ある日演者のアルバイト先に偶然視聴者が訪れる。
その後、二人の話の展開は？

いらっしゃいませ。
って、先輩じゃないですか。
どうしてこんなところにいるんですか？　《視聴者のセリフ》
へー、先輩の家ってこの近くなんですね。
初めて知りました。
私、先輩の家って行ったことなかったですし、当たり前ですよね。
アルバイトをすると意外な発見があるものなんですね。
まぁ、早く買い物しちゃってくださいよ。
それと、これからもちゃんとこの店の売上に貢献してくださいね。


私がここでアルバイトを始めてからもう一ヶ月以上が経ったんですね。
なんと言うか、本当にあっという間のことでした。
ちゃんと働いて、ときどき先輩と話したりして、すごく楽しかったです。
それに給料ももらえました。
《視聴者のセリフ》
どうしてバイトしてたのかって、私は元々、お金を稼ぐためにやってたんです。
買いたいものがあったので。
ただ今は、この近くに先輩が住んでるんだってことを知ったので、続けてるんですよ。
あ、そうだ先輩、今度の休みに私の買い物に付き合ってくれませんか？
是非先輩の意見を聞きたいんです。
《視聴者のセリフ》
いいんですか、それじゃあ楽しみにしてますね。


先輩、お待たせしちゃいましたか？
私から誘っておいてなんですけど、こんな風に男の人と出かけるのって初めてなので、服を決めるのに時間がかかっちゃっいました。
それで今日買いたいものなんですけど、プレゼントなんですよね。
私、好きな人がいるのでその人にプレゼントしたいんです。
それと、その好きな人っていうのは先輩なので、先輩のほしいものを言ってくださいね。
《視聴者の表情が変わる》
あれ、すごく驚いてますね。
まぁそれも当然ですけど。
こんな雰囲気も何もないところで告白されたんですから。
けど、私が言ったことは本当なんですよ。
先輩の誕生日にプレゼントできるように、ちゃんとアルバイトもしてたんですから。
それに、呼び出してとか、改まってとか、私にも先輩にも似合いませんからね。
それじゃあ、買い物に行きましょうか。
私のことが好きでも、好きでなくても、買い物には付き合ってくださいね。
先輩に誕生日プレゼントを渡せないと、私がアルバイトをしていた意味が目に見えるもので残せなくなってしまいますから。
それと、買い物をしている間に告白の答えを考えておいてくださいね。
一応言っておきますけど、一回振られたくらいで諦めるわけじゃないので、あまり深く考えすぎなくても大丈夫ですからね。

本当にこれで良いんですか？
ちゃんとアルバイトしましたし、もう少し高いものでもプレゼントできますよ？
《視聴者のセリフ》
そうですか、これが良いんですね。
それじゃあレジに並びましょうか。
それで、答えは決まりましたか？
《視聴者のセリフ》
決まったんですね、ならプレゼントを渡すときにでも聞くことにしますね。

さて、プレゼントも手元にあることですし、答えを聞きましょうか。
先輩は私と付き合ってくれますか？

《1》先輩と付き合える場合
良かった、私と付き合ってくれるんですね。
それならこれは彼女からの最初のプレゼントですね。
それから、今日は二人の最初のデートの日でもありますね。
これから、たくさん思い出を作りましょうね。
けど、これからもデートに行くならお金は必要ですよね。
そうだ、一緒にアルバイトしますか？これならいつでも一緒にいられますよ。

《2》先輩と付き合えなかった場合
そうですか、今は私を彼女にしてくれないんですね。
それじゃあこのプレゼントは先輩のことが好きな、一人の後輩からの贈り物です。
その後輩が彼女になるんですから、私以外の誰かを好きになったりしたらダメですからね。
それから、私はまだあそこでアルバイトをするので、たまには会いに来てください。私から会いに行くだけっていうのは少し寂しいですから。

・台本（ゆるボイ！）
アルバイト
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山葵餅