最大限努力をするから♪」
耳元で
「あなたに近づく危険は私がぜ~んぶ氷漬けにしてあげる♪」
「だから……安心してよ? ね?」
「いつまでもいつまでも……私はあなたのことが大好きだから♡」
囁き
「私だけがあなたのお嫁さんなんだから……ね?」
「いつまでも一緒に居ようね♡」
離れて
「それじゃ! 幾久しく♪ これからよろしくね? 私の……」
囁き
「だ・ん・な・さ・ま♡」
最高に甘く囁いて終了
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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