- 監禁
- ファンタジー
- シリアス
- 告白
- 嫉妬
- ヤンデレ
- 妻
- 呪術師
公開日2021年08月25日 23:43
更新日2021年08月25日 23:43
文字数
2082文字(約 6分57秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
呪術師
視聴者役柄
男
場所
監禁部屋
本編
本編
「私ね……あなたのこと好きよ?だ~い好き♡」
「いつでも傍に居たいと思うし、いつまでも一緒に居たいと思うの」
「だから……聞きたいんだけど……ねぇ?」
耳元で
「何で、逃げるの?」
離れて
「どうして怯えた目で私を見るのかな?」
「愛する妻だよ?」
「何をおいても助けるべき最愛の恋人がここに居るんだよ?」
「ずっと、ずっと前から……あなたの傍に付いてた……この私を」
「ねぇ?どうして……遠ざけようとするのかな?」
「他の女を排除してきたのが悪いのかな?」
「でも……あれは、私の大切な人を誘惑するあいつらが悪いもの。私は悪くない」
「そう、思わない?」
「虫が近寄ってきたら、誰だって追い払うよね?」
「それが害虫ならなおさら……あいつらはあなたの甘い蜜に寄せられてきた悪い虫だったんだよ」
「……まぁ、中には虫が寄ってきても気にしないで見つめる、なんて可笑しな人も居るかもしれないけど、さ」
「私はそうじゃないの」
「虫が近寄ってきたら踏みつぶしたくなる」
「プチプチと踏みつぶして……ぐりぐり踏みにじりたくなる」
「だって……私たちの間に、虫なんて要らないから」
「私、虫を飼う趣味はないの。大嫌い」
「……あぁ、でも、そうよね。あなたは、あまり気にしないんだったよね?」
「私が、虫が大嫌いなの知ってるくせに、さ……色んな人を……悪い虫を傍に置くんだもん」
「そう……一番最初の時もそうだった」
「私が……私という最愛の存在が居るのに……それに気づかずに、虫なんか傍に置いちゃってさ」
「私の……何が不満なのかな?」
「要らないから潰してやったら、怯えたような目で見てきてさ……私、ずっとずっとそうしてきたから、いつもいつも、危ないようなものを見るような目を向けられてた」
「私と、あなたの為なのに……」
「覚えてない? 前世……そのまた前世……七代前からずっとずっと続いてる事なんだけど、さ」
「……はぁ、どうしてそこまでして運命の鎖から逃れようとするかな?」
「あなたも、懲りないよね?」
「私の呪術で……何度転生しようとあなたの相手は私になるように定められてるっていうのに、さ」
「……ん~?流石に前世の記憶はな~い?」
「そっか……なら、説明してあげる」
「私は……呪術師だったのよ」
「ううん、今も、だけど……」
「そのまた昔……私たちの本当の最初の出会いの頃のこと……」
「あなたは逞しい武士様でね? 野盗に襲われそうになってる私のところに颯爽と来て、助けてくれたのよ」
「そして、安全が確保できるまで傍に居るって言って、寝ずの番まで引き受けてくれて……そのとき、私の心は荒んでたから、どうせそういう目的なんでしょ?って言ったわ」
「澄ましてないでさっさと本性を現してこっちに来たらどうなの?って呪術をいつでも使える状態で待ち構えて、ね」
「……多対一だとつらいけど、一対一なら対面でもどうにでもなるから、それで待ち構えてたんだけど……」
「あなたは、違った」
「助けたいから助けたってそう言ったのよ」
「そのうえ……呪術師として忌み嫌われてきた私を……綺麗だ、とまで言って、微笑んで……」
「ふふ……私、そんなこと言われたの初めてだったから、不覚にもときめいちゃったわ」
「そして、気付いたらいつでも見てるようになってた」
「呪術で、いつでもあなたが見れるように術を展開して……」
「仕事をしてるところや、食事してるところ……お金がなくて、それでも高楊枝で頑張ってる所なんて見て、ね?」
「そして、いつしか気持ちは恋に変わった」
「気になるから、見て欲しいに変わった」
「私を、愛して欲しいに変わったの」
「だから……呪術で私たちの魂に印を刻み付けた。二度と離れることがないように、永久に一緒に居られるように……呪いをかけたの♪」
「……けど、それがいけなかったみたいね?」
「あなたは、私に反発するようになった」
「私じゃなくて、当てつけのように別の女の人と結ばれたがったのよ……」
「お前みたいな頭のおかしな呪術師はごめんだ!って、言ってね……」
「……はぁ、またなのね」
「また、あなたは私をそうやって、拒むって言うのね?」
「……私たちは、決して離れられない呪いにかかってるっていうのに、ね……まったく」
「それとも、これは一種の愛情表現なのかしら?」
「逃げることで、私に追いかけて欲しい、より強く意識して欲しいとか、そういう……」
「まぁ、気持ちとしては分からなくもないけど……駄目ね」
「私にいつも気にしていて欲しい、ここまでは分かるのよ」
「けど、だからこそ別の女のところに行く、そこが……私には理解できない」
耳元で
「傍に居ましょ?」
「ギュッと抱き合って……手を繋ぎ合って……愛を囁き合って……」
「互いの鼓動を感じて、互いの感情を確かめ合うの」
「それだけで、私は幸せよ?」
「だから……私から離れていかないで」
「他の女を、間に入れようとしないで……私の気を引くために、別の女と一緒に居る姿を私に見せないで?」
「私は……見せたことないでしょ?」
「それと、同じことよ……」
囁き
「ねぇ?」
「一緒に、居ましょ?」
「もう……わる~いむしは私がやっつけたから♡」
「存分に愛を育み合いましょ?」
「大好き♡」
離れて
「また今回も、私を心から愛すると心の底から口にするまで分からせてあげるからね♡」
耳元で
「逃げ場所は、ないよ?」
「邪魔する人も、ね?」
「だって……あなたの帰るべき場所はここなんだから♡」
「私ね……あなたのこと好きよ?だ~い好き♡」
「いつでも傍に居たいと思うし、いつまでも一緒に居たいと思うの」
「だから……聞きたいんだけど……ねぇ?」
耳元で
「何で、逃げるの?」
離れて
「どうして怯えた目で私を見るのかな?」
「愛する妻だよ?」
「何をおいても助けるべき最愛の恋人がここに居るんだよ?」
「ずっと、ずっと前から……あなたの傍に付いてた……この私を」
「ねぇ?どうして……遠ざけようとするのかな?」
「他の女を排除してきたのが悪いのかな?」
「でも……あれは、私の大切な人を誘惑するあいつらが悪いもの。私は悪くない」
「そう、思わない?」
「虫が近寄ってきたら、誰だって追い払うよね?」
「それが害虫ならなおさら……あいつらはあなたの甘い蜜に寄せられてきた悪い虫だったんだよ」
「……まぁ、中には虫が寄ってきても気にしないで見つめる、なんて可笑しな人も居るかもしれないけど、さ」
「私はそうじゃないの」
「虫が近寄ってきたら踏みつぶしたくなる」
「プチプチと踏みつぶして……ぐりぐり踏みにじりたくなる」
「だって……私たちの間に、虫なんて要らないから」
「私、虫を飼う趣味はないの。大嫌い」
「……あぁ、でも、そうよね。あなたは、あまり気にしないんだったよね?」
「私が、虫が大嫌いなの知ってるくせに、さ……色んな人を……悪い虫を傍に置くんだもん」
「そう……一番最初の時もそうだった」
「私が……私という最愛の存在が居るのに……それに気づかずに、虫なんか傍に置いちゃってさ」
「私の……何が不満なのかな?」
「要らないから潰してやったら、怯えたような目で見てきてさ……私、ずっとずっとそうしてきたから、いつもいつも、危ないようなものを見るような目を向けられてた」
「私と、あなたの為なのに……」
「覚えてない? 前世……そのまた前世……七代前からずっとずっと続いてる事なんだけど、さ」
「……はぁ、どうしてそこまでして運命の鎖から逃れようとするかな?」
「あなたも、懲りないよね?」
「私の呪術で……何度転生しようとあなたの相手は私になるように定められてるっていうのに、さ」
「……ん~?流石に前世の記憶はな~い?」
「そっか……なら、説明してあげる」
「私は……呪術師だったのよ」
「ううん、今も、だけど……」
「そのまた昔……私たちの本当の最初の出会いの頃のこと……」
「あなたは逞しい武士様でね? 野盗に襲われそうになってる私のところに颯爽と来て、助けてくれたのよ」
「そして、安全が確保できるまで傍に居るって言って、寝ずの番まで引き受けてくれて……そのとき、私の心は荒んでたから、どうせそういう目的なんでしょ?って言ったわ」
「澄ましてないでさっさと本性を現してこっちに来たらどうなの?って呪術をいつでも使える状態で待ち構えて、ね」
「……多対一だとつらいけど、一対一なら対面でもどうにでもなるから、それで待ち構えてたんだけど……」
「あなたは、違った」
「助けたいから助けたってそう言ったのよ」
「そのうえ……呪術師として忌み嫌われてきた私を……綺麗だ、とまで言って、微笑んで……」
「ふふ……私、そんなこと言われたの初めてだったから、不覚にもときめいちゃったわ」
「そして、気付いたらいつでも見てるようになってた」
「呪術で、いつでもあなたが見れるように術を展開して……」
「仕事をしてるところや、食事してるところ……お金がなくて、それでも高楊枝で頑張ってる所なんて見て、ね?」
「そして、いつしか気持ちは恋に変わった」
「気になるから、見て欲しいに変わった」
「私を、愛して欲しいに変わったの」
「だから……呪術で私たちの魂に印を刻み付けた。二度と離れることがないように、永久に一緒に居られるように……呪いをかけたの♪」
「……けど、それがいけなかったみたいね?」
「あなたは、私に反発するようになった」
「私じゃなくて、当てつけのように別の女の人と結ばれたがったのよ……」
「お前みたいな頭のおかしな呪術師はごめんだ!って、言ってね……」
「……はぁ、またなのね」
「また、あなたは私をそうやって、拒むって言うのね?」
「……私たちは、決して離れられない呪いにかかってるっていうのに、ね……まったく」
「それとも、これは一種の愛情表現なのかしら?」
「逃げることで、私に追いかけて欲しい、より強く意識して欲しいとか、そういう……」
「まぁ、気持ちとしては分からなくもないけど……駄目ね」
「私にいつも気にしていて欲しい、ここまでは分かるのよ」
「けど、だからこそ別の女のところに行く、そこが……私には理解できない」
耳元で
「傍に居ましょ?」
「ギュッと抱き合って……手を繋ぎ合って……愛を囁き合って……」
「互いの鼓動を感じて、互いの感情を確かめ合うの」
「それだけで、私は幸せよ?」
「だから……私から離れていかないで」
「他の女を、間に入れようとしないで……私の気を引くために、別の女と一緒に居る姿を私に見せないで?」
「私は……見せたことないでしょ?」
「それと、同じことよ……」
囁き
「ねぇ?」
「一緒に、居ましょ?」
「もう……わる~いむしは私がやっつけたから♡」
「存分に愛を育み合いましょ?」
「大好き♡」
離れて
「また今回も、私を心から愛すると心の底から口にするまで分からせてあげるからね♡」
耳元で
「逃げ場所は、ないよ?」
「邪魔する人も、ね?」
「だって……あなたの帰るべき場所はここなんだから♡」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
泣きんぎょ の投稿台本(最大10件)