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クリスマスだから年上彼女は我慢をちょっとやめる
  • 年上
  • クリスマス
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年08月25日 17:23
文字数
1103文字(約 3分41秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
年上彼女
視聴者役柄
年下彼氏
場所
指定なし
あらすじ
受験生のあなたは、年上の彼女に勉強をいつも見てもらっています。それはクリスマスであっても変わりません。恋人らしいことをしたいというあなたに、彼女は我慢しようと言いますがそう考えていたのは彼女も同じだったようです。
本編
(ペンを走らせる音)

うん、この手の問題もかなり解けるようになってきたね。

じゃあ次は……このページ、やってみて。

(クリスマスなのに勉強するの?)

(なだめるように)
クリスマスなのに勉強するのって、キミは受験生なんだから、むしろもっと追い込んでいかないとダメなのよ?

そもそも、私と同じ大学に行きたいって言い出したのはキミでしょ?

私だって、彼氏のキミと大学生活おくれたらいいなって思ってるんだよ。
だからこうして一緒に勉強してるんじゃない。

(クリスマスなんだから恋人同士らしいことしたい)

恋人らしいことしたいって言われてもねぇ。

じゃあ今、おうちデートしてるってことで。それじゃ、ダメ?

あっ、嫌そうな顔してる。
ダメかぁ。

でも、受かったらいくらでも遊べるんだから、今は我慢しようよ。

(しぶしぶ問題を解き始める)

うん、この調子で頑張ろうね。

(時間経過 夕方)

(丸つけのペンの音)
よしっ、全問正解。
頑張ったもんね、えらいえらい。
じゃあ、今日はこれくらいにしようか。

(いつもより早くない?)

いつもより終わるのが早い?
そうね、今日はこの後、レポートに使った本を図書館に返しに行こうと思ってたの。
キミも一緒に来て。

(楽しげに)
なんでって?いいから!

(外を歩く)

ひゃー、やっぱりこの時期は寒いね。
手がかじかんじゃう。

えいっ、キミの上着のポケットに手突っ込んじゃった。
へへへ、あったか~い。

(少し拗ねて)
ああ、もう、逃げないでよ。

お姉さんの手を温めてほしいな。

ふふ、ポケットの中で手を繋いでくれた。
やっぱりキミは優しいね。

(耳元でささやく)
そういうところ、好きだよ。

赤くなってる、かわいい。

(しばし歩いて図書館に到着 本を返す)

さてと、図書館に本を返したし、そろそろ時間ね。

(時間ってなんの?)

なんの時間かって?
すぐにわかるよ。

(電飾がパッと点灯する)

ほら!イルミネーション!
この図書館は、目の前の広場でイルミネーションやるのが恒例になってるの。

テレビでみるようなものよりこじんまりしてるけど、きれいでしょ?

(うん、とっても)

(からかうように)
こら、こういうときは『君の方がきれいだよ』って言うもんでしょ?なーんてね。

ちょっとこっち向いて。

(キスをする彼女)

いきなりでビックリした?
キミが恋人らしいことしたいって言ってたから、チューしちゃった。

それに私だって、キミとイチャイチャしたいの我慢してたんだからね。

今日はクリスマスだし、ちょっとくらい我慢しなくてもいい、よね?

ねぇ、次はキミからして?

(キスを交わす二人)

(家に帰ったら続きがしたい)

家に帰ったら続きがしたいって?
これ以上はだーめ、この先は来年までお預け。

代わりに、帰りにケーキでも買って、二人っきりでささやかなパーティーしようよ。

明日からも一緒に頑張ろうね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
クリスマスだから年上彼女は我慢をちょっとやめる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
メロンフランスパン
ライター情報
メロンフランスパンです。
甘々系中心にたまにヤンデレったりしてます。
完全に趣味なので、投稿は不定期ですがどうぞよろしくお願いします。
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