0
ボクっ子ヤンデレピエロに囚われる。
written by シノト
  • ヤンデレ
  • ピエロ
  • ボクっ娘
公開日2021年09月30日 19:26 更新日2022年11月01日 13:47
文字数
1075文字(約 3分35秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ピエロ
視聴者役柄
一般客
場所
サーカス
あらすじ
サーカスで壇上に呼ばれたあとの記憶がない。気づけば目の前にピエロの役者がいて……。
本編
おっはよー!
あれ? でも夜だね。
こんばんは、か!

でも、いいもんね。
今からは、ボクたちみたいな悪い子の時間。
とっても楽しい時間。

どうしたの? そんなに焦って。

うんうん、そうだね。
君はサーカスに来て、ピエロのボクに呼ばれて壇上に上がった。
いっぱい遊んで、いっぱい拍手をもらったね!

そこからの記憶がない?
そうだろうとも!

ふふ。ボクはねぇ、魔法が使えるんだよ。
君を眠らせるなんて簡単なんだよ。
えへへ、睡眠薬っていう魔法なんだけど。

いくら暴れても無駄だよぉ。
その枷、ライオンみたいな猛獣でも外せないんだから。

外してほしい?
いいよ。
その代わり、ボクのお願い聞いて?

うん。
ボクね、君と遊びたいんだ!
朝も、昼も、夜も!

そうそう。
ここのサーカスの仲間になってほしいんだ!

仲間、じゃないな。
ボクのお人形、って言った方が正しいかな。

うん、人形。
着せ替え人形であり、愛玩人形であり、操り人形。
君は何でもボクの言うことを聞くんだ。

どうしたの?
僕の言うこと聞くのイヤ?

ふーん、イヤなんだ。

まあ、そうだよね!
君はこのサーカスから逃げて、自由な人生を送っているんだから。

気づいてないとでも思った?

そう、君はボクだけ置いて逃げた裏切り者だ。

そうだね。あれは偶然だった。
君の意志じゃない。分かってるよ。

うん、知ってる。
君が何度もボクのことを見に来てくれていたこと。

ボクをここから救い出してくれようとしてたんだよね。
君は優しいから。

でもねぇ、ボク、そんなの求めてない。
ボクが欲しいのは君。
二度とボクを捨てない君。

助けを呼んでも無駄だよ。
みんな出払ってもらったから。

当然聞いてくれるよ?
座長の言うことだからね。

あれ? 気づいてなかったの?
あのこわーい座長、いないよね。
あの意地悪な女も、あの暴力男も。

君は彼らが嫌いだったよね。
だから、ボクが――。

ね? ここはもう、ボクとボクの手下しかいない。
君にも心地よい環境のはずだよ?

こんなとこ、出よう?

あはははははッ!

どうして出ないといけないの?
ここはボクの国だよ!
何もかもがボクの思い通りの世界なんだよ!

あとは、君さえいれば、君さえ思い通りになってくれれば、完成。
最高の世界だね。

さあ、ボクのお人形になってよ。

あ、でも、お人形って言ってもひどいことなんてしないよ!
殴ったり、蹴ったりなんかもちろんしない。
大切な君にそんなこと出来るわけないじゃないか!

うんうん、安心してね!

しいて言うなら……。
ボクのいうこと、ちゃんと聞けるように、ちょーっとしたアソビをするかもね。

なんでしょう?
痛くないよ。気持ちいよ。

暴れても無駄だって。

さぁ、楽しい愉しい時間の始まりだ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ボクっ子ヤンデレピエロに囚われる。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シノト
ライター情報
主に女性演者様推奨の台本を書いています。

台本使用において、アレンジなどを加えた際は、その旨をリスナー様に伝わるよう概要欄などに必ず記載ください。
また、内容が変わるアレンジはおやめください。

Twitterでご紹介していただく場合、メンションをつけていただけると嬉しいです。
私が聴かせていただきたい。よろしくお願いいたします。

pixivと同じものを投稿しています。
ご了承ください。
有償販売利用の条件
【有償販売について】
販売の際はご連絡ください。
また、アレンジなどを加えた際は、その旨をリスナー様に伝わるよう概要欄などに必ず記載ください。
利用実績(最大10件)
シノト の投稿台本(最大10件)