あなたの元を友達のイケメン女子が訪ねてきた。
浮気の証拠を突き付けるのが目的だった様子。
必死に「違う」と言い張るも、抵抗虚しく完敗してしまい……

（ドアを開ける）

やあ、よく来たね。

外は暑かっただろ？

早く中に入りなよ。

それとも、玄関で立ち話をする方がお好みだったかな？

まあそうだよね。

とりあえず飲み物を持ってくるから、適当にくつろいでいてくれ。

（居間へ移動する）

はい、紅茶。

砂糖やミルクはセルフで頼むよ。

その顔、「夏なのにホットなのか」って言いたげだね。

まあ騙されたと思って飲んでみなよ。

暑いときに熱いものを飲むのも、悪くないと思えるからさ。

ところで、最近彼女さんとは上手くやっていけてるのかい？

少し気になる話を耳にしちゃってね。

駅前で二人が喧嘩しているのを見たとか、
彼女さんの方がトイレで一人、泣いているのを見たとか。

ボクの杞憂で終わればいいのだけれど、念の為聞いておこうと思ったんだ。

（「上手くやっていけてる」と返される）

そうか、ならいいんだけど……

一体君は、“どっちの方”を選んだのかな？

おや、一気に顔が青ざめたみたいだけど、何か心当たりでもあるのかい？

まあいい、本題に入ろうか。

今日君をボクの家に招いたのはね、聞きたいことがあったからなんだ。

ほら、この写真を見てくれ。

（写真を見せる）

これは一週間前に撮った写真だよ。

写っているのは二人、仲良さげに歩いているね。

こっちは君かな、玄関に同じ靴があったし。

じゃあもう片方は彼女さん……っていきたいところだけど、残念ながら違う人みたいだ。

この人との関係を教えてくれるかな？

（「友達」と言われる）

うーん、“友達”ねぇ……

実はもう一枚撮ってあるんだ。

ほら、ホテル入る瞬間がバッチリ写ってる。

この写真からだと、“そういう関係”にしか見えないんだけど。

これって所謂、“浮気”になるよね？

（否定される）

“違う”？　何が違うの？

ここまで証拠が出てるんだからさ、さっさと認めた方が楽になれると思うけど。

そうか、どうしても認めたくないと言うつもりなのか……

ならボクにも考えがあるよ。

君のプライドに傷をつけてしまうから、ここまでするつもりはなかったんだけどね。

最初に言っておくよ。

これから君がどうなろうとも、それは君自身の所為であってボクの責任ではない。

だってさ、そもそも君が正直に認めてくれないからこうなったんだろ？

まあとにかく、この動画を見てくれ。

（動画を再生する）

どうだい、よく撮れているだろ？

実は君の浮気相手とボクは長い付き合いでね。

詳しくは言えないけど、ちょっとしたお願いをして動画を貰ったんだ。

どうだ、そろそろ認める気にはなったかな？

//少し間を開けて
そうか、君はまだ認めてくれないのか……

もう後に引けないみたいだね。

ならボクにも考えがある、ちょっと早送りにするよ。

うーん、このあたりかな。

再生ボタンを押してっと……

うわぁ、情けない。

相手にされるがままじゃないか。

ほら、見てごらんよ。

よだれを垂らして、情けない顔しちゃってさぁ。

そんなに気持ちよかったのかい？

//少し間を開けて
おいおい、そんなに顔を赤くしたら必死に首を横に振ったのが台無しじゃないか。

ふふっ、今度は手で顔を隠しちゃって、可愛いなぁ。

大丈夫、そんなに恥ずかしがらなくていいよ。

ボクには君の気持ちが痛いほど理解出来るから。

大切な人を裏切る背徳感ってやつだろ？

あれ、最高にゾクゾクするよね。

おっと、だからって安心したらダメだよ。

ボクがちょっとスマホを操作するだけで、この動画が世界中に晒されちゃうんだからね。

つまり君はもう、ボクから逃げられないってことだよ。

しかし、ただ脅すのも後味が悪いし取引をしようか。

取引の内容は、そうだね……

君がボクの奴隷になってくれたら、この動画は消してあげるよ。

悪い条件じゃないと思うのだけれど、どうかな？

（「冗談はやめてくれ」と言われる）

冗談？　よくもまあそんなことが言えるね。

ボクは本気で君のことを欲しがっているのに……

まあいいや、ここまで譲ってやったんだ。

それが駄目なら、もう体でわからせるしかないよね？

（押し倒す）

//ここから距離近め
か弱い女の子に押し倒された気分はどうだい？

まあ、君はその“か弱い女の子”より力が弱かった訳なんだけど。

だってそうだろ？

さっきから「嫌だ嫌だ」とは言うものの、全然ボクの手を振りほどけてないじゃないか。

とはいえ、このままだとお楽しみの時間に入れないじゃないし……

ほら、早く大人しくしてくれないかな？

（ため息）

抵抗をやめる気はないようだね。

なら仕方がない、ちょっと痛くするよ……

（首元を噛む）

ははっ、歯形がくっきり残っちゃったね。

これでダメだったらもっと痛いことをするつもりだったんだけど、君が大人しくなってくれたみたいでよかったよ。

ってあれ？　目がボンヤリしてるけど大丈夫かい？

もしかして、さっきみたいに無理やりされるのが好きなのか？

君ってやつは、本当に可愛いなぁ。

略奪愛って言うのかな、ますますあいつから君を奪いたくなっちゃったよ。

なあ、そろそろ諦めてボクの奴隷になってくれ。

（必死に断られる）

まだダメなのかい？

まったくもう、意地っ張りなところは躾けてあげないとだね。

じゃあいくよ、ぎゅー……

（抱きしめる）

今、痛くされると思っただろ？

不意打ち成功かな。

今度は逆に優しくする作戦だよ。

君からおねだりされるまでは、こうやってずっと優しくしてやるからな。

ほら、よしよし……

（頭をなでる）

まだ足りない？

そうかなら今度はもっと強く、ぎゅー……

（強く抱きしめる）

どうだ？　そろそろボクの奴隷に……

ん？　今何て言ったんだ？

聞こえなかった、もう一度言ってくれ。

（「あなたの奴隷になります」と言われる）

そうか、ようやく観念してくれたか。

よし、これで君はボクのものだ。

（動画のことについて聞かれる）

動画？　あぁ、あれのことか。

ほら、削除したよ。

これで君を縛る鎖は全てなくなったかな。

えっ、まだあるのかい？

彼女？　そうか、一応まだ付きあっているもんな。

まあ、ボクたちが愛し合っている動画でも送ったらすぐに諦めてくれるだろ。

そうと決まれば早速撮影の方に取り掛かろうかな。

いい声で鳴いてくれよ、ボクの奴隷君。

・台本（ゆるボイ！）
浮気したクズ男のあなたを友達のイケメン女子がドロドロの略奪愛で狙ってくる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
堕罪サラ