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穏やかな午後
written by 山葵餅
  • 恋人同士
  • 甘々
  • ラブラブ
  • カップル
  • 彼女
公開日2022年04月02日 22:00 更新日2022年03月24日 22:24
文字数
1135文字(約 3分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
あらすじ
ある日、彼氏(視聴者)の家で過ごしていた午後。
彼氏はとても眠そうで・・・
本編
あれ、なんだか眠そうだね。
無理せずに寝てもいいよ。
久しぶりのちゃんとした休みだもんね。
大学に行ったり、バイトしたり、疲れてるのも当然だよ。
しかもお昼ごはん食べた後だしね。
彼氏の疲労を慮るのも彼女として当たり前のことだよ。
君だって私が疲れてたら寝かしてくれるでしょ?
それと一緒だよ。
私のことは気にしなくていいから、満足するまで寝といてよ。
今日は泊まりだし、君が寝てる間に晩ごはんの準備でもしてるよ。
それに読み差しの本もあるしね。
ほら、君が寝てる間に私にもすることもあるでしょ?
《視聴者のセリフ》
うん、それじゃあおやすみ。


とは言ったものの、さすがに2時間も寝られると暇になってきたかも。
そこまで凝ったもの作るつもりとかなかったし。
本もう一冊持ってくれば良かったかな。
最後の二十ページくらいしか残ってなかったしな。
あ、そうだ、部屋に行ってみよう。
今なら寝てるだろうし、何したってバレないでしょ、多分だけど。

お邪魔しまーす。
うんうん、よく寝てるよく寝てる。
これなら何しても簡単には起きないよね。
元々すぐに起きるタイプでもないし。
前は何回起こしても「もうちょっと」とか言って、なかなか起きなかったし。
それにしても本当に気持ち良さそうな顔で寝てるな。
こんな顔見せられたら、何かしようって気もなくなってくるよ。
それにいつもは恥ずかしくてできないけど、今なら君の顔に手を当てることもできるしね。
寝てるからだけど、前に触れたときよりあったかい気がするな。
さっきはあぁ言ったけど、本当は私のことなんて気にせずに寝たりしてほしくはないんだよ。
せっかく同じ日に一日休みを取れたのに、一緒に過ごせないのは寂しいよ。
私だってバイトもしてるんだし、いつもは短い時間しかデートできないんだよ。
私が一人でも大丈夫なように君との思い出がもっと欲しいな。
《視聴者が起きていることに気付く》
っていつから起きてたの?
《視聴者のセリフ》
私が入ってきたときから、って最初からだよ、それ。
それならなんで寝てるフリなんてしたの?
何する気なのかと思って、って彼女なんだから変なことしたりしないよ。
それで、その、全部聞いてたんだよね?
君に触れるのが恥ずかしいって言ったのは、君に触れてると表情筋が緩み過ぎてすごい顔になりそうで、それを見られるのが恥ずかしいっていう意味で。
それから君ともっと過ごしたいって言ったのは私のワガママとかじゃなくて、もうちょっと構ってほしいなって意味だから。
だから、その、そんなに気にしなくてもいいと言うか。
《視聴者のセリフ》
ちょっと出かけるか、っていいの?
君に休んでほしいのも本当なんだよ?
《視聴者のセリフ》
行きたくないのか、ってもちろん行きたいよ。
君と一緒にお出かけしたい。
それでどこに行くの?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
穏やかな午後
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
山葵餅
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