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王子様系ヤンデレ生徒会長の逆NTR計画に気づいた時にはもう遅くて……
written by 堕罪サラ
  • 学生
  • からかい
  • 告白
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  • 色仕掛け
  • 調教
  • 罵倒
  • ボクっ娘
  • 年上
  • ヤンデレ
  • 先輩
公開日2022年05月04日 23:11 更新日2022年06月04日 10:17
文字数
3423文字(約 11分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
生徒会長
視聴者役柄
学生
場所
ショッピングモール➡生徒会長の家
あらすじ
付きあって一ヵ月の彼女と待ち合わせをしていたあなた。
しかし彼女は現れず、落ち込んでいたところ声をかけられた。
どうやら生徒会長だったようで……
本編
【ショッピングモール】

おや、こんなところで何をしているんだい?

ボク? ボクは君の学校で生徒会長を務めている者だよ。

買い出しに来たところ、
浮かない顔をしている君がいたから声をかけたという訳さ。

……君の質問には答えたぞ。

さぁ、次は君が答える番だ。

では聞くよ、君はここで何をしていたんだい?

//少し間を開けて
そうか、「待ち合わせをした相手が来なくて困っている」のか……

待ち合わせの時間は?

うんうん、ということは……

//驚いた様子で
もう一時間もオーバーしているじゃないか!?

//呆れた様子で
普通諦めて帰るだろ……

じゃあ、その待ち合わせ相手と君はどんな関係なんだ?

少なくとも赤の他人という訳ではないだろ?

ふむ、「付き合って一か月ほど」か……

もしかして君がお付き合いしているのは、君と同じ部活のあの子かい?

おいおい、顔に出てるぞ。

どうやらボクの推理は当たっていた様だ。

では、会長権限でこの事を次の生徒会新聞に……

はは、冗談だよ。

少し君を揶揄いたくなってしまってね……

おっと、話が逸それてしまったな。

要約すると君が落ち込んでいたのは、
交際相手に待ち合わせをすっぽかされてしまったから……という訳か。

どうした、何か訂正があるのか?

あぁ、何だそんな事か。

勿論、君から得た情報は一切他言しないと約束するよ。

分かってもらえたかな?

よしよし、聞き分けのいい子は好きだぞー。

しかし……君をこのまま放っておくのもなぁ……

乗り掛かった船とも言うし、どうにかできないものか……

うーん……そうだ!

埋め合わせと言ってはアレだが、君をボクの家に招待しよう。

ほら、君が鞄に付けているキーホルダー……

実はボクもこのアニメが大好きでね。

あれ結構マイナーな作品だろ?

周りに見てる人がいなくてさ……

え? 君もかい?

ハハッ、ボクたち少し似てるんじゃないか?

よく見たら靴の色も同じだし、何だか君とは気が合いそうだ。

……そろそろ行こうか、案内するよ。

どうした、まだ何かあるのか?

え? 「彼女に悪い」?

考えてみろ、そもそも君の彼女が時間通りに来ないのがいけないんだ。

誘ったのもボクだし、君に一切非は無いんだよ。

さてと、じゃあ気を取り直して……

はぁ、今度は何だ。

//少し間を開けて
「ここまでしてもらって申し訳ない」ねぇ……

じゃあ聞くけど、ボクが嫌々君を家に招いている様に見えるかい?

だろ? だから遠慮する必要なんてないんだよ。

じゃあ今度こそボクの家に……って、おっとっと!

予算が多めに出たからって、流石に買いすぎたかな……

すまないが少し持ってくれないか?

恩に着るよ、じゃあ行こうか。

(フェードアウト)


【生徒会長の家(1/2)】

(ドアの開閉音)

歓迎しよう、ようこそボクの家へ。

とりあえずそこの椅子にでも座っていてくれ。

あぁそれと、買い出しの品を運んでくれたお礼なのだけれど……

君さえ良ければ一緒にアフタヌーンティーとでも洒落込しゃれこまないか?

丁度昨日、美味しいお菓子が手に入ったんだ。

パリで作られた本場のマカロンとか、
発祥の地、オランダで作られたドーナツとか……

庶民的な物が良ければ、ボクが焼いたクッキーもあるぞ。

よし、決まりだな。

まずは紅茶を……おっと、茶葉が切れているな……

仕方ない、冷蔵庫に入っている紙パックのを……

うぅ、そういえば昨日の朝飲んだんだった……

ん? どうした、何を笑っている。

ギャップ? あぁ、そうか……

君は“生徒会長としてのボク”しか知らないのか……

いいか? ボクは君が思っているほど完璧な人間ではないんだ。

寝坊して遅刻ギリギリに投稿するなんて日常茶飯事、
テストは赤点スレスレだし、
課題は友達の物をよく写させてもらってる。

自分で言うのもアレだけど、
「ボクなんかがよく生徒会長になれたな」って思うよ。

正直に言うと他に適任者がいるんじゃないかって……

え? 君に声をかけた理由?

うーん……

なんというか、放っておけなかったんだ。

大した理由なんてないし、
何か見返りを求めている訳でもない。

さて、話を戻すが紅茶を切らしてしまってな。

かといって他の飲み物を出すのも気が引ける。

君は客人だからな、心からのおもてなしをしたい。

そこでだ、今から近くのお店で紅茶の茶葉を買ってくることにした。

5分程で帰ってくるから少し待っていてくれないか?

ありがとう、そこの本棚にある漫画は好きに見てもいいからな。

漫画を買い漁るのが趣味でね、ラインナップには自信があるんだ。

あと、ボクの部屋には入ってはいけないよ。

少し散らかっているからね。

とても客人に見せられる状態ではないんだ……

じゃあ行ってくるよ。

念を押すけど、絶対にボクの部屋に入らないでくれよ。

(フェードアウト)


【生徒会長の家2/2】

ただいまー、帰ったぞー。

ダージリンティーとアップルティーを買ったから好きな方を選んでくれ。

って、あれ? いない……

(物音)

ん? 今の音は……

もしかしてボクの部屋に……やっぱり。

//囁き
こんなところで何をしているんだい?

ふふっ、良い反応。

しかし……

あれほど“入るな”って言ったのになぁ……悪い子だ。

でも見てしまったからには仕方がない、説明しよう。

まずは今日の待ち合わせについて、
風紀委員に適当な難癖を付けさせ、彼女に大量の反省文を書かせる様にボクが裏で手を回した。

きっと彼女、疲れ切って君との待ち合わせどころじゃないと思うよ。

君と付き合ってしまったばっかりに……同情するよ。

次は君について。

この部屋の壁を見てもらえれば分かるだろうけど、
君の行動パターン、性格、人間関係、その他もろもろ、全て調べさせてもらった。

だから君が彼女を長時間待つのだって簡単に予想できたという訳さ。

ん? 理由? そんなの「好きだから」に決まっているじゃないか。

君がこの学校に入って来た時から、ボクは君に目をつけていた。

なのに何だ、あの女狐は。

君になれなれしく近づきやがって。

おまけに他の部員が見ている前で公開告白だなんて……

あんな状況、断れる訳ないじゃないか。

それに、ボクから君を奪うなんて許されていいのか?

良い訳がないだろ。

なぁ? 君はあの女に騙されている、そうだろ?

首を縦に振ってくれよ、頼むからさぁ……

そうか、ならば仕方がない。

(スマホを開き、画面を見せる)

この映像を見てくれ。

撮影場所は駅前の文具店で、映っているのは君の彼女だ。

//少し間を開けて
今、彼女が何をしたか分かったか?

そうか、「今見たことを認めたくない」様にも見えるが……まあいい。

サービスでもう一回見せてやる。

このあたりで再生速度を落として……

彼女の右ポケットをよく見ておけよ……

//少し間を開けて
ここだ、今彼女が何をしたか分かったか?

そうだ、よくわかっているじゃないか。

確か彼女、大学の推薦枠を狙っているんだったよな。

もしこのことがバレたら、
推薦枠がパーになるどころか退学になってしまうかもしれない……

君の態度によっては黙ってやっても良いのだが……

どうだ? あんな女狐なんか捨ててボクと付き合わないか?

//少し間を開けて
よしよし、聞き分けのいい子は好きだぞ。

それじゃあいい返事ももらえたことだし、
待ちに待ったアフタヌーンティーといきたいところだけれど……

それはまた今度にしようか。

目を見ればわかるよ、まだ君は心までボクに屈してはいない。

そのちっぽけな意地を今からへし折ってやるからな……

はぁ……ごめん、もう我慢できないや。

(押し倒す)

どうだ? 君の元カノはこんなことしてくれなかっただろ?

それにボクの方が胸も大きいからね。

この感触はボクでないと味わえない。

少しずつだけど君の心がボクの方に傾き始めているのを感じるよ。

でもまだ足りない。

これから君の全てをボクで染め上げてやるんだ。

たとえ君が泣いたとしてもやめてあげない。

自分から求めてくるようになるまで調教してやるからな。

あとはどうやって躾けていくかだけれど……

どうせボクが出かけている間に見たんだろ?

そこの箱に入っている道具の数々をさ。

選ばせてあげるよ、どれを使ってほしい?

手錠? 鎖? それとももっとハードな物をご所望かい?

//少し間を開けて
あのさぁ、ここで何も言わないってことは、
「何をされても文句を言えない」ってことなんだぞ?

分かっているのか?

まぁいい、まずはボクの身体で分からせてあげるとしよう。

それじゃあ早速、んっ……

(キス)

はぁ……ごちそうさま。

あれ? もしかして、もうスイッチ入っちゃった?

さっきまでの「彼女一筋」って感じが台無しじゃないか。

//囁き
ざぁ~こ。

ふふっ、声が漏れてる……可愛いなぁ。

ホントはもっと焦らそうと思ってたんだけど、
ボクの方が我慢できなくなってきちゃった。

でもこれ以上我慢できないのは君も同じだろ?

それじゃあ双方合意という訳で……いただきます。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
王子様系ヤンデレ生徒会長の逆NTR計画に気づいた時にはもう遅くて……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
堕罪サラ
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