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心の中が読めるヤンデレ彼女に浮気がバレて……
written by 堕罪サラ
  • 監禁
  • 恋人同士
  • 学生
  • 同級生
  • ヤンデレ
  • 拘束
  • 浮気
公開日2021年08月18日 22:16 更新日2021年12月22日 20:41
文字数
1316文字(約 4分24秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
指定なし
あらすじ
心の中が読める彼女に浮気がバレてしまうお話です。
本編
【デートの帰り道】

今日のデートも楽しかったね。

楽しみにしてた映画も見たし、君が予約をとってくれた店でランチも食べたし、お揃いの服も買っちゃったし……

やっぱり、君といる時間が私は1番幸せだよ。

ふふっ。

(嬉しそうに)
君も同じこと思ってくれてるんだ。

……え?

『なんで分かったの?』って、そっか。

君にはまだ言ってなかったね。

私ね、人の心の中が読めるの。

いつか君に話そうと思ってたんだけど、そのいつかは今日だったみたいだね。

……あ、家に着いちゃった。

せっかくだし、上がってってよ。

ちゃんと話したいからさ。


【彼女の家に入ってから】

いらっしゃい、そこの椅子に座って待ってて。

飲み物は……「紅茶が飲みたい」みたいだね。

はいどうぞ、熱いから気をつけてね。

じゃあ、話すね。

私が人の心を読めるようになったのは5歳の頃からかな。

最初は周りの人全員の思ってることが頭の中に流れてきてパンクしちゃいそうだったけど、だんだんコツが掴めてきたんだ。

ちょっと、そんなに心配そうな顔しないでよ。

今は制御出来るようになったから大丈夫だよ。

これだけ聞いたら悪いことしかない様に聞こえるかもしれないけど、いい事もあったんだよ。

君に嬉しいことがあった時は一緒に喜べるし、君が悲しんでる時は一緒に悲しんであげられるし、今日だって君が「私といる時間が1番幸せ」だと思ってることが分かったんだもん。

それでね、ちょっと聞きたいんだけど……

今君が思い浮かべている……

「あのことがバレていないか心配」ってどういうこと?

もしかしてだけど……

浮気、してないよね?

「まずい」?

何がまずいの? 言ってごらん?

ちょっと、いきなり謝られても困るよ。

さっき入れた紅茶でも飲んで、落ち着いてから話してごらん。

……

うんうん、話を整理すると……

2ヶ月前、図書室に呼び出されて隣のクラスの子に告白された。
それで君が『彼女がいるからダメだ』って断ったら
『最後にキスだけさせて欲しい』って言われて無理やりキスされた……と。

(ため息をつく)

それだけじゃないよね?

その後も私に内緒でその子と何回か会っているんでしょ?

何年付き合ってると思ってるの、君の嘘くらいすぐ分かるよ。

君ってさ、嘘をついている時に私と目を合わせてくれないんだもん。

もう……謝らなくていいよ。

君が心の中から反省していることは十分伝わってるからさ。

それに私も心の中が読めること隠してたし、おあいこってことで。

って、もうこんな時間じゃん。

今日は話聞いてくれてありがと、今から帰るのは危ないし、今日は泊まっちゃう?

もう、冗談だって。

あ、顔が赤くなってるよ。

目もとろーんとしてるし……

もしかして、デートで色んなところを歩き回ったから疲れちゃった?

それとも……

紅茶に入れたお薬が効いてきちゃったかな?

そんな様子じゃ歩けないだろうし、やっぱり今日は泊っていきなよ。

ほら、肩貸してあげるからベッドまで行くよ。

【時間経過】

あ、目が覚めたみたいだね。

悪いけどベッドに縛らせてもらったから、手と足。

これから君の体にある悪い女の毒を私が取り除いてあげる。

え? 学校なんか行く必要ないよ。

君は私のことだけを考えてればいいの。

ふふっ。

可愛い、涙目になってる。

でも怖がる必要なんかないよ。

だって君は……

「私といる時間が1番幸せ」なんでしょ?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
心の中が読めるヤンデレ彼女に浮気がバレて……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
堕罪サラ
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