ある夏の朝、彼女が目を覚ますと隣で寝ている彼氏のあなたから汗のにおいがしてきました。
それをかいでしまった彼女は段々と歯止めがかからなくなっていきます。

(夏の朝、ベッドの上)
(目を覚ます)
うーん、暑い。
夏だし、二人で同じベッド使ってれば暑いか。

あ、そろそろ起きる時間。
いくら休みの日でもねぼすけはだめだしね。

ねぇ、起きて。
朝だよ。

うー、起きない。

ん？なんだか汗の匂いがする。

……ちょっとくらい、嗅いでもいい、よね？

起こさないように近づいて。

(すんすんと匂いを嗅ぐ)
酸っぱくさい。

でも、クセになる。

もっと近づいても大丈夫かな。

鼻が胸元にくっつきそう。

(深く吸う)
君のが私の中にいっぱい入ってきてる。
身体が疼いて止まんないよ。

もっと、もっと欲しい。

はぁ……はぁ……ダメ、こんなこと。
汗の匂い嗅いで興奮してるなんて、ヘンタイみたい。
そんなの知られたら、君に嫌われる。

嫌われるって、わかってるのに、やめられない。

全部君がいけないんだよ？
こんなに濃いの出して。
どうしたって嗅ぎたくなっちゃうよ。

すき……すき……君も、君の匂いも。

どうしよう、もう我慢できない。
シたくなってきちゃった。

あれ？背中に腕が。
君、起きたの？

なんだ、寝ぼけてるだけか。
びっくりした。

えっ！？ちょっ、急に抱きしめてきた！？

鼻が、押し付けられてっ。

匂いの濃さが今までと比べ物にならないっ。
君に包まれて逃げられないっ。
私このままじゃおかしくなっちゃう！

(体をたたく)
起きて、朝だよ！

ようやく起きた。
おはよう、汗の匂いすごいからシャワー浴びてきたら？
私、その間朝ごはん作ってるから。

うん、さっぱりしておいで。

(彼氏部屋から出る)

はぁ、危なかった。
あと少し起こすのが遅かったら、理性とんでたかも。
これからはほどほどにしないと。

私が匂い嗅いでたこと、バレてない、よね？

・台本（ゆるボイ！）
匂いフェチの彼女は彼氏の汗の匂いでこっそり興奮する
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
メロンフランスパン