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公開日2022年02月11日 23:04
更新日2022年02月11日 23:04
文字数
2097文字(約 7分0秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
狐ちゃん
視聴者役柄
惚れられてる男
場所
家
あらすじ
あらすじ
狐の嫁入り……過去の話、先祖が自分の代の男児を差し出すと約束して狐の嫁さんを得てしまったあなた。
しかし、そうは言われても受け入れがたいのが正直なところ。
彼女のことはあまり気にせず……そして、触れず、いつもの日常を過ごしていたのだが……
彼女は、あなたが思っている以上にあなたのことを好いていた。
あなたは彼女のことを知らないが、彼女はあなたのことをよく知っていた。
そのことをあなたは知らなかった。
狐の嫁入り……過去の話、先祖が自分の代の男児を差し出すと約束して狐の嫁さんを得てしまったあなた。
しかし、そうは言われても受け入れがたいのが正直なところ。
彼女のことはあまり気にせず……そして、触れず、いつもの日常を過ごしていたのだが……
彼女は、あなたが思っている以上にあなたのことを好いていた。
あなたは彼女のことを知らないが、彼女はあなたのことをよく知っていた。
そのことをあなたは知らなかった。
本編
本編
「……む?結界に反応が?誰じゃ!そこに居るのは……っと、お主か」
「すまなんだ。人間界は慣れぬゆえ、少しばかりピリピリしておってのう」
「なにせ、新聞勧誘や、キャッチセールスなど……よく分からぬ者共がよく来おる。やれやれ……我が居る限り、そのようなことは決して許さぬが……人間界というのはかくも面倒なものか……ふぅ」
「のう、お主?肩を揉んでくれんか?」
「一日家を守った妻に労 いの褒美くらいくれてもよかろうて?」
「ほれほれ?」
少し待ってから
「……っとおい!どこへ行く! 我がこうして肩をはだけて待っておるというのに……まったくもう……いけずな旦那様だのう……」
追いかけるように
「やれやれ……おい!待て!待てというに!せっかく帰ったのだから夫婦水入らず、共に過ごす時間を満喫 しようではないか?ほんにいけずよのう……我はこんなにも、お主のことを好すいておるというのに……」
「……ふぅ、お主は、我がこの家に嫁入りしてきた時からずっとそうじゃな?」
「確かに……我とお主は、ご先祖様が取り決めた許嫁じゃ。受け入れられぬのも無理は無かろうて……特にお主の場合は、口伝くでんも失われ許嫁が居ることすら知らなんだからな」
「しかし、じゃ。夫婦となったからには……もそっと、何か、あるのではないか?」
耳元で
「ほれほれ?耳に触りたい、とか」
反対側の耳元で
「尻尾に触りたいとか……」
囁き
「モフモフしたい、とか」
離れて
「据え膳がここにあるというのに、何を躊躇 うことがある!この臆病者めっ!」
「我がお主の許嫁なのだぞっ!好きにしていいに決まっておろうがっ!」
「だというのに、お主と来たら……日和って手を出さぬどころか、我にあまり近づかないようにしおって……思わずこの、魅了 の魔眼を使って望まぬ行為を強要してやろうかと思ったことが何度あろうか……っ!」
「……ま、そんなことはせぬがな。捻じ曲げてお主を手に入れたところで意味が無い。我の愛はその程度ではない。お主の全てを上回って、お主を我が貰い受ける」
囁き
「我が……嫁なんじゃ♡」
離れて
「っ、これっ!少し女体 にくっつかれたからと言って恥ずかしそうに離れるでないわっ!まったくもう……」
「我は知っておるのだぞ?」
「お主が外で我以外の女子 と楽しくやっておることを」
「楽しそうに話していることを……我というものがありながら……なんと、軽薄 なっ!」
「流石にそのあたりは矯正 した方が良いかもしれぬのう」
「……ん?何を驚いた顔をしておる?お主のことを我が分からぬわけがなかろうて」
「大体な……お主は、我が顔も分からぬお主と夫婦になる羽目になったからといって遠慮をしてるらしいが……馬鹿者」
「お主の方は我が許嫁となることは失伝しつでんしていたようだが、我の方は産まれた時からお主が許嫁だと伝えられていたのだぞ……知らぬわけがなかろうて……」
「あ~~!小憎たらしいっ!可愛さ余って憎さ百倍じゃっ!」
「あまり我を見くびってくれるなよ?」
「我はお主だから嫁入りに来たのだ!」
「先祖の取り決めだからとか、許嫁だからとか……そんなの一切関係ないわっ!」
「ずっと、ず~~~っとっ!お主のことは遠見 の術で見守っておったのじゃぞっ!」
「この者が我の夫となる男か……我は、この者に全てを捧げることになるのだな……どんなふうに話そうか?どんなふうに生活しようか?一緒に暮らしたら、どんなことをしようか……と色々色々考えておったというのに、お主はっ!」
「自覚せよっ!」
「お主がお主でなければこんなところに来ぬわっ!」
「……ったく、こっそりと、耳と尻尾を消して遊んだこともあるというに、なんと薄情な……確かに、口調や仕草など、我特有のものが出ぬように気を付けてはおったが……たった一日ではあったが……覚えててくれても良かろうに……馬鹿者が」
少し待ち
「ふんっ!うるさいわっ!何が思い出した、だっ!そんな言葉が今更信じられるかっ!」
「我を愛せっ!我に尽くせっ!我に……永久 の誓いをっ」
「……ふんっ……もっと、甘やかしてくれても良かろうに……せっかく嫁になったというのに、これでは全然報 われぬではないか……」
「……くっ、今更……頭など撫でおってっ!許さん許さんっ!」
「尻尾も撫でよっ!耳も撫でよっ! 我が満足するまで絶対に離さんっ!」
「……我が、お主の嫁なんだからな? 馬鹿」
指を弾く音
「……今、外界とこの家を隔離した。ここは完全に我らだけの空間じゃ」
「うるさいっ!今までないがしろにしたつけじゃっ!我を愛せよっ!我を慰めよっ!」
「……満足するまで、外界には出さんからな?」
「……ま、我も鬼ではない。とりあえずは10年、それくらい撫でてくれれば許してやろう」
「……ん?十年は長すぎ?」
「何を言っておる?十年など瞬またたく間であろう?」
「むしろ、妻として控えめな部類の甘えだと我は思っておるくらいだぞ?」
「ふん、心配せずとも腹が減れば我が飯を作ってやる。眠くなれば同じ布団で寝てやる」
「今までないがしろにした報いじゃなっ♪妻を存分に甘やかすのじゃぞっ」
耳元で
「拒んだら……」
囁き
「10年」
普通の調子で耳元で
「嫌と言ったら……」
再度囁き
「10年」
再度耳元で普通の調子で
「こんな調子で積み上げていくからな? 逃がしはせぬぞ♪」
「最短で出られると良いな?」
「……我は、いつまでになろうとも別に、構わぬがな♪」
「イチャイチャしようぞ?旦那様♡」
「……む?結界に反応が?誰じゃ!そこに居るのは……っと、お主か」
「すまなんだ。人間界は慣れぬゆえ、少しばかりピリピリしておってのう」
「なにせ、新聞勧誘や、キャッチセールスなど……よく分からぬ者共がよく来おる。やれやれ……我が居る限り、そのようなことは決して許さぬが……人間界というのはかくも面倒なものか……ふぅ」
「のう、お主?肩を揉んでくれんか?」
「一日家を守った妻に
「ほれほれ?」
少し待ってから
「……っとおい!どこへ行く! 我がこうして肩をはだけて待っておるというのに……まったくもう……いけずな旦那様だのう……」
追いかけるように
「やれやれ……おい!待て!待てというに!せっかく帰ったのだから夫婦水入らず、共に過ごす時間を
「……ふぅ、お主は、我がこの家に嫁入りしてきた時からずっとそうじゃな?」
「確かに……我とお主は、ご先祖様が取り決めた許嫁じゃ。受け入れられぬのも無理は無かろうて……特にお主の場合は、口伝くでんも失われ許嫁が居ることすら知らなんだからな」
「しかし、じゃ。夫婦となったからには……もそっと、何か、あるのではないか?」
耳元で
「ほれほれ?耳に触りたい、とか」
反対側の耳元で
「尻尾に触りたいとか……」
囁き
「モフモフしたい、とか」
離れて
「据え膳がここにあるというのに、何を
「我がお主の許嫁なのだぞっ!好きにしていいに決まっておろうがっ!」
「だというのに、お主と来たら……日和って手を出さぬどころか、我にあまり近づかないようにしおって……思わずこの、
「……ま、そんなことはせぬがな。捻じ曲げてお主を手に入れたところで意味が無い。我の愛はその程度ではない。お主の全てを上回って、お主を我が貰い受ける」
囁き
「我が……嫁なんじゃ♡」
離れて
「っ、これっ!少し
「我は知っておるのだぞ?」
「お主が外で我以外の
「楽しそうに話していることを……我というものがありながら……なんと、
「流石にそのあたりは
「……ん?何を驚いた顔をしておる?お主のことを我が分からぬわけがなかろうて」
「大体な……お主は、我が顔も分からぬお主と夫婦になる羽目になったからといって遠慮をしてるらしいが……馬鹿者」
「お主の方は我が許嫁となることは失伝しつでんしていたようだが、我の方は産まれた時からお主が許嫁だと伝えられていたのだぞ……知らぬわけがなかろうて……」
「あ~~!小憎たらしいっ!可愛さ余って憎さ百倍じゃっ!」
「あまり我を見くびってくれるなよ?」
「我はお主だから嫁入りに来たのだ!」
「先祖の取り決めだからとか、許嫁だからとか……そんなの一切関係ないわっ!」
「ずっと、ず~~~っとっ!お主のことは
「この者が我の夫となる男か……我は、この者に全てを捧げることになるのだな……どんなふうに話そうか?どんなふうに生活しようか?一緒に暮らしたら、どんなことをしようか……と色々色々考えておったというのに、お主はっ!」
「自覚せよっ!」
「お主がお主でなければこんなところに来ぬわっ!」
「……ったく、こっそりと、耳と尻尾を消して遊んだこともあるというに、なんと薄情な……確かに、口調や仕草など、我特有のものが出ぬように気を付けてはおったが……たった一日ではあったが……覚えててくれても良かろうに……馬鹿者が」
少し待ち
「ふんっ!うるさいわっ!何が思い出した、だっ!そんな言葉が今更信じられるかっ!」
「我を愛せっ!我に尽くせっ!我に……
「……ふんっ……もっと、甘やかしてくれても良かろうに……せっかく嫁になったというのに、これでは全然
「……くっ、今更……頭など撫でおってっ!許さん許さんっ!」
「尻尾も撫でよっ!耳も撫でよっ! 我が満足するまで絶対に離さんっ!」
「……我が、お主の嫁なんだからな? 馬鹿」
指を弾く音
「……今、外界とこの家を隔離した。ここは完全に我らだけの空間じゃ」
「うるさいっ!今までないがしろにしたつけじゃっ!我を愛せよっ!我を慰めよっ!」
「……満足するまで、外界には出さんからな?」
「……ま、我も鬼ではない。とりあえずは10年、それくらい撫でてくれれば許してやろう」
「……ん?十年は長すぎ?」
「何を言っておる?十年など瞬またたく間であろう?」
「むしろ、妻として控えめな部類の甘えだと我は思っておるくらいだぞ?」
「ふん、心配せずとも腹が減れば我が飯を作ってやる。眠くなれば同じ布団で寝てやる」
「今までないがしろにした報いじゃなっ♪妻を存分に甘やかすのじゃぞっ」
耳元で
「拒んだら……」
囁き
「10年」
普通の調子で耳元で
「嫌と言ったら……」
再度囁き
「10年」
再度耳元で普通の調子で
「こんな調子で積み上げていくからな? 逃がしはせぬぞ♪」
「最短で出られると良いな?」
「……我は、いつまでになろうとも別に、構わぬがな♪」
「イチャイチャしようぞ?旦那様♡」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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