早朝ということもあり、まだ寝ているあなた。
するとダウナーな彼女があなたの元へ近づいてきて……

ねえ、起きてる？

（返事を待つ）

うーん、寝てるみたい……

まだ日も昇ってないしね、仕方ないか……

まあこっちとしては好都合、なのかな。

無防備な君を好き勝手出来るわけだし。

ほら、起きないとほっぺたツンツンしちゃうぞー。

ほら、おーきーろー……

うーん、反応なしか。

なら仕方ないよね、つーんつーん。

（頬を指先で弄る）

あっ、ビクってした。

可愛い反応だなぁ……

眠りが浅くなってきたのかな？

でもまだ起きちゃダメだよ……

//囁き
今起きたらお仕置きだからね……

なーんて、聞いてる訳ないか。

うぅ、てか寒……

ちょっと失礼しちゃおっかな、よいしょっと……

うん、あったかい。

それにしても、我ながら見事なアイデアだよ。

私がちょっと早起きするだけで、こんなに可愛い無防備な君を堪能できるなんてね。

今まで憂鬱だった朝がこんなに楽しみになるなんて……

君に感謝だね。

（彼氏が寝言で何か話したのを聞く）

ん……あれ？

今名前を呼ばれたような……

気のせい……かな？

（さっきよりはっきりとした発音で名前を呼ばれる）

うわ、びっくりした……

流石に今のは聞き間違いじゃないよね。

二回も寝言で私の名前を呼ぶなんて……

私の夢でも見てるのかな、なら嬉しいな……

でも、どんな夢見てるんだろ。

君の夢の中に入れたら分かるのにな、あはは……

まあそんなこと言っても仕方ないか……

えっと、そろそろ起きる時間かな……

スマホスマホ……あった。

（スマホを操作する）

うーん、普段ならもう起きてる時間だけど……

あと五分くらいならいっか……

たまには羽を伸ばすのも大事だよね……

うん、きっとそうだよ。

（あくびをする）

じゃあまた五分後……おやすみ。

・台本（ゆるボイ！）
早起きなダウナー彼女に眠っているところを狙われて……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
堕罪サラ