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公開日2021年07月25日 23:55
更新日2021年07月25日 23:57
文字数
1573文字(約 5分15秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
料理が苦手なクール娘
視聴者役柄
惚れられてる男
場所
映画館前
本編
本編
「そこに居るのは何者だ!?」
「……何だ、お前か。奇遇だな、こんなところで。今日はこれで11回目か? よく会うな」
「……うん? あぁ、まぁ、そうだな……先回りしてるから当たり前だが」
「こうして刷り込みのように目的地にあらかじめいることで私が居るのが当然のことのように思わせる作戦なわけだ」
「どうだ? そろそろ私はお前の日常の一部になったか?」
「……何だ、まだか」
「じゃあ、もっともっと頑張らなければいけないな」
「うん、せっかく会ったんだ。一緒に行かないか? 映画、見に行くんだろ?」
「ネットで話題になった割には、あまり観客の入らないあの……」
「前々から思うんだが、どうしてお前はこういう……人が駄目だとかよくないとか言うものばかり見に行こうとするんだ?」
「普段もそうだろう?」
「クリームシチュー味のアイス、とか名前が気になったというだけで味を想像して少し怖がりながらも怖いもの見たさで買って……必死の形相で何とか食べきって……はぁ」
「食べ物を残さないというその精神は立派だがな……買う前にもう少し考えたらどうなんだ?」
「ここはやっぱり……傍に公正な目で物事を見られる存在が必要ではないか?」
「……そうだ。私だ」
「私と付き合えば、私が止めると言っているんだ」
「後悔しそうになることの前には私が必ず一言制止の言葉をかけよう」
「なんなら、私が先に実験台としてお前が気になることを体験してきてもいいぞ?」
「そうすれば、良くないことが起きる前に事前に止められるからな」
「……どうだ?」
「……ん、そうか。彼女になるならむしろ一緒に経験したい、か」
「……ん~……その方向は予想外だな……でも、ははっ、何でだろうな?」
「ちょっと嬉しい」
「じゃあ、これからはそういう日常を送るとしよう」
「これで今日から私たちは彼氏彼女だ」
「これからよろしくな?」
「一緒にいろんな体験を……は?」
「それは、求めてない……?」
「っ、ここまで来て何故断る!? 付き合う流れだっただろう!?」
「私の何が不満だ!?」
「……うん? 料理の腕?」
「…………そうだな、お世辞にもうまいとは言えないな。市販品に頼ることになると思う」
「しかしだな、今の世の中は出来合いの物が既に売られているんだから別に私自身が作らなくても美味しく食べられればそれでいいいだろう?」
自信なさげに
「……よくは、ないか?」
少し間を空けて
「……そうだな。彼女の手料理を持って外でイチャイチャと食べる、というのがお前の夢だったものな」
「……うん、お前の好みくらいは全部知ってる」
「どんな食べ物が好きかも知ってる……」
「作れないが……」
「そもそも料理という行為が私に合わないんだ……機械や、君の行動パターンの把握と言ったことならやりがいもあるし簡単ではあるが……食材の調理となると、なぁ」
「えっと、とりあえず……強火で焼けばいいんじゃないか?」
「弱火というのは強火の下位互換だろう? 強火で全部やればいいだけの話だろ?」
「……違うのか?」
「……えと、呆れたような顔してるが」
「…………そうか。駄目か……なら、仕方ない」
「今日のところはこれでお暇しよう」
「一緒に行くのはやめだ。花嫁修業をしてくる」
「明日には満足な料理を創り上げてみせるから、その時には私のことを彼女だと認めてくれ」
囁き
「愛してるからな♡」
離れて
「それじゃ……あ」
挨拶しかけて途中で気が付いた感じで
「私が少し離れたからといって浮気をするなよ?」
「他の女と接触したらすぐに分かるからな」
耳元で
「私を甘く見るなよ?」
「好きなモノを手に入れるためにはどんな努力でも惜しまない女だからな」
少し落ち込んだ感じで
「それは、確かに……料理ばかりは、少し苦手だが……」
決意に満ちた声で
「必ずモノにしてみせる。私を彼女だと認めてみせる」
「だから、その時まで……」
囁き
「私への愛を大切に持っているんだぞ?」
「迎えに来るからな♡」
離れて
「それじゃ、私はこれで」
「お前の舌を唸らせる料理を必ずや作れるようになるからな?」
「そこに居るのは何者だ!?」
「……何だ、お前か。奇遇だな、こんなところで。今日はこれで11回目か? よく会うな」
「……うん? あぁ、まぁ、そうだな……先回りしてるから当たり前だが」
「こうして刷り込みのように目的地にあらかじめいることで私が居るのが当然のことのように思わせる作戦なわけだ」
「どうだ? そろそろ私はお前の日常の一部になったか?」
「……何だ、まだか」
「じゃあ、もっともっと頑張らなければいけないな」
「うん、せっかく会ったんだ。一緒に行かないか? 映画、見に行くんだろ?」
「ネットで話題になった割には、あまり観客の入らないあの……」
「前々から思うんだが、どうしてお前はこういう……人が駄目だとかよくないとか言うものばかり見に行こうとするんだ?」
「普段もそうだろう?」
「クリームシチュー味のアイス、とか名前が気になったというだけで味を想像して少し怖がりながらも怖いもの見たさで買って……必死の形相で何とか食べきって……はぁ」
「食べ物を残さないというその精神は立派だがな……買う前にもう少し考えたらどうなんだ?」
「ここはやっぱり……傍に公正な目で物事を見られる存在が必要ではないか?」
「……そうだ。私だ」
「私と付き合えば、私が止めると言っているんだ」
「後悔しそうになることの前には私が必ず一言制止の言葉をかけよう」
「なんなら、私が先に実験台としてお前が気になることを体験してきてもいいぞ?」
「そうすれば、良くないことが起きる前に事前に止められるからな」
「……どうだ?」
「……ん、そうか。彼女になるならむしろ一緒に経験したい、か」
「……ん~……その方向は予想外だな……でも、ははっ、何でだろうな?」
「ちょっと嬉しい」
「じゃあ、これからはそういう日常を送るとしよう」
「これで今日から私たちは彼氏彼女だ」
「これからよろしくな?」
「一緒にいろんな体験を……は?」
「それは、求めてない……?」
「っ、ここまで来て何故断る!? 付き合う流れだっただろう!?」
「私の何が不満だ!?」
「……うん? 料理の腕?」
「…………そうだな、お世辞にもうまいとは言えないな。市販品に頼ることになると思う」
「しかしだな、今の世の中は出来合いの物が既に売られているんだから別に私自身が作らなくても美味しく食べられればそれでいいいだろう?」
自信なさげに
「……よくは、ないか?」
少し間を空けて
「……そうだな。彼女の手料理を持って外でイチャイチャと食べる、というのがお前の夢だったものな」
「……うん、お前の好みくらいは全部知ってる」
「どんな食べ物が好きかも知ってる……」
「作れないが……」
「そもそも料理という行為が私に合わないんだ……機械や、君の行動パターンの把握と言ったことならやりがいもあるし簡単ではあるが……食材の調理となると、なぁ」
「えっと、とりあえず……強火で焼けばいいんじゃないか?」
「弱火というのは強火の下位互換だろう? 強火で全部やればいいだけの話だろ?」
「……違うのか?」
「……えと、呆れたような顔してるが」
「…………そうか。駄目か……なら、仕方ない」
「今日のところはこれでお暇しよう」
「一緒に行くのはやめだ。花嫁修業をしてくる」
「明日には満足な料理を創り上げてみせるから、その時には私のことを彼女だと認めてくれ」
囁き
「愛してるからな♡」
離れて
「それじゃ……あ」
挨拶しかけて途中で気が付いた感じで
「私が少し離れたからといって浮気をするなよ?」
「他の女と接触したらすぐに分かるからな」
耳元で
「私を甘く見るなよ?」
「好きなモノを手に入れるためにはどんな努力でも惜しまない女だからな」
少し落ち込んだ感じで
「それは、確かに……料理ばかりは、少し苦手だが……」
決意に満ちた声で
「必ずモノにしてみせる。私を彼女だと認めてみせる」
「だから、その時まで……」
囁き
「私への愛を大切に持っているんだぞ?」
「迎えに来るからな♡」
離れて
「それじゃ、私はこれで」
「お前の舌を唸らせる料理を必ずや作れるようになるからな?」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
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