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馴染みのイケメン系バーテンダーに失恋したところを狙われて……
written by 堕罪サラ
  • からかい
  • 告白
  • 嫉妬
  • ヤンデレ
  • ボクっ娘
公開日2022年11月15日 20:01 更新日2022年11月15日 20:01
文字数
1183文字(約 3分57秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
バーテンダー
視聴者役柄
バーの常連
場所
バーの店内
あらすじ
失恋をしてしまったあなた。
行きつけのバーで慰めてもらおうとするものの、どこか普段と違う様子。
そんな中、バーテンダーの女性から言われた事とは……
本編
いらっしゃい、そろそろ来る頃かなと思っていたよ。

理由? なんだろうね……

強いて言うなら、長年の付き合いによる勘ってやつかな。

まあとりあえず、そこの席に座りたまえ。

丁度昨日、いいボトルが手に入ったんだ

君はお得意様だから、特別価格で提供してあげるよ。

で、今日は何の相談なんだ?

ふふっ、そんなに驚かないでくれよ。

君がここに来るときは大抵、友人の愚痴と決まっているじゃないか。

それに、前に会ってからもう一か月近く経っている。

君の心の器には、今にも溢れそうなくらいの憎しみが溜まっているんだろ?

だから早く聞かせてくれよ。

君の口から出てくるドロドロとした話が、ボクは大好物なんだ。

(「実は……」と話し始めたのを見て)

ようやく話す気になったようだね。

うんうん……

(「愚痴じゃないんだけど」と前置きをされる)

なに、愚痴じゃないのかい?

まあいい、続けてくれ。

(失恋話をされる)

何だって、失恋?

君がか? 珍しいな。

まあまずは、詳しい話を聞かせてもらおうか

君のことだからきっと、自分から告白して振られたとかだろうけどね。

何か違うかい?

(焦った様子で否定される)

ほら、やっぱり。

誤魔化してもダメだ、顔に出てるからね。

まったく、君は嘘をつくのが下手だなぁ。

まあ、君のそういうところが愛おしくて堪らないんだけどね。

さて、ボクは君に何をしてあげればいいのかな?

なに、無理に否定しなくてもいいんだ。

君のことは全部お見通しだからね。

どうせ君のことだから、その女への未練でいっぱいなんだろ?

(誤魔化す様子を見て)

(ため息)

だからね、誤魔化しても無駄なんだって。

ボクには全部バレちゃうんだから。

例えばほら、君のその恋心が消えかかってることとか

だってそうだろ?

君が気を許しているのはボクだけなんだから。

そんな状態で他の女を好きになんてなれるわけないじゃないか。

実際今も、こうしてボクに弱いところをさらけ出してくれているしね。

同じことをあの女にも出来るって断言できるかい?

(言葉に詰まったのを見て)

ほら、すぐに返答できないのは内心無理だと思ってるって証拠だよ。

だからさ、もうこんな未練断ち切っちゃいなよ。

//囁き
ボク全部忘れさせてあげるからさ。

ふふっ、今ビクってしたね。

君って耳弱いんだ、これは新発見だなぁ。

まだ決心がつかないのかい?

仕方ないな……

(お酒を渡す)

ほら、ボクからのサービスだ。

いいボトルが手に入ったって言ったろ?

景気づけにこれでも飲みなよ。

(不思議そうにしているのを見て)

どうしたんだ? 早く飲んでくれ。

(ため息)

君ってやつは察しが悪いなぁ……

ボクが君にお酒を飲ませようとしているのはね……

//囁き
お酒のせいってことにして、ボクに好き勝手してもいいよって意味だよ。

だからもう、あの女のことなんて忘れるんだよ。

その代わり、というのは癪だけど……

ボクの身体なら好きに使ってもいいからさ。

それで君の気が済むのならね。

じゃあ、行こうか。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
馴染みのイケメン系バーテンダーに失恋したところを狙われて……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
堕罪サラ
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