- 純愛
- 甘々
- 姉
- ヤンデレ
- 看病
公開日2021年09月11日 23:41
更新日2021年09月11日 23:41
文字数
1660文字(約 5分32秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女(姉)
視聴者役柄
弟
場所
家
あらすじ
あらすじ
記憶喪失になったあなたは度々頭痛に襲われる
その度に彼女が不安そうに見てくる。
しかし、それは全て彼女の差し金だった。
頭痛は記憶を思い出そうとする頭の働き。
クスリはそれを阻害する薬。
あなたはまだまだ、彼女の……いや、姉の罠にはまり続けているのだった
記憶喪失になったあなたは度々頭痛に襲われる
その度に彼女が不安そうに見てくる。
しかし、それは全て彼女の差し金だった。
頭痛は記憶を思い出そうとする頭の働き。
クスリはそれを阻害する薬。
あなたはまだまだ、彼女の……いや、姉の罠にはまり続けているのだった
本編
「大丈夫?また、頭痛いんだ?」
「……最近、ずっとだよね? 今、お薬持って来るから」
コップを置く音
「はい、お水と……あとパン。薬を飲む時はある程度お腹が膨れてないと胃が荒れちゃうから……」
「あ~ん……」
「……美味しい?」
「……そう、よかった」
「それじゃ、もう一口……あ~ん」
「……ふふ、なんだか、こうしてると親鳥がひな鳥が餌をあげてる気分だね? モグモグしてて可愛い♪」
「もう、大丈夫かな? それとも、もっと……食べたい?」
少し待ち
「そう、じゃあ、後一口」
「あ~ん♪」
「……美味しい?」
「そう、ふふ♪お粗末様でした♪」
「喉に詰まらせないようにしっかり噛んで食べるのよ?」
「……記憶喪失のせいで、そこのあたりすら忘れちゃってたんだから、ね?」
「まるで赤ちゃんみたいに……食べこぼして、喉に詰まらせて……でも」
「あれから、大分回復してきたよね?」
「日常生活に関することは、もうほとんど思い出せたもの」
「あとは……人に関する記憶だけ」
「大丈夫、焦らなくてもすぐに思い出せるわ」
耳元で
「すぐに、ね?」
離れて
「はい、それじゃあ口の中のパンも無くなったことだしお薬を飲みましょう」
「頭痛、つらいんだよね?」
「これで、すぐ治るから」
ニ、三秒間を空けて
「……大丈夫?苦くなぁい?」
「粉薬だから、飲むのにコツが要るものね……お水はまだ必要?」
「……そう、大丈夫ね。うん、薬を飲むのも大分慣れてきたみたいだね?」
「……よかったぁ」
安心しきったように
「一時期はどうなるかと思ってたもの」
「まるで、赤ちゃんみたいに……言葉も喋れず、気になるものがあればすぐ口に入れて……お漏らしだってするし、お風呂だって入れてあげなきゃいけなかった……私の……最愛の彼女の顔までも、忘れてしまって」
「ねぇ?おね……コホン、私との大切な約束……覚えてる?」
「……忘れてる、と思うけどね」
「大きくなったら私と結婚する、そう言ってたのよ?」
「……まぁ、今思い出してもらっても少し困るとは思うけど、ね」
「多分、今の状況で全ての記憶を取り戻して何もかも分かってしまったら……混乱してしまうから、頭がパンクして……つらい思いをすることになるから」
「このまま……このままゆっくり、思い出していきましょ?」
「……なんだか、お母さんみたい、だけど……私は、愛する大切な人の為ならそれも嬉しいから」
「幸せだから……」
「ほら?こっちへおいで」
「まだ、頭が痛いでしょ?」
「お薬が効き始めるまで私が頭を撫でてあげるから……」
「よ~しよ~し……あなたは大丈夫……このままで、大丈夫……ゆっくり、ゆっくりやっていけばいいからね?」
「よ~しよ~し……よ~しよ~し……大丈夫、私が傍に付いてるからね?」
「辛くても……苦しくても……私はずっと、あなたの傍に居るから」
「あなたの幸せを……守り続けるから……」
「だって……それが、私の幸せだから……」
「だから……ね? 大丈夫だよ?」
「このまま、焦らなくても……私に迷惑だなんて考えなくても……」
「私は、居なくならないから……」
「このまま寝てしまっても……ずっと傍に居るから……」
「身を委ねて、寝ちゃっていいからね?」
「よ~しよし…よ~しよし……大好きだよ?」
「このままず~っと……お姉ちゃんの傍に居てね?」
少し間を空けて
「……寝ちゃった」
「ちょっと、口が滑っちゃったかな……でも、うん、よかった」
「私に身を委ねて眠ってる……安心しきった顔で私に寄りかかってる……」
「お姉ちゃんが、いつまでもいつまでも……守ってあげるからね?」
「見捨てて居なくなった……あいつらとは違ってね?」
「……ふぅ……そろそろ、弟君も全てを受け入れる準備が出来たかな?」
「こっちは……もう準備は終わったよ?」
「弟君を傷つける者や、騙そうとする悪い子たちへのお仕置きは終わったから……」
「そろそろ、思い出しても、大丈夫?」
「大切な彼女が……お姉ちゃんだって知って、ガッカリしない?」
「……まぁ、仮にそうなったとしても私が弟君のお嫁さんになることに変わりはないけど、ね」
「ハッピーウェディングはすぐそこだよ?」
耳元で
「……小さい頃の約束の通り、お姉ちゃんをお嫁さんにしてね?」
離れて
「薬も、もうないから……次の頭痛が来たら、きっともう元の弟君だね……」
「今は……ゆっくり、お姉ちゃんの胸で休んでね」
「お姉ちゃんは……どんな弟君でも大好きだからね?」
「……最近、ずっとだよね? 今、お薬持って来るから」
コップを置く音
「はい、お水と……あとパン。薬を飲む時はある程度お腹が膨れてないと胃が荒れちゃうから……」
「あ~ん……」
「……美味しい?」
「……そう、よかった」
「それじゃ、もう一口……あ~ん」
「……ふふ、なんだか、こうしてると親鳥がひな鳥が餌をあげてる気分だね? モグモグしてて可愛い♪」
「もう、大丈夫かな? それとも、もっと……食べたい?」
少し待ち
「そう、じゃあ、後一口」
「あ~ん♪」
「……美味しい?」
「そう、ふふ♪お粗末様でした♪」
「喉に詰まらせないようにしっかり噛んで食べるのよ?」
「……記憶喪失のせいで、そこのあたりすら忘れちゃってたんだから、ね?」
「まるで赤ちゃんみたいに……食べこぼして、喉に詰まらせて……でも」
「あれから、大分回復してきたよね?」
「日常生活に関することは、もうほとんど思い出せたもの」
「あとは……人に関する記憶だけ」
「大丈夫、焦らなくてもすぐに思い出せるわ」
耳元で
「すぐに、ね?」
離れて
「はい、それじゃあ口の中のパンも無くなったことだしお薬を飲みましょう」
「頭痛、つらいんだよね?」
「これで、すぐ治るから」
ニ、三秒間を空けて
「……大丈夫?苦くなぁい?」
「粉薬だから、飲むのにコツが要るものね……お水はまだ必要?」
「……そう、大丈夫ね。うん、薬を飲むのも大分慣れてきたみたいだね?」
「……よかったぁ」
安心しきったように
「一時期はどうなるかと思ってたもの」
「まるで、赤ちゃんみたいに……言葉も喋れず、気になるものがあればすぐ口に入れて……お漏らしだってするし、お風呂だって入れてあげなきゃいけなかった……私の……最愛の彼女の顔までも、忘れてしまって」
「ねぇ?おね……コホン、私との大切な約束……覚えてる?」
「……忘れてる、と思うけどね」
「大きくなったら私と結婚する、そう言ってたのよ?」
「……まぁ、今思い出してもらっても少し困るとは思うけど、ね」
「多分、今の状況で全ての記憶を取り戻して何もかも分かってしまったら……混乱してしまうから、頭がパンクして……つらい思いをすることになるから」
「このまま……このままゆっくり、思い出していきましょ?」
「……なんだか、お母さんみたい、だけど……私は、愛する大切な人の為ならそれも嬉しいから」
「幸せだから……」
「ほら?こっちへおいで」
「まだ、頭が痛いでしょ?」
「お薬が効き始めるまで私が頭を撫でてあげるから……」
「よ~しよ~し……あなたは大丈夫……このままで、大丈夫……ゆっくり、ゆっくりやっていけばいいからね?」
「よ~しよ~し……よ~しよ~し……大丈夫、私が傍に付いてるからね?」
「辛くても……苦しくても……私はずっと、あなたの傍に居るから」
「あなたの幸せを……守り続けるから……」
「だって……それが、私の幸せだから……」
「だから……ね? 大丈夫だよ?」
「このまま、焦らなくても……私に迷惑だなんて考えなくても……」
「私は、居なくならないから……」
「このまま寝てしまっても……ずっと傍に居るから……」
「身を委ねて、寝ちゃっていいからね?」
「よ~しよし…よ~しよし……大好きだよ?」
「このままず~っと……お姉ちゃんの傍に居てね?」
少し間を空けて
「……寝ちゃった」
「ちょっと、口が滑っちゃったかな……でも、うん、よかった」
「私に身を委ねて眠ってる……安心しきった顔で私に寄りかかってる……」
「お姉ちゃんが、いつまでもいつまでも……守ってあげるからね?」
「見捨てて居なくなった……あいつらとは違ってね?」
「……ふぅ……そろそろ、弟君も全てを受け入れる準備が出来たかな?」
「こっちは……もう準備は終わったよ?」
「弟君を傷つける者や、騙そうとする悪い子たちへのお仕置きは終わったから……」
「そろそろ、思い出しても、大丈夫?」
「大切な彼女が……お姉ちゃんだって知って、ガッカリしない?」
「……まぁ、仮にそうなったとしても私が弟君のお嫁さんになることに変わりはないけど、ね」
「ハッピーウェディングはすぐそこだよ?」
耳元で
「……小さい頃の約束の通り、お姉ちゃんをお嫁さんにしてね?」
離れて
「薬も、もうないから……次の頭痛が来たら、きっともう元の弟君だね……」
「今は……ゆっくり、お姉ちゃんの胸で休んでね」
「お姉ちゃんは……どんな弟君でも大好きだからね?」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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