- 純愛
- 学校/学園
- 甘々
- ヤンデレ
- 天然
- 同級生
- オレっ娘
公開日2021年09月12日 00:17
更新日2021年09月12日 00:17
文字数
6466文字(約 21分34秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
オレっ娘パパ活女子
視聴者役柄
同級生
場所
学校~デート場所
あらすじ
あらすじ
一人称がオレな気の強い女の子があなたの部活に居た。
気さくでさばさばしてて、それとなく気遣いも出来る……割と気の合う部活仲間。
そんな子が居ればもしかして俺のこと好きなんじゃ?
なんて思ってしまうのが単純な男心。
あなたもその例にもれず、日々それなりに都合の良い妄想をしてニヤニヤとしていたりもした。
しかし……ある日、ふとある場所で座っていたら聞き覚えのある彼女の声で妙なことを言われる
「やっほ~、ご指名ありがとうございま~す。今日は楽しませてね?パ・パ♡」
と。
それ自体は偶然、不幸な行き違い。
しかし、あなたは知ってしまった。
彼女がパパ活という援交まがいのことをしていることを。
あなたは、彼女を分からせるために動くことにした。
彼女に、自分自身の愛を伝えるために
一人称がオレな気の強い女の子があなたの部活に居た。
気さくでさばさばしてて、それとなく気遣いも出来る……割と気の合う部活仲間。
そんな子が居ればもしかして俺のこと好きなんじゃ?
なんて思ってしまうのが単純な男心。
あなたもその例にもれず、日々それなりに都合の良い妄想をしてニヤニヤとしていたりもした。
しかし……ある日、ふとある場所で座っていたら聞き覚えのある彼女の声で妙なことを言われる
「やっほ~、ご指名ありがとうございま~す。今日は楽しませてね?パ・パ♡」
と。
それ自体は偶然、不幸な行き違い。
しかし、あなたは知ってしまった。
彼女がパパ活という援交まがいのことをしていることを。
あなたは、彼女を分からせるために動くことにした。
彼女に、自分自身の愛を伝えるために
本編
本編
「くっはぁ~~~……つっかれたぁ~、ったく、顧問の野郎、気合が足りないとか意味分からないこと抜かして無駄に練習増やしやがってぇ~……オレもうくたくただぜ~」
「いやはや、オレ、体力には結構自信あったんだけどなぁ~。流石に倍のメニューとなるとダレるダレる……お前も凄かったよな……あの練習内容で最後までばてずに頑張ってたのオレとお前だけだもん」
「いやぁ~、お前のことは日頃からライバルだ!負けないぜっ!って張り合ってたけど、何だか鼻が高いよ!オレたち、やっぱ部活内で競い合っていきたいもんな!」
「……まぁ、女子と男子で枠組みが違うわけだけど」
「オレもお前みたいに男だったらなぁ……きっと一緒のチームでも張り合っていつも楽しく過ごせたんだろうなぁ」
「……あぁ~、もしくは、お前が女だったらな。それでもいいな!」
「一緒に女子チームで頑張ってさ?競い合って張り合って!異性感じゃ出来ないようなエグイ下ネタとか飛ばし合うのさ!」
「な?そういうの、よくない?」
相手が答えるくらいの間
「ん~?いや、そりゃ気を遣うだろ。お前とは割と気が合うって言ってもさ、下ネタとかそういうことの話題となると……結構踏み込んだものになるからなぁ」
「異性間じゃ自然と……うぅん、セーブもかかるよな」
「お前だってそうだろ?」
「オレが割とこんなだから、たまに下ネタとか飛ばしてくることもあるけど……あぁ、大体オレが言ったあとからだったな……オレが言ったからこっちも言っても問題ないだろう、ってさ。そんな感じだっただろ?いつも」
「分かるよ」
「オレも……割とこれ言っていいのかな?男からしたら失礼に思わないかな?とかさ、内心ビクビクしながら言葉を選んでいってるってぇわけ」
「だって、男のことは分からないからなぁ」
「いや、お前は友達だけど」
「気が合うし、話したいって思えるけど……それでも、さ?」
「ん~……なんつ~の?男女平等がどうとかよく言われるけどさ?実際、男と女じゃ違うじゃん?」
「例えば……ほら?男女平等だとか言って女子まで海パン一丁にしたら可笑しいし、かといって男子がブラを着けるのもなぁ……ん~、そういう人も居るかもしれないけどまぁ一般的ではないよな?」
「オレが言ってるのはそ~ゆ~こと」
「オレたち、どっちかが性別違えばよかったのにな?」
「オレ、お前ともっと気兼ねなく色々と遊びたかったよ」
「二人っきりになったらす~ぐ恋人だ~、両想いだ~ってからかってよ~。そういうの子供っぽいって分からないのかね?もう高校生だってのに」
「はぁ……あぁ、なんか変な話になっちゃったな?」
「オレとしてはお前といるのは楽しいし、ライバルだから競いたいってそういうこと」
「お互いにもっともっと腕を磨こうぜ?」
「っと、そろそろお別れだな……じゃ、オレこっちだから!」
「明日、休みで良かったな?せいぜいゲームでもしてゆっくり身体休めろよ~? じゃあ……お?何だよ?引き留めて」
「……は?お前が、オレのことを好きって言ったらどうするか?」
「何だよそれ?告白か?まぁいいけど……ん~そだなぁ」
「オレに2000メートルで勝てたら付き合ってやってもいいぜ!」
「なんてな♪」
「んじゃ、今度こそまたなぁ~♪バイバ~イ♪」
一話終了
二話
「やっほ~、ご指名ありがとうございま~す。今日は楽しませてね?パ・パ♡」
媚びたような甘い声で
それから素に戻り
「……うげ、な、何でお前がここに居るんだよ?」
「う、うぐぐ、え?ま、まさか、お前が今日の客か? えぇ、お、お前ってそういう……奴だったのか? 何か、幻滅……」
ピコンと通知音
「……ぇ?急に仕事が入ったから今日は、キャンセル? は?」
少し間を空けて呆然と
「…………へ?」
恥ずかしそうに
「う、うぅぅぅっ、み、見るなあああっ!こんなオレを見るなぁああっ!」
「うぅ、くっそぅ、何でこんなとこ居るんだよぅ……休みは家に籠ってゲームするんじゃなかったのかよぉ、嘘つきぃ……」
相手の言葉を聞くくらいの間
「……あぁ、そう、オレが帰り際に煽ったから、今日は外に出てみたんだ?へぇ……失敗したな……」
少し間を空けて
「……くぅ、ライバルと認めた奴にこんな姿を見られるなんて一生の不覚……屈辱だぁ……死にてぇ……」
少し間を空けて
「……あぁ、そだよ。いわゆるパパ活って奴……お金がさ、ちょっと足りなくって一回やってみたらさ、これが、中々」
「ホント、男って馬鹿だよな……こうやってさ、ちょっとめかしこんで」
「パパ~♡今日は何して遊んでくれるのぉ?」
「なんてよ、馬鹿みたいに作った声出せばコロッといきゃがる……だから、嫌なんだ」
少し間を空けて
「あぁ、うん……まぁ、そだな。良くはないよな。オレだって分かってるっての」
「わざわざ可愛い系みたいな化粧をしてこんな服まで用意してさ」
「……はぁ、こんな姿……お前には見られたくなかったのによ……幻滅したか?」
少し間を空けて
「は?か、可愛い? オレがか?」
「っ、こ、こんな姿褒めるんじゃねぇよっ!ったく……本当なら、オレだってもっと、こう……まともな格好したいのによ」
「へそ出し、網タイツ、ミニスカ、谷間まで見えちまってさ……布面積よりも露出の方が大きいじゃねぇかよ、ったく」
「こんなのの、どこがいいんだよ……うぅ」
「恥ずかしいじゃ、ないかよぅ……うぅぅ」
少し間を空けて
気を取り直す感じで
「まぁ、自分からやってるオレが言うことじゃないけどな」
「悪い……今日のことは見なかったことにしてくれるか?」
「無理、だとは思うけど……明日からも、気の合う部活友達の、ライバルだって思ってくれると……オレはありがたい」
「こんなことになった以上は……まぁ、難しいのは分かってるけど、さ……はぁ」
「じゃあ、また……学校で……」
「ん?……あぁ、これのことか?」
「止めない……多分、これからもやると思う。だってもう、オレ、そういう奴だから」
「格好悪いよな……パパ活女子だなんて……みっとも、ないよな」
「でも、無理だから……それじゃ」
「っ、何だよ?手を掴んで……離せよ……オレは、もうここに用事は」
「……は? 一度、どんなことをしてるのか、見せて欲しい?」
「っ、そんな……お前まで、そんなっ!」
「……分かったよ……やってやるよ……見せればいいんだろっ!」
「幻滅したぜ……やっぱり、男なんて、そんなんかよ……くそっ……お前のこと、気の合う友達だと、思ってたのによ……」
「ぁあ……何でオレ、男に産まれなかったかな……男だったら、お前とも、もっと……はぁ……じゃあ、やるぞ?」
「パパぁ♡今日は、私と楽しく遊ぼうね♡ きゃはっ♪」
ニ三秒間を空けて
「……けっ」
三話
「ねぇねぇ♡パパぁん♪ 私ぃ、クレープ食べたぁい♡ 奢ってよぉ~~♡」
「……って、まぁ、こんな感じでな。こう、腕にしなだれかかって胸を押し付けるように、上目遣いで見るんだよ。見せつけるみたいにさ」
耳元で
「ねぇ♡買・っ・て・よぅ♡」
甘えるように
「ね?」
離れて
「こうすると大概は鼻の下伸ばしたスケベ面で買ってくれるわけ……まぁ、これはお前の要望通りにやってることを見せてるだけだから買わなくてもいいけど……」
「っと、お、おい!どこへ……」
「……わぁ、お前も買うんだ?へぇ……」
「あ、うん、ありがと……お金をくれるおっさんを思い出して物凄い微妙な気分だからあんまり嬉しくもないけど……はむっ」
はむっ、はクレープを頬張るイメージで
「……ぁ、美味しい……これ、オレ好きだな……はは、やっぱ、買ってくるのがお前だといつもと状況は同じでも変わってくるな」
「いつもはさ、女の子だろ?こういうのがいいんだろ?みたいな感じでよ……クリームがこれでもかと乗ったあっま~~い奴をさ……まぁ」
「ありがとっ♡美味しっ♡」
「って言って食べるんだけどさ……はぁ、オレさ、あんま甘ったるいの好きじゃないんだよねぇ……その点、お前は俺の好み知ってるからそこは評価できる♪」
「流石は俺の親友♪……って、しまった……そういや、今こいつはパパ活乞食だったんだ……くそっ」
「……ただ、まぁ、これは、本当に美味しいし、好きだから……あ、あ、うぅ、あ、ありがと……こういうの、この格好してるときじゃ新鮮、だから嬉しいよ、本当に、さ」
「……はぁ……あぁ、もう!次々っ!」
「次行くぞっ!」
一気に頬張る感じで
「はむっ!んぐんぐ……ふぅ……よし、行くぞっ!」
少し間を空けて
「で、次は……ウィンドウショッピングだな。馬鹿みたいに高い鞄やら服やらみてリアクションをする」
「へぇ~……このお洋服かっわい~い!」
「あ、でもぉ、お値段がぁ……パパぁ、駄目ぇ?」
耳元で
「私ぃ、パパに買ってもらいたいなぁ♡」
「ねぇ?」
離れて
「と、まぁ、こんな感じに割とワンパターン気味にさ……」
「……は?高いから、お金貯まるまで待ってって……おいおいおいおいっ!その気になるなよっ!」
「べ、別に!オレはこういう服に興味なんかないんだからさっ!」
「相手が気分よくなるからこういうことやってるだけで……」
「あぁ、そうだよ……なんかさ、ああいう人達ってさ。可愛い女の子に高い物をねだられると自分がお金を持ってるって優越感にも浸れて気分がいいんだとさ。意味分からないけどよ」
「だから、オレとしてはこんなブランド物のバッグとか服なんかよりもこっちの……」
「うん……この、スニーカー、欲しいな」
「最近、よく使うスニーカーも靴底すり減ってきたしさ。カッコいいし……」
「はぁ……金の問題が無ければなぁ……」
「うん、ちょっと、事情があってな……仕方ないんだよ」
「やるしか、ない……」
「さいわい、身体が目的とかそういうのじゃなくて若い女の子と遊びたいっていう変な奴らばっかりだったからそういうのはなかったけど……うん、だから、今でも続けてるんだけど……はぁ」
「欲しいなぁ、これ……もう靴底1ミリくらいなんだよ」
「欲しいなぁ……うぅぅ」
「……え?これなら買える? は?」
「い、いやいやいやっ!そ、そういうつもりじゃなくってだなっ!」
「お、オレはそんなつもりじゃっ!」
「あぁ、やめろぉっ!買いに行くなぁッ!申し訳ないだろうがっ!」
「やめろぉぉぉぉぉぉぉっ……」
間を空けて
「……あうぅぅ、まさか、こんなことになるだなんて」
「ありがと……ありがと……本当に、これ、欲しかったから」
「ありがと……あり、がと……うぅ、で、でも」
「はぁ、複雑だぁ……これじゃあ、本当にいつものあれじゃないかよぅ……オレ、そんなつもりじゃないのにぃ……」
「買うなよぅ……無理強いしたみたいだろうがよぅ……くそぅ……」
「まぁ、さ……本当に、欲しかったよ?欲しかった、けど、さ……お前に買ってもらうなんて、そんな……まぁ、いつも見ず知らずの他人に要らないものをねだってるようなオレの言うことじゃないけどさ……」
「はぁ……なぁ? なんで、オレに優しくするんだよ?」
「弱みを握ろうとか……笑ってやろうとか、そういうんじゃ、ないのかよ?」
「オレ、もうやなんだけど……お前にこんな姿見せ続けるの……何で、こんなの見たいっていったんだよ?」
「こんなの見て、面白いことなんて……何にも」
「……え?見たくないから、見た? 何だよそれ」
「あぁ、そうだな……知らないおっさんにああいう姿を見せてたよ」
「馬鹿みたいにあまい声出して、モノをねだってたよ……おだててお小遣い貰ってたよ……それが?」
「……は?もう俺以外には見せるなって、何だよそれ?」
「オレだって……オレだってっ!見せたくて見せてるんじゃないんだよっ!」
「必要なかったらやらないんだよっ!」
「だけど……だけど、よぉ……うぅ……お金が、ないんだよぅ」
「嫌だけど……稼がないと、いけないんだよぅ……うぅぅぅ」
はたく音
「っ、やめろ、オレに近寄るな……あんまり優しくするな……頼りたくなる、甘えたくなるっ……いや、なのに……守って欲しく、なるじゃんかよっ」
「オレだって……オレ、だって……女の子なんだ……好きな人と、素敵な恋がしたい……大好きだって言いたい……甘えて、慰めて、もらいたい……」
「好きな人に……好きだって、言いたいよぅ……」
抱き着く音
耳元で
「好き……大好き……お前のこと……ずっと好きだって思ってた……気になるから、突っかかって張り合ってた……」
「男同士だったらよかった……なんて、都合のいい嘘だ……本当は、恋人になりたい……あの……いつものあの関係のままでさ? その延長線上に居る感じで……他愛ない冗談を言い合って、張り合って、ふざけたり、からかったりして、笑い合って……でも、二人きりの時には、ベタベタくっついて、甘く、優しく……好きだって、言い合って……」
「でも、こんなオレじゃ……きっとお前には相応しくない……こんな、薄汚れたオレなんかじゃお前には相応しく無いから……だからっ!」
「男同士だったら……って、そう、言ってたんだ……女同士だったらって、そう、言ってたんだ……悩みだって、共有、出来たかも、しれないから、さ」
離れて
「……悪い。らしくなかったな」
「全部、本心だよ……下ネタも遠慮なく踏み込めた、とか、知らず知らずのうちに遠慮してた、とかそういうのも含めて全部」
「だから、もどかしかったんだ……苦しかったんだ」
「でも……大好きな……お前との関係性を壊したくなくて……平気な振りして……」
「それも、これでお終いだけど、な」
「今度こそ、お終いだな……ここまで、みっともなくぶちまけちまったらな……何より、オレが、今まで通りに接することが出来ないから」
「……さようなら」
「明日からは、もう話しかけないから……部活でも仕方なく話さなきゃならない時以外は無視してくれると助かる」
「それじゃ……」
掴まれる音
「っ……ひき、とめるなよぅ……ここまでみっともなく全部晒したオレに……これ以上何しろって言うんだよぅ……」
抱き締める音
ここからは耳元で
「っ、お、おい……何だよ?急に抱き締めて……オレは、もう……」
間を空けて呆けたように
「……は?俺も、好き?」
更に間を空けて
「こんなオレの……どこが、好きだって言うんだよ……あんまり、優しい言葉を、かけるなよぅ……好きに、なっちゃうじゃないかよぅ……諦めたのに……とっくに、諦めてたのに……恋人になって欲しいって、思っちゃうじゃないかよぅ……う、うぅぅぅぅぅ」
「うぇぇぇぇぇぇ……うぅぅぅぅ、うぅ」
泣くように
「ひぐっ、ぐすっ、えぐっ……好きだよ……大好き……オレも……お前のこと、大好きだよぅっ!」
「恋人にしてくれっ、結婚してお嫁さんにしてくれっ!」
「大好き……だい、すきぃ……好き、なんだよぅ……諦めたくなんか、無いに決まってるだろうがよぅ、うぅぅぅぅぅ」
少し間を空けて
少し落ち着いた感じで
「……はぁ、そうやって、髪撫でられてると……なんだか落ち着いてくるな……慰められてるみたいで……別の意味で、ドキドキ、してくる……」
「なぁ?」
「さっきの言葉……本気、か?」
「本当に……こんな、オレなんかで、いいのかよ?」
「こんなこと、してたんだぜ?」
「知らないおっさんに媚びて……パパ活なんか、してたんだぜ?」
「お前にも……幻滅した、とか、酷いこと、言っちまったし……」
「きっと……恋人になったら、オレ、甘えるぞ?」
「いっつも強がってたけどさ……ずっと、ず~~っと……お前に、こうして抱き締めて欲しいって思ってた……甘えたいって思ってた……頼りたいって……甘やかして欲しいって……ずっと、ず~っと……」
「それでも……いい、のか?」
「これでもかって、甘えるぞ?」
「鬱陶しいほどに、ベタベタ、くっつくぞ?」
「オレ……そういう奴だから、さ」
「それでも……」
少し間を空けて相手の言葉を聞く感じで
「あぁ……あぁっ!」
最初は静かに頷く感じで、二回目は嬉しそうに
「本当に……こんなオレを……受け入れて、くれるんだなっ?」
「うぅ、うぅぅぅぅぅぅ……あり、がと……あり、がとっ!」
「好き……これ以上ないほどに好きっ!」
「誰よりも好きっ!どんな人よりも好きっ!」
「大好き……」
「なぁ……オレ……頑張って、真っ当なことで稼ぐから……もう、こんなことしないから……」
「オレのこと……幸せに、してくれるか?」
相手の反応を聞くくらいの間
「そっか……そっかっ!」
「好き……好きだぞぉ♡」
「これからよろしく……オレ、頑張るから♡」
「お前に相応しい恋人になれるように……そして、ふ、はは、今までみたいに、ライバルでも居られるように、さ♪」
「浮気したら、許さないからな♪」
「……ま、まぁ、こんなことしてたオレが言えることじゃないかもしれないけどさ」
「本心……オレを求めてくれたお前まで居なくなったら……オレ、どんなことするか、分からないから……」
少し暗い声で
「お前には、何もしないけどな♪」
調子を戻して
「誓って、くれるか?」
相手の反応を聞くくらいの間
「そっか♪ありがと♪」
「オレももう……お前を決して離さないから」
「いつまでもいつまでも……よろしくな♡」
囁き
「だ・い・す・き・だからな♡」
離れて
「……ん?あぁ、そうだな……もう、男同士が良かった、なんて言わないな」
「男と、女で良かった♡」
「これからは恋人同士だからな♪」
「くっはぁ~~~……つっかれたぁ~、ったく、顧問の野郎、気合が足りないとか意味分からないこと抜かして無駄に練習増やしやがってぇ~……オレもうくたくただぜ~」
「いやはや、オレ、体力には結構自信あったんだけどなぁ~。流石に倍のメニューとなるとダレるダレる……お前も凄かったよな……あの練習内容で最後までばてずに頑張ってたのオレとお前だけだもん」
「いやぁ~、お前のことは日頃からライバルだ!負けないぜっ!って張り合ってたけど、何だか鼻が高いよ!オレたち、やっぱ部活内で競い合っていきたいもんな!」
「……まぁ、女子と男子で枠組みが違うわけだけど」
「オレもお前みたいに男だったらなぁ……きっと一緒のチームでも張り合っていつも楽しく過ごせたんだろうなぁ」
「……あぁ~、もしくは、お前が女だったらな。それでもいいな!」
「一緒に女子チームで頑張ってさ?競い合って張り合って!異性感じゃ出来ないようなエグイ下ネタとか飛ばし合うのさ!」
「な?そういうの、よくない?」
相手が答えるくらいの間
「ん~?いや、そりゃ気を遣うだろ。お前とは割と気が合うって言ってもさ、下ネタとかそういうことの話題となると……結構踏み込んだものになるからなぁ」
「異性間じゃ自然と……うぅん、セーブもかかるよな」
「お前だってそうだろ?」
「オレが割とこんなだから、たまに下ネタとか飛ばしてくることもあるけど……あぁ、大体オレが言ったあとからだったな……オレが言ったからこっちも言っても問題ないだろう、ってさ。そんな感じだっただろ?いつも」
「分かるよ」
「オレも……割とこれ言っていいのかな?男からしたら失礼に思わないかな?とかさ、内心ビクビクしながら言葉を選んでいってるってぇわけ」
「だって、男のことは分からないからなぁ」
「いや、お前は友達だけど」
「気が合うし、話したいって思えるけど……それでも、さ?」
「ん~……なんつ~の?男女平等がどうとかよく言われるけどさ?実際、男と女じゃ違うじゃん?」
「例えば……ほら?男女平等だとか言って女子まで海パン一丁にしたら可笑しいし、かといって男子がブラを着けるのもなぁ……ん~、そういう人も居るかもしれないけどまぁ一般的ではないよな?」
「オレが言ってるのはそ~ゆ~こと」
「オレたち、どっちかが性別違えばよかったのにな?」
「オレ、お前ともっと気兼ねなく色々と遊びたかったよ」
「二人っきりになったらす~ぐ恋人だ~、両想いだ~ってからかってよ~。そういうの子供っぽいって分からないのかね?もう高校生だってのに」
「はぁ……あぁ、なんか変な話になっちゃったな?」
「オレとしてはお前といるのは楽しいし、ライバルだから競いたいってそういうこと」
「お互いにもっともっと腕を磨こうぜ?」
「っと、そろそろお別れだな……じゃ、オレこっちだから!」
「明日、休みで良かったな?せいぜいゲームでもしてゆっくり身体休めろよ~? じゃあ……お?何だよ?引き留めて」
「……は?お前が、オレのことを好きって言ったらどうするか?」
「何だよそれ?告白か?まぁいいけど……ん~そだなぁ」
「オレに2000メートルで勝てたら付き合ってやってもいいぜ!」
「なんてな♪」
「んじゃ、今度こそまたなぁ~♪バイバ~イ♪」
一話終了
二話
「やっほ~、ご指名ありがとうございま~す。今日は楽しませてね?パ・パ♡」
媚びたような甘い声で
それから素に戻り
「……うげ、な、何でお前がここに居るんだよ?」
「う、うぐぐ、え?ま、まさか、お前が今日の客か? えぇ、お、お前ってそういう……奴だったのか? 何か、幻滅……」
ピコンと通知音
「……ぇ?急に仕事が入ったから今日は、キャンセル? は?」
少し間を空けて呆然と
「…………へ?」
恥ずかしそうに
「う、うぅぅぅっ、み、見るなあああっ!こんなオレを見るなぁああっ!」
「うぅ、くっそぅ、何でこんなとこ居るんだよぅ……休みは家に籠ってゲームするんじゃなかったのかよぉ、嘘つきぃ……」
相手の言葉を聞くくらいの間
「……あぁ、そう、オレが帰り際に煽ったから、今日は外に出てみたんだ?へぇ……失敗したな……」
少し間を空けて
「……くぅ、ライバルと認めた奴にこんな姿を見られるなんて一生の不覚……屈辱だぁ……死にてぇ……」
少し間を空けて
「……あぁ、そだよ。いわゆるパパ活って奴……お金がさ、ちょっと足りなくって一回やってみたらさ、これが、中々」
「ホント、男って馬鹿だよな……こうやってさ、ちょっとめかしこんで」
「パパ~♡今日は何して遊んでくれるのぉ?」
「なんてよ、馬鹿みたいに作った声出せばコロッといきゃがる……だから、嫌なんだ」
少し間を空けて
「あぁ、うん……まぁ、そだな。良くはないよな。オレだって分かってるっての」
「わざわざ可愛い系みたいな化粧をしてこんな服まで用意してさ」
「……はぁ、こんな姿……お前には見られたくなかったのによ……幻滅したか?」
少し間を空けて
「は?か、可愛い? オレがか?」
「っ、こ、こんな姿褒めるんじゃねぇよっ!ったく……本当なら、オレだってもっと、こう……まともな格好したいのによ」
「へそ出し、網タイツ、ミニスカ、谷間まで見えちまってさ……布面積よりも露出の方が大きいじゃねぇかよ、ったく」
「こんなのの、どこがいいんだよ……うぅ」
「恥ずかしいじゃ、ないかよぅ……うぅぅ」
少し間を空けて
気を取り直す感じで
「まぁ、自分からやってるオレが言うことじゃないけどな」
「悪い……今日のことは見なかったことにしてくれるか?」
「無理、だとは思うけど……明日からも、気の合う部活友達の、ライバルだって思ってくれると……オレはありがたい」
「こんなことになった以上は……まぁ、難しいのは分かってるけど、さ……はぁ」
「じゃあ、また……学校で……」
「ん?……あぁ、これのことか?」
「止めない……多分、これからもやると思う。だってもう、オレ、そういう奴だから」
「格好悪いよな……パパ活女子だなんて……みっとも、ないよな」
「でも、無理だから……それじゃ」
「っ、何だよ?手を掴んで……離せよ……オレは、もうここに用事は」
「……は? 一度、どんなことをしてるのか、見せて欲しい?」
「っ、そんな……お前まで、そんなっ!」
「……分かったよ……やってやるよ……見せればいいんだろっ!」
「幻滅したぜ……やっぱり、男なんて、そんなんかよ……くそっ……お前のこと、気の合う友達だと、思ってたのによ……」
「ぁあ……何でオレ、男に産まれなかったかな……男だったら、お前とも、もっと……はぁ……じゃあ、やるぞ?」
「パパぁ♡今日は、私と楽しく遊ぼうね♡ きゃはっ♪」
ニ三秒間を空けて
「……けっ」
三話
「ねぇねぇ♡パパぁん♪ 私ぃ、クレープ食べたぁい♡ 奢ってよぉ~~♡」
「……って、まぁ、こんな感じでな。こう、腕にしなだれかかって胸を押し付けるように、上目遣いで見るんだよ。見せつけるみたいにさ」
耳元で
「ねぇ♡買・っ・て・よぅ♡」
甘えるように
「ね?」
離れて
「こうすると大概は鼻の下伸ばしたスケベ面で買ってくれるわけ……まぁ、これはお前の要望通りにやってることを見せてるだけだから買わなくてもいいけど……」
「っと、お、おい!どこへ……」
「……わぁ、お前も買うんだ?へぇ……」
「あ、うん、ありがと……お金をくれるおっさんを思い出して物凄い微妙な気分だからあんまり嬉しくもないけど……はむっ」
はむっ、はクレープを頬張るイメージで
「……ぁ、美味しい……これ、オレ好きだな……はは、やっぱ、買ってくるのがお前だといつもと状況は同じでも変わってくるな」
「いつもはさ、女の子だろ?こういうのがいいんだろ?みたいな感じでよ……クリームがこれでもかと乗ったあっま~~い奴をさ……まぁ」
「ありがとっ♡美味しっ♡」
「って言って食べるんだけどさ……はぁ、オレさ、あんま甘ったるいの好きじゃないんだよねぇ……その点、お前は俺の好み知ってるからそこは評価できる♪」
「流石は俺の親友♪……って、しまった……そういや、今こいつはパパ活乞食だったんだ……くそっ」
「……ただ、まぁ、これは、本当に美味しいし、好きだから……あ、あ、うぅ、あ、ありがと……こういうの、この格好してるときじゃ新鮮、だから嬉しいよ、本当に、さ」
「……はぁ……あぁ、もう!次々っ!」
「次行くぞっ!」
一気に頬張る感じで
「はむっ!んぐんぐ……ふぅ……よし、行くぞっ!」
少し間を空けて
「で、次は……ウィンドウショッピングだな。馬鹿みたいに高い鞄やら服やらみてリアクションをする」
「へぇ~……このお洋服かっわい~い!」
「あ、でもぉ、お値段がぁ……パパぁ、駄目ぇ?」
耳元で
「私ぃ、パパに買ってもらいたいなぁ♡」
「ねぇ?」
離れて
「と、まぁ、こんな感じに割とワンパターン気味にさ……」
「……は?高いから、お金貯まるまで待ってって……おいおいおいおいっ!その気になるなよっ!」
「べ、別に!オレはこういう服に興味なんかないんだからさっ!」
「相手が気分よくなるからこういうことやってるだけで……」
「あぁ、そうだよ……なんかさ、ああいう人達ってさ。可愛い女の子に高い物をねだられると自分がお金を持ってるって優越感にも浸れて気分がいいんだとさ。意味分からないけどよ」
「だから、オレとしてはこんなブランド物のバッグとか服なんかよりもこっちの……」
「うん……この、スニーカー、欲しいな」
「最近、よく使うスニーカーも靴底すり減ってきたしさ。カッコいいし……」
「はぁ……金の問題が無ければなぁ……」
「うん、ちょっと、事情があってな……仕方ないんだよ」
「やるしか、ない……」
「さいわい、身体が目的とかそういうのじゃなくて若い女の子と遊びたいっていう変な奴らばっかりだったからそういうのはなかったけど……うん、だから、今でも続けてるんだけど……はぁ」
「欲しいなぁ、これ……もう靴底1ミリくらいなんだよ」
「欲しいなぁ……うぅぅ」
「……え?これなら買える? は?」
「い、いやいやいやっ!そ、そういうつもりじゃなくってだなっ!」
「お、オレはそんなつもりじゃっ!」
「あぁ、やめろぉっ!買いに行くなぁッ!申し訳ないだろうがっ!」
「やめろぉぉぉぉぉぉぉっ……」
間を空けて
「……あうぅぅ、まさか、こんなことになるだなんて」
「ありがと……ありがと……本当に、これ、欲しかったから」
「ありがと……あり、がと……うぅ、で、でも」
「はぁ、複雑だぁ……これじゃあ、本当にいつものあれじゃないかよぅ……オレ、そんなつもりじゃないのにぃ……」
「買うなよぅ……無理強いしたみたいだろうがよぅ……くそぅ……」
「まぁ、さ……本当に、欲しかったよ?欲しかった、けど、さ……お前に買ってもらうなんて、そんな……まぁ、いつも見ず知らずの他人に要らないものをねだってるようなオレの言うことじゃないけどさ……」
「はぁ……なぁ? なんで、オレに優しくするんだよ?」
「弱みを握ろうとか……笑ってやろうとか、そういうんじゃ、ないのかよ?」
「オレ、もうやなんだけど……お前にこんな姿見せ続けるの……何で、こんなの見たいっていったんだよ?」
「こんなの見て、面白いことなんて……何にも」
「……え?見たくないから、見た? 何だよそれ」
「あぁ、そうだな……知らないおっさんにああいう姿を見せてたよ」
「馬鹿みたいにあまい声出して、モノをねだってたよ……おだててお小遣い貰ってたよ……それが?」
「……は?もう俺以外には見せるなって、何だよそれ?」
「オレだって……オレだってっ!見せたくて見せてるんじゃないんだよっ!」
「必要なかったらやらないんだよっ!」
「だけど……だけど、よぉ……うぅ……お金が、ないんだよぅ」
「嫌だけど……稼がないと、いけないんだよぅ……うぅぅぅ」
はたく音
「っ、やめろ、オレに近寄るな……あんまり優しくするな……頼りたくなる、甘えたくなるっ……いや、なのに……守って欲しく、なるじゃんかよっ」
「オレだって……オレ、だって……女の子なんだ……好きな人と、素敵な恋がしたい……大好きだって言いたい……甘えて、慰めて、もらいたい……」
「好きな人に……好きだって、言いたいよぅ……」
抱き着く音
耳元で
「好き……大好き……お前のこと……ずっと好きだって思ってた……気になるから、突っかかって張り合ってた……」
「男同士だったらよかった……なんて、都合のいい嘘だ……本当は、恋人になりたい……あの……いつものあの関係のままでさ? その延長線上に居る感じで……他愛ない冗談を言い合って、張り合って、ふざけたり、からかったりして、笑い合って……でも、二人きりの時には、ベタベタくっついて、甘く、優しく……好きだって、言い合って……」
「でも、こんなオレじゃ……きっとお前には相応しくない……こんな、薄汚れたオレなんかじゃお前には相応しく無いから……だからっ!」
「男同士だったら……って、そう、言ってたんだ……女同士だったらって、そう、言ってたんだ……悩みだって、共有、出来たかも、しれないから、さ」
離れて
「……悪い。らしくなかったな」
「全部、本心だよ……下ネタも遠慮なく踏み込めた、とか、知らず知らずのうちに遠慮してた、とかそういうのも含めて全部」
「だから、もどかしかったんだ……苦しかったんだ」
「でも……大好きな……お前との関係性を壊したくなくて……平気な振りして……」
「それも、これでお終いだけど、な」
「今度こそ、お終いだな……ここまで、みっともなくぶちまけちまったらな……何より、オレが、今まで通りに接することが出来ないから」
「……さようなら」
「明日からは、もう話しかけないから……部活でも仕方なく話さなきゃならない時以外は無視してくれると助かる」
「それじゃ……」
掴まれる音
「っ……ひき、とめるなよぅ……ここまでみっともなく全部晒したオレに……これ以上何しろって言うんだよぅ……」
抱き締める音
ここからは耳元で
「っ、お、おい……何だよ?急に抱き締めて……オレは、もう……」
間を空けて呆けたように
「……は?俺も、好き?」
更に間を空けて
「こんなオレの……どこが、好きだって言うんだよ……あんまり、優しい言葉を、かけるなよぅ……好きに、なっちゃうじゃないかよぅ……諦めたのに……とっくに、諦めてたのに……恋人になって欲しいって、思っちゃうじゃないかよぅ……う、うぅぅぅぅぅ」
「うぇぇぇぇぇぇ……うぅぅぅぅ、うぅ」
泣くように
「ひぐっ、ぐすっ、えぐっ……好きだよ……大好き……オレも……お前のこと、大好きだよぅっ!」
「恋人にしてくれっ、結婚してお嫁さんにしてくれっ!」
「大好き……だい、すきぃ……好き、なんだよぅ……諦めたくなんか、無いに決まってるだろうがよぅ、うぅぅぅぅぅ」
少し間を空けて
少し落ち着いた感じで
「……はぁ、そうやって、髪撫でられてると……なんだか落ち着いてくるな……慰められてるみたいで……別の意味で、ドキドキ、してくる……」
「なぁ?」
「さっきの言葉……本気、か?」
「本当に……こんな、オレなんかで、いいのかよ?」
「こんなこと、してたんだぜ?」
「知らないおっさんに媚びて……パパ活なんか、してたんだぜ?」
「お前にも……幻滅した、とか、酷いこと、言っちまったし……」
「きっと……恋人になったら、オレ、甘えるぞ?」
「いっつも強がってたけどさ……ずっと、ず~~っと……お前に、こうして抱き締めて欲しいって思ってた……甘えたいって思ってた……頼りたいって……甘やかして欲しいって……ずっと、ず~っと……」
「それでも……いい、のか?」
「これでもかって、甘えるぞ?」
「鬱陶しいほどに、ベタベタ、くっつくぞ?」
「オレ……そういう奴だから、さ」
「それでも……」
少し間を空けて相手の言葉を聞く感じで
「あぁ……あぁっ!」
最初は静かに頷く感じで、二回目は嬉しそうに
「本当に……こんなオレを……受け入れて、くれるんだなっ?」
「うぅ、うぅぅぅぅぅぅ……あり、がと……あり、がとっ!」
「好き……これ以上ないほどに好きっ!」
「誰よりも好きっ!どんな人よりも好きっ!」
「大好き……」
「なぁ……オレ……頑張って、真っ当なことで稼ぐから……もう、こんなことしないから……」
「オレのこと……幸せに、してくれるか?」
相手の反応を聞くくらいの間
「そっか……そっかっ!」
「好き……好きだぞぉ♡」
「これからよろしく……オレ、頑張るから♡」
「お前に相応しい恋人になれるように……そして、ふ、はは、今までみたいに、ライバルでも居られるように、さ♪」
「浮気したら、許さないからな♪」
「……ま、まぁ、こんなことしてたオレが言えることじゃないかもしれないけどさ」
「本心……オレを求めてくれたお前まで居なくなったら……オレ、どんなことするか、分からないから……」
少し暗い声で
「お前には、何もしないけどな♪」
調子を戻して
「誓って、くれるか?」
相手の反応を聞くくらいの間
「そっか♪ありがと♪」
「オレももう……お前を決して離さないから」
「いつまでもいつまでも……よろしくな♡」
囁き
「だ・い・す・き・だからな♡」
離れて
「……ん?あぁ、そうだな……もう、男同士が良かった、なんて言わないな」
「男と、女で良かった♡」
「これからは恋人同士だからな♪」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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