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ヤンデレ獣人は執念深い。
written by シノト
  • 告白
  • ファンタジー
  • ヤンデレ
  • ボクっ娘
  • 獣人
  • サディスト
公開日2023年07月03日 20:05 更新日2023年07月03日 20:05
文字数
1000文字(約 3分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ハイエナ獣人
視聴者役柄
冒険者
場所
酒場の個室
あらすじ
相棒の獣人剣士と酒場の個室へ。
失恋から立ち直れないあなたに迫る彼女。
その告白を断ると、彼女の様子がおかしくなって――。

「骨の髄まで愛してあげる。たとえ、君が屍肉になってもね」

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本編
おつかれー!
今日もダンジョン楽しかったね!

たっくさんモンスターも倒したし、賞金もごっそり!
おかげで酒場の個室まで借りれちゃってさぁ!

……もう、まだ引きずってるの?
あの子のこと。

しょうがないじゃん。
あの子は君じゃなくて、別の人が好きだったんだよ。

君の方が先に好きだったとしても、どれだけいい雰囲気だったとしても、
獲物は最後に捕った人のモノ。

分かるでしょ?

そーれーに、君にはボクという可愛い獣人剣士の相棒がいるんだぞー!
がおー!

見向きもしない。

ねえ、あの子のどこが好きだったの?

うん。

うん。

へぇ……。

君、見る目ないよ。

ボクの方がよっぽど魅力的じゃん。

強いし、可愛いし、尻尾もふもふだし。
リーダーの君に忠実でもある。

それとも、やっぱり人間どうしがいいの?

ふふ、君のそういうところ大好き!

ねぇ、もういいじゃん。
あの子のことは忘れよう!

ボク! ボクを見てよ!

ボクを恋人にして!

駄目、なの?

なるほど。
恋愛対象じゃない、か。

ふぅん。
じゃあ、恋愛対象だって思わせたらいいってことだよね。

よっと。

なに驚いてるの?
ただ、押し倒しただけだよ?

暴れても無駄。
ボクの方が力強いのは君が一番分かってるでしょ?

ねえ、ボク、君のこと大好きだよ。

ただ、子犬みたいに懐いてるだけだと思った?

そうじゃない。
ボクはとっくに君に恋してる。

はじめはちょーっとした狩猟本能だったのは認めるよ?
人の獲物を横取りしたくなる質(たち)なんだ。

あれー?
言ってなかったっけ。

ボクは犬の獣人じゃなくて、ハイエナの獣人。
屍肉(しにく)を漁り、人の獲物を奪い取る、あの、ハイエナ。

まだ暴れるの?

君、わかってないね。
ハイエナに狙われるってどういうことか。

例え、君が何度ボクから逃げようとも、ボクは君を何度でも追いかける。

執念深い性格なんだ。

だから、もう一回言うよ?

ボクを恋人にして?

だーめ?

そんな怯えた顔しないでよ。
昂っちゃうからさぁ。

もっともーっと、意地悪したくなる。

こういうところが怖いのかな?

でも、こんなボクも君は好きになるよ。
クセになっちゃうくらいしつけてあげる。

だから、ボクを恋人に、ううん。
ボクの恋人になれ。

答えは「はい」しか認めない。

言えなかったら……どうなるか分かるよね?

はぁい、上手に言えましたー!
いい子いい子。

ああ、やっと君がボクのものになったんだ。
たまらないなぁ。

そんな顔しないで。
大丈夫。

骨の髄まで愛してあげる。
たとえ、君が屍肉(しにく)になってもね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ獣人は執念深い。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シノト
ライター情報
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