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再会したダウナーなヤンデレ同級生に知らない内に逆NTRされてた話
written by 泣きんぎょ
  • 純愛
  • ダウナー
  • ヤンデレ
  • 逆NTR
公開日2022年02月11日 23:36 更新日2022年02月11日 23:36
文字数
2528文字(約 8分26秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ダウナーヤンデレ同級生
視聴者役柄
惚れられてる男
場所
女の家
あらすじ
あらすじ

 彼女から振られたあなたは、昔からの知り合いである女性に飲みに誘われて……傷心だったこともあって、家へと言ってしまう。
 彼女は非常に物静かで何を考えているのか分からない……そんなあなたにとっては少しばかり苦手な子だった。
 それは、月日が経った今でも変わらず……少し居心地の悪い時間を過ごしてしまうこととなると予想したが……時が進むにつれて、酒の力が色んなものを押し流していき……
 今日までの悲しみ、寂しさ……それを彼女の前で語ってしまい……
本編
本編

「……久しぶり……どうしたの? こんなところで……」

「……そう、彼女に、振られたんだ……そう」

「それで……こんなところに、居るんだ……」

耳元で

「俯いてても、気分が落ち込むだけ……そうしてて、何か答えは、出た?」

少し待ち
 離れて

「……だよね。何も出ない……知ってる……そう、だろうな、って思ったから、声を掛けた」

「少し……上を向かせようと思って……」

「ねぇ?そうしてても……きっと、沈んでくだけ、だよ?」
 スーパー袋の音

「……ん……おいで」

「一緒に、飲も?」

「そうしたら……きっと……少なくとも、嫌な気分は忘れられる……そう、思うから」

「行こ」

 少し待ち

「……うん、冷たい……手だね」

場面転換
間を空けてから
扉を開く音

「ただいま……適当にくつろいでて……すぐ、準備するから……」

「……どうしたの? 早く、入って?」

「……ん?何、言ってるの?私は、構わないよ?」

「だから、ウチまで連れてきた……慰めたかったから、連れてきた……」

「それとも……私のウチじゃ、嫌?」

「来て欲しいから……一緒に、飲んで欲しいから、私は、呼んだんだ、よ?」

「……うん、遠慮しないで」

「私は、気にしないから」

「いいよ、このウチには私しか居ないんだから、遠慮なんてしなくて……」

「心行くまで、騒ご?」

「何も気にしないで、楽しくするのが……今、一番の治療薬だと思うから……」

 少し待って

「……うん、いらっしゃい……今日は、元気になるまで、付き合う、から」

「遠慮しないで……騒いでね」

 少し間を空けて
 缶を開ける音

「じゃ、乾杯」

 飲む音

「……ほぅ……美味しい……」

 つまみを食べる音(柿の種など良い音のする咀嚼音

「……あなたも、どう?」

 袋を振る音

「……うん、いいよ」

 少し待ち

「……美味しいね?」

「…………昔は、出来なかったけど……こういうのも、悪くない、ね」

「……うん、私は、楽しい……すごく……すごく、楽しい」

咀嚼音

「ふふふ……」

 何かに気付いたように

「……ん?どう、したの?私の顔に、何か、ある?」

「……そっか……それも、そう、かも……あの時は、高校生で、未成年だったから……こんなふうに一緒にお酒を飲む時が来るなんて想像も、しなかったもん、ね」

「うん……うん……そうだね……部活も……一緒だったけど、喋らなかった……」

「話すことが、なかったから……思い、つかなかったから……ただ、無言で時間を過ごして……」

「そう、だね……あなたは、居心地、悪そうに、してたよね……」

「でも……私は、悪くなかった、よ?」

「ただ、静寂がだけが支配する時間の中で……二人だけで一緒に居て……言わなかったけど、悪くなかった……居心地、よかった……だって……」

飲む音

「……ふぅ……お酒、ちょっと温くなっちゃった、かも……早く飲も?」

「そうするために……来たんだから……」

「いいよ……何を言っても……どんなことを言っても……私は、そのために、あなたをここ連れてきたんだから……」

耳元で

「元気になるまで、付き合うって……言ったんだから……ね?」

離れて

「大、丈夫……どんなに酔っても、どんなに、騒いでも……ここには、他に人は居ないから……好きに騒いで、暴れて……スッキリして、いい……」

「聞かせて……あなたの話を」

 少し間を空けて
 聞いてる感じで

「……ん……うん……そう……それは、つらいね」

「将来を、誓い合った仲だったんだ……好きだって、言い合ってたんだ……」

「うん……それなのに……急に、他の男に、取られて……そう……」

 頭を撫でる音

「よし、よし……つらかった、ね」

「誰かが情けないって、言っても……私だけは、慰めてあげる、から」

「よし、よし……よし、よし……」

 抱く音

「大丈夫……泣いて、いいよ?」

「今なら……泣き顔も見れないから……こうして……ぎゅぅって、抱いてるから……」

「思う存分、泣いて……いいよ?」

 慰める感じで

「……うん……うん……そっか……婚約指輪まで送ったのに……目の前で投げ捨てられたんだ……あんたなんか要らないって……ビンタまでされたんだ……」

撫でる音
「……大丈夫……大丈夫、だよ……私が、ここに居て、慰めるから……」

「ずっと、ずっと……元気になるまで……居るから……」

「よし、よし……よ~し、よし……」

「いいよ……ここでは……この、私の前では……そういう姿を見せても、いいから」

「うん……うん……」

 撫でる音
 少し間を空けて

「落ち、着いた?」

「……そう、よかった……」

「……ふふ、見て……胸元……涙と、鼻水で、ぐしょぐしょになっちゃった……恥ずかしい、ね?」

 耳元で

「……秘密に、しておいてあげる……感謝して、ね?」

 離れて

「……うん、じゃあ、飲も?」

「嫌なことや……つらいこと……吐き出したら、少し、楽になれたはずだから……飲んで、気分よく、なろ?」

「楽しく……楽しく……忘れるために、ね?」

 飲む音

「ふぅ……どう?嫌なことを全部、出した後のお酒は?」

「……そっか……そっか……うん」

 二回目の『そっか』だけ少し嬉しそうにしてイントネーションを変えて
 それから普通の調子で

「なら、もっと……もっともっと飲も?」

「今日は……記念日だから、ね?」

 飲む音

「……ふぅ……勝利の美酒……こういう、こと、なのかな……美味しい……」

「……ん?どう、したの?」

「……あぁ、さっきの、意味?」

「それは……そのまま、だよ?」

「私が…………高校生の時から大好きだったあなたを……」

耳元で

「……雌猫から取り返せた、その記念日」

離れて

「ずっとずっと……好きだった……けど、親の都合で、離れざるを得なくて……戻ってきた時には、彼女なんか、出来てて……つらかった……」

「けど……諦めない、のが……私の、モットー……だから」

「部活の時から、そうだった……よね?」

「暇だから……退屈だからって……稀にトランプとか、ボードゲームをやって……大抵は、一回でやめちゃうんだけど……ルールも分からない、初心者だから……負けちゃうんだけど……」

「ねぇ?」

「……私が……決着が着く前に諦めたこと、あった?」

「それと……同じ」

「私……諦めなかった」

「運命を、取り戻すんだって……頑張った」

「そして……後は、知っての通り……」

「全ては、私の思惑通りにいった……あなたは、私の傍で、笑ってくれた……」

「だから……」

耳元で

「ねぇ……離れちゃったせいで、奪われた時間……ここで、取り戻そ?」

「酔ってるからじゃ……ない、よ? 適当なこと、言ってない……」

「好きぃ……大好きぃ……ずっと、ずっとずっとっ……こうして、抱き締めたかった……甘えたかった」

「愛してるって……伝え、たかった……だから」

 離れて

「……うん、あなたが、お酒に弱いことも私は、知ってる」

「だから、こうして誘い込んだんだ、よ?」

「……大丈夫……抵抗しないで」

「今日……あなたから奪った幸せ以上の幸せを……私が与えることを約束するから……」

「私に……あなたの全て……ちょうだい?」


「大丈夫……元気になるまで、ずっと傍に居るから……元気になるまで……ずっと、ずっと、慰めてあげるから」

耳元で

「……脱がす、よ?」

「裸で暖め合えば……きっとすぐに元気になるから……一緒に……朝まで……ううん」

 囁き

「朝になっても……帰さないから、ね?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
再会したダウナーなヤンデレ同級生に知らない内に逆NTRされてた話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
泣きんぎょ
ライター情報
 ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
 細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
 また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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