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ギャル彼女に執事やってくれと頼んでみた!
written by 泣きんぎょ
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公開日2021年09月12日 00:04 更新日2021年09月12日 00:04
文字数
2619文字(約 8分44秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
執事(彼女)
視聴者役柄
似非お坊ちゃま
場所
学校
あらすじ
あらすじ

 あなたには執事が居た。
 金持ちの証。
 セレブの証明……
 そう考えた苦肉の策。
 本当は一般庶民のあなたが金持ちぶるために考えた自作自演。
 しかし、乗ってくれたその子はとてもまじめで
 クールで冷静な執事の姿で応対する。
 業務時間内は……
本編
本編

 クールな執事の感じで

「お坊ちゃま、食事のお時間です。用意してありますので、お部屋へまいりましょう」

「今日もシェフが腕によりをかけて作られました。後でお褒めの言葉をかけてくださると幸いです」

「では、こちらへ……」

「お坊ちゃま?どうされましたか? 呆れたような顔をされていますが……わたくしめの顔に何か付いていますでしょうか?」

「……はぁ、そうですか。言いたいことは分かりましたが、それは出来ません」

「お坊ちゃまはお坊ちゃまですから、それ以外の呼び方などあり得ません。例え、わたしとお坊ちゃまの年齢が同じであろうとそれは出来ません。お坊ちゃまは、お坊ちゃまですから」

「さぁ、参りましょう」

「ご学友の方々も注目されていますよ?あまりこの場を騒がすのもよくはないでしょう」

「さぁ、こちらへ……」


場面転換
 数秒の間を空けて

「着きました、いつも通りの時間ですね。防音、施錠も完璧……ここでなら肩の荷を下ろしても構いませんよ?お坊ちゃま」

「堅苦しい状況から解き放たれて存分に羽根を伸ばしましょう」

「昼食のお時間です」

 ビシッと執事らしく決めてから
 巣に戻るイメージ

「はぁぁ~~~~~~っ!マッジ、疲れたぁ!もう気分なえまくりぃ~~~」

「んぁ?なぁによぉ~、あたしも休憩時間なんだからべっつにいいでしょぉ~?」

「金持ちキャラで居たいから執事やってくれぇ~、とか……ぷぷっ、虚栄心ひどくなぁい?マジうけんだけど?」

「っつか、付き合ってあげてるあたしの言うことじゃないけどぉ」

「はぁ~、割と面白いかもぉ!な~んて引き受けてはみたけどぉ……だっるいよね~~」

「適当に調べてぇ、んでそれっぽく頑張ってさぁ、でみ~んなカッコいいっ、とか言ってくるんだよぉ?これってマジあたしの才能じゃね?うははっ、あたしすごっ」

「でもぉ……はぁ、なんでだろ?女の子がさぁ、あたしと付き合いたいってくんのよぉ。男だと思われてね?あたしもさぁ、バレないように執事っぽ~っくってイメージして頑張ったけどさぁ~」

「あたしには愛する彼氏がいるっつ~~のっ!」

「はぁ……おいこら、お坊ちゃまぁ?あたしじゃなきゃぁ、こ~んな無茶振りやってくれなかったぞぉ?そこらへん、愛しいあたしちゃんに感謝しとけよ、なっ!」

「ったく、髪染めんのもネイルやんのも我慢して付き合ってやってんだからなぁ?愛する彼氏のためじゃなきゃぁ、やってらんないっつ~のっ」

「……ただまぁ、変な虫が付かないようにず~~っと見張ってられんのは、役得かなぁ~ってぇ感じだけど……たははっ」

 楽しそうに笑って、それから疲れたように

「休み時間が終わったらま~た堅苦しい執事かぁ~~、あんたもぉ、金持ちの坊ちゃんやんなきゃいけないんだからぁ、今のうちにリフレッシュしとけよぉ?」

「この時間なかったらあたしなんかとっくにこんなの投げてたっつ~のっ」

「……ふ、ぁ~ぁ、ねむっ……あの口調って気ぃ使うんだよねぇ、止めると一気に疲れが押し寄せてくる、っつ~かぁ」

「あ~ぁ、胸のあたりも抑えつけられてて苦しいし、靴はシークレットブーツで歩きづらいしぃ……いつもみたいにぃ、大好きな彼氏から特別報酬欲しいなぁ~」

耳元で

「耳……こんな感じで可愛がってよ」

片側から

「ん~……」

 キスを迫るように言って、直前で避けられた感じで
 離れて

「っと、な~んで逃げんの~?あたしのこと嫌いなわけぇ?」

「も~とあたしに構えよぉ~、今のあたしは彼女なんだからなぁ~♪」

「う~りう~り♪髪撫でろよ~、体をギュッと抱いてぇ、頭撫でろし♡」

 撫でられた感じで気持ちよさそうに

「ん~~~~~♪そ~そ~♪そ~やってぇ、あたしを甘やかせっつ~の♡」

「休憩時間……あとちょっとしかないんだからさぁ……んしょっと」

 膝に腰を下ろす感じで

「はぁ♡今のうちにあたしの匂いを刷り込ませておかないと♡」

「あんたはあたしのものなんだからなぁ♡」

「あたしだけだぞぉ?彼氏の頼みだからってぇ、ここまでしてくれるのぉ♡」

「執事の真似事もそうだけどぉ……ご飯だってあたしが用意してんじゃん?」

「だ~い好きな彼氏のためにぃ、毎日愛情込めてお弁当作ってやってるんだぞぉ♡」

 耳元で

「褒めなきゃバチが当たるぞぉ?」

 離れて

「んっへっへ、さっきだって言ったっしょ?シェフが腕によりをかけて作りましたのでお褒めの言葉をかけるよ~にってさぁ」

「ほぉ~ら?あたしを褒めろぉ」

耳元で

「撫でて……甘やかして……好きだよって言ってさぁ」

「普段の労働に報いろぉ♡」

「ふふふ、へっへっへっへっへぇ♪」

 呼吸を二回ほど挟み

「はぅん♡彼氏の懐が一番安心するぅ♪」

 深呼吸

「だぁいすき♡この匂い……あたしのためだけの居場所だよねぇ?」

「ふへ、ふへへへへへ♪」

「ほぉらぁ?もっとぉ、もっと抱き締めろしぃ……ぎゅ~~~って、両手であたしの身体を抱いて……宝物のように頭を撫でてぇ」

「ご飯はあたしが食べさせてやるからさぁ♡」

「はい、あ~ん♪」

 相手が食べるくらいの間

「どう?美味し?」

 相手の反応を聞くくらいの間

「でっしょ~~~?もう、いつでもあんたと結婚できるようにぃ、準備してんだから♡」

「卒業したらぁ……あたしを、執事じゃなくってお嫁さんにすんだぞぉ?」

「んじゃ、もう一口♪」

「はい、あ~ん♪」

耳元で

「美味しい?」

「……へへへぇ、そっかぁ♡お嫁さんになったらぁ、毎日三食あたしのご飯を食べさせてあるからねぇ♡」

「そんじゃま、はいもういっちょっ!」

「更にもう一口っ!」

「またまたもう一口っ!」

「さらにさらにもう一口ぃっ」

耳元で

「ほぉらぁ?口、開けろよぉ?」

「あ~~ん♡」

離れて

「ぷっ、あっはっはっはっはっはっ!何その顔っ?ハムスターじゃぁん?ウケるぅ!」

「あっはっはっはっはっはっはっはっはっ」

 ニ、三秒の間

チャイムの音

「うぇ?もうこんなじか~ん?」

「はぁ~あ~、彼氏とのイチャイチャタイムもおしまいかぁ~、ちぇ~」

 執事風に

「では、教室へと戻りましょう。授業が始まります、早く行かないと遅刻してしまわれますよ?お坊ちゃま」

「午後も気合入れて行きましょう!」

「……お坊ちゃま?どうされましたか?そんな、残念そうな顔をされて?」

耳元で声を潜めるように

「帰ったらあんたの家行くからさ……続きしよ~ね♡」

「あたしがここまでやってあげてるってぇのに……あたし以外の女にデレデレしたら許さないかんなぁ?」

離れて

「授業中も私は常にお傍に控えておりますので、ご用命がありましたら何なりとお申し付けください」

「お坊ちゃまには私以外の人など必要ありませんからね?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ギャル彼女に執事やってくれと頼んでみた!
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
泣きんぎょ
ライター情報
 ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
 細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
 また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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